完璧じゃなきゃ意味がない?心が軽くなる!認知の歪みって何?
おはようございます!今日もメンタル筋トレしてますか?
今年こそは加湿器が欲しい、らいねこです!(=^ω^=)
乾燥してきたーー!
本日のテーマは「認知の歪み(ゆがみ)」について
「認知…?歪み…?うっ!頭が…!」という方、少し待ってください!
ちょっとだけ、話を聞いてください!
皆さんは、ダイエットや資格勉強を始めた時、
結局、三日坊主になってやめてしまったり、
職場では完璧な自分を見せなきゃと肩肘張っていませんか?
そんなあなたに読んでいただきたい記事になります!
「歪み」とは
歪みは「曲がったり、偏ったりしている状態」のことです。
例えば、鏡が歪んでいると姿が違って見えるのと同じで、
「本当の事実」がねじれて伝わってしまうことを「歪み」と言います。
「認知」とは
認知とは「誰にでもある、ものの見方のクセ」です。
例えば、私たちが何かを見たり感じたりするとき、
その情報を頭の中でどう理解するかを指します。
「あれ?これどっかで聞いたぞ?」という方、ありがとうございます!
そうです、以前紹介した「不思議なメガネ=スキーマ」に似ています。
スキーマってなんだっけ?
スキーマとは、考え方のベースになる物の捉え方です。
私たちは全員、異なる色眼鏡をかけてものを見ている、こんな感じです。
例えば、小さいころから褒められる経験が少ないと、
「自分には価値がない」というスキーマを持ちやすくなり、
無意識の前提として自分に対する見方が決まってしまいます。
「認知の歪み」とは
認知の歪みは、
スキーマを基にした「ものの見方のクセ」や「思考の偏り」です。
「スキーマが根本にあり、認知の歪みはその表れ」です。
例えば、「自分には価値がない」というスキーマを持っている人は、
ちょっとした失敗で「やっぱり自分はダメだ」とすぐに考えてしまいがちです。
「スキーマ」との違い
スキーマは「思考の根っこ」、認知の歪みは「表に現れる見え方のクセ」です。スキーマは根っこにあって、
「世界は自分に冷たい場所だ」というスキーマがあると、
人がちょっと冷たい態度を取っただけで「皆が自分を嫌っている」と
思いがち(認知の歪み)になります。
「認知の歪み」の種類
「認知の歪み」にはいろんなものがあります。その中からいくつか紹介します。
1. べき思考
自分や他人に「こうあるべき」「こうすべき」といった
強いルールを押し付ける考え方です。
例:「いつも完璧にやるべきだ」「他人は優しくあるべきだ」など。
2. 完璧主義
• すべてを完璧にしなければ気が済まない、少しのミスも許せない考え方です。
例:「失敗は絶対に許されない」「完璧にできなかったら意味がない」など。
3.白黒思考
• 物事を極端に「全部かゼロか」「成功か失敗か」といった二択で捉える考え方です。
例:「ちょっとでも失敗したら全てがダメ」「勝つか負けるかしかない」と考えてしまう。
「認知の歪み」の一例
資格勉強を始めようと意気込んだ時、
「キャリアアップするためには、資格勉強をするべきだ!」→べき思考
「また問題を間違ってしまった…自分には才能がないのかな…」→完璧主義
「昨日、勉強休んでしまったから、もう勉強はやめよう」→白黒思考
セルフチェック!
「認知の歪み」はセルフチェックできます。
「自分がどんな風に物事を考えがちかどうかを意識してみましょう。
例えば、「べき思考」を意識するようにして、
「〇〇すべき」を多く使っていないかを確認するだけで違いが出てきます。
認知の歪みを手放す簡単な方法は、 一度気づいた歪みに対して、
現実的な視点で「本当にそうだろうか?」と問いかける練習します。
例えば「一度のミスで全てがダメになるわけではない」と、
自分に言い聞かせるなどです。
「認知の歪み」に気づくメリット
「認知の歪み」に気づくメリット、私が感じたことをお伝えします。
1. 心が軽くなる
• 歪んだ考え方に気づき、「もっと柔軟に考えていい」とわかると、完璧を目指すプレッシャーや自分を責める気持ちが軽くなります。
例:失敗しても「次に改善すればいい」と思えるようになると、落ち込みにくくなります。
2. 対人関係がスムーズになる
• 「べき思考」や「白黒思考」を手放すことで、他人に対して寛容になれ、衝突が減ります。
例:「人はそれぞれ違う考え方がある」と理解できると、他人の行動に対してイライラしにくくなります。
3. 自己成長につながる
自分の考え方のクセを見直すことで、新しい視点を持ちやすくなり、自分の成長にもつながります。
例:「完璧じゃなくても挑戦していいんだ」と思えると、チャレンジする意欲が湧いてきます。
4. ストレスが減る
認知の歪みが減ることで、日々の小さなことに一喜一憂せず、ストレスが減ります。
例:白黒思考をやめると「少しずつ前進している」と感じられ、安定した気持ちが保てます。
最後に
気づきが改善の第一歩
実際、私が持っていた認知の歪みを紹介します。
・「長男なんだから、家族を守らないといけない」
・「親に心配をかけてはいけない」
・「会社を1日休んでしまった。毎日いけないなら、もうだめだ」
・「日記は毎日書かねば意味がない」などなど、
あげ始めたらキリがありません。
皆さんも考え方の癖に気づき、それを緩やかにすることで、
より心理的に軽くなることを体感してもらえると嬉しいです。
ではまた!
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