【就労・無期限　滞在許可】⑥就業→就労　1回目の移民局

必ず、移民局に呼ばれる

はじめに

以前公開していた2021年4月の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし個人の経験をまとめた事項であり、
イタリアの行政規律は頻繁に変更されます。
今回の内容は通常の手続きとは異なる為、
最新の情報は
管轄区域の移民局へお問い合わせの上、
必ず各自でお調べ頂きますようお願い致します。

移民局への招集

滞在許可の目的が何であれ、
移民局へは2回出向く必要がある。

• 第1回目：指紋採取と証明写真提出

• 第2回目：出来上がった滞在許可証の受け取り

第1回目の招集日（指紋採取）

第1回目の招集では、
提出書類のチェックと指紋採取を行う。

▶郵便局で手数料を支払った　際に
招集予定日が記載された用紙を
支払い証明書（ricevuta：領収書）と一緒に手渡されるので、
用紙、領収書、共に無くさないよう、注意。

なお、招集日は
こちらから日時を希望する事が出来ない。

移民局は

• 手続き日

• 受け取り日

と曜日ごとに業務内容を分けているはずで、
どうしても招集日に行けない場合は
該当する内容の別日に行く事が可能な場合がある為、
管轄区域の移民局へお問い合わせ下さい。

必要書類

第1回目の招集日に必要な書類は、

• 招集日が記載された用紙

• 郵便局での支払い証明書（領収書）

• パスポート（原本）

• 現行の滞在許可証（原本）

• 証明写真4枚（下記参照）

基本的に、▶就学目的の場合　も
就労目的の場合も
第1回目の招集に必要な書類は同じである。

証明写真は
必要書類リストに『4枚』と記載されているが、
実質2枚だけ（昨年と今年は1枚のみ）使用される事が多い。

※念の為、4枚携帯して移民局へ向かう事をお勧めする。

必要書類が不足している場合

該当書類にチェックを入れた不足物リストを渡されるので、
10日以内に書留郵便、もしくは
EメールでPDF形式のファイルを添付して提出する事。

※10年前はFAX指定だった。

追跡番号

第1回目の招集で必要書類を提出すると、
その場で
自身のNumero pratica（手続きコード）を渡される。
▶イタリア警察HPの滞在許可証ページ　で
この追跡番号を入力すると、
既に出来上がっているか、
まだ待つ必要があるか、確認可能。

ここまでで、全工程の半分が過ぎたところである。
残るは移民局への招集で、
2回目の招集で滞在許可証を手にする事が出来る。

第2回目の招集日（受け取り日）

滞在許可証が出来上がると、SMSで招集日の連絡が届く。
約1ヶ月後という事もあれば、突然3日後という場合もある。

指定日に都合がつかない場合は、
受け取り業務の別日に出向ける可能性もあるので、
各自、管轄区域の移民局へお問い合わせ下さい。

最新の情報は
必ず各自で管轄の移民局へご確認下さい。

参考サイト：
各申請フォームの例（大卒枠は、Modello V2）
▶イタリア政府　公式サイト

参考サイト：
▶CCNL Commercio: i livelli

▶在イタリア日本国大使館（ローマ）
▶在ミラノ日本国総領事館（ミラノ）
▶イタリア政府　公式サイト
▶イタリア警察　公式サイト
もしくはエージェント会社などに問い合わせる等、
最新の情報は必ずご自身でご確認下さい。

▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」

【滞在許可の変更、申請手続き】目次

▷▷就業→就労
①　目的変更
②　申請の流れ
③　オンライン登録
④　県庁からの招集
⑤　郵便局での支払い
⑥　1回目の移民局　　←今ここ。
⑦　2回目の移民局
⑧　就労滞在許可の受け取り

▷▷無期限
⑨　無期限滞在許可
⑩　申請の流れ
⑪　書類と支払い
⑫　書類不備