見出し画像

#208 目標設定が高すぎる人は自己肯定感が下がりやすいのか

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「目標設定と自己肯定感の関係」について整理していきたいと思います。

 最近、私の周りで起きていた気になっていたことを深堀りして考えてみるとどうやら自己肯定感が低いことが影響している可能性があることにたどり着きました。


毎年、この時期になると職場の忘年会が行われますよね。

うちでは、その年のすべての行事が終わった日程で、「我が家の忘年会」を実施しています。

ちょっとした美味しい物と普段よりもちょっといいお酒を用意して、その年の振り返りと来年度の抱負を子供たちも親も一人ひとりがみんなの前で述べます。

それをそれぞれが紙や手帳に書いておき、次の忘年会で見直しを行います。

家族からは大反発がありながら始めた企画でしたが、最近は恒例行事になってきました。


そこで、気づくことがありました。

当然ながら目標を達成している人とあまり達成できない人がいますよね。


目標を達成していない人に限って、「高い目標を掲げている傾向」にあることに気づきました。

もちろん「高い目標を掲げているからこそ、達成できない」という見方もできると思います。
そうすると高い目標を掲げたことを認めることもできますが、悪影響を及ぼす可能性もあると感じています。

高い目標を設定して達成できなかった時に、

1.挫折感を生む可能性

 目標が現実離れしすぎてしまうと、達成できなかったときに自分を責めたり、失敗感を強く感じることがあります。その結果、自己肯定感を下げてしまう可能性があります。

2.成功体験が不足する可能性

 目標が高すぎると成功体験を得る機会が少なくなります。達成感が得られないと、「自分はできない」という思い込みにつながることがあります。

3.プレッシャーが増す可能性 

 高い目標は、プレッシャーを増します。ある程度のプレッシャー(ストレス)は、行動を引き起こすために必要であると思われますが、過剰なプレッシャーは、モチベーションを下げ、自信の喪失につながる可能性があります。

高い目標は、向上心が高く成長するために必要なことである反面、達成できなかったときのマイナス要素があることを知っておく必要がありそうです。


では、なぜ高い目標を設定してしまうのか。

1.自分の現在地がわからない

 自分の現在の能力・状況を把握できていないために現実と目標の乖離が生じてしまう。(メタ認知)

2.完璧主義の傾向

完璧を求める性格やミスを許容できない心理状況の場合、「もっと高いレベルに到達しなければ」と感じやすい。 

3.他者評価に依存している

周囲の評価や成功体験から自分の価値を見出す人は、他人に認められるために目標を高く設定してしまう。

4.自分の価値を証明したい

「自分は特別な存在である」ことを周囲に示したいという心理が背景にある。

自分の能力が他者と比べ低いと感じ、今自分がすべきことを見失っている場合に目標が高くなりがちなのかもしれませんね。


今年一年、行動することにフォーカスをあててきました。

考えることよりもまずは行動すること。

そして考えてまた行動する。

その行動はなるべく小さなことから始める。

このことを徹底してきたつもりです。


「はじめの一歩はなるべく小さく」


家族がそれぞれいい方向に行くようにと思って開催した「我が家の忘年会」が、もしかしたら自己肯定感を下げさせてしまっている要因になっているようであれば改めなくてはならないと感じました。

そのうえで、自らの人生を自らが認めれれるように、こんなことを目標にするの思われてもいいから、なるべく小さな目標も設定できるように関わっていけたらと考えています。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!

tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!