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漢方薬の生薬、薬膳、消化酵素、そして腸内細菌をもっと体系的に整理し、『食』を考える!

昨日までのコラムで漢方薬と腸内細菌について、その有効成分がどのようにして体内に摂り入れられるか?を見て参りました。

この漢方薬の生薬と消化酵素、腸内細菌、そして、人が譲受する効能、これらをもう少し体系だてて見ていけないかなと思い、今後、私なりにまとめていければと思っています。

そして、腸内細菌検査や様々な栄養素の検査などを駆使して、人はいま何を食べるべきか?を導き出していきたいなと思っています。

いま、健康診断の基準数値や一般的な人が摂るべき栄養素の基準数値は、20代の青年も90代のおばあちゃんも、同じ基準で表記されています。年齢差だけでなく個人にとって数値が違って当然であるにも関わらず、それが当たり前のように表記されています。

これらの疑問を解決するかのように、栄養学も分子栄養学の時代に入り、遺伝子レベルから個人個人の栄養を考える時代に変わってきました。

また、腸内細菌検査においても、その検査結果をもとにそれぞれの構成比に応じた食を個人ごとに考え、人が消化酵素の働きにより栄養として摂り入れるものと対比しながら、腸内細菌を生み出し育てる時代が来ています。

食に関しては、通常、食卓に並ぶ食材はもとより、薬膳として明確に区分できるもの、生薬として区分されているもの、また、糖質、たんぱく質、脂質の3大栄養素だけでなく、ビタミン、ミネラルを加えた5大栄養素、そして、食物繊維と新しい栄養素フィトケミカルを含めた7大栄養素を考え、消化酵素と腸内細菌により生み出されるものを考えながら、食を考えるべきときが来ています。

昨日までのコラムは上記のことを踏まえつつ、必要なところを思い立ったそのときにランダムに書いて参りました。

明日からはテーマをもう少し明確にして、上記をより明確に踏まえながらコラムにしていけばと思います。

弊社が腸内細菌検査を行い、YouTube動画を配信しながら腸内細菌をもっと知っていただく活動をして参りましたが、私自身が国際薬膳師という立場でもありますので、今後は漢方や薬膳の要素を入れつつ腸内細菌との関連性を見て行きたいと思います。

消化酵素や腸活についてはまだ未知な部分が多々ありますが、色々な資料や文献を研究しつつ、わかりやすくお伝えできればと思います。