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主体的になろう。

こんにちは。ひろです。

学校もひと段落しそうなところまで進んできて、この土日は非常に読書に没頭することができています。

昨日は、新たに買った本を読み終えました。

原晋『改革する思考』

原晋さんは青山学院大学の駅伝監督で箱根駅伝で5回優勝に導いた名将で、自身は箱根駅伝未出場のランナーで、営業マン時代を経て、大学駅伝界に入り、新たな陸上のスタンダードを確立しつつある方です。

この本には、現在のウイルス禍をどう捉えるか、より人生を充実させるために必要なこと、より良い組織を作りために必要なことが書かれています。

その内容を一言でまとめると、「みんな、主体性を持とうよ」ということです。

私はこの本を読んで、現在猛威を振るっているウイルスは、私たちに当事者意識をもたらしてくれた。これをチャンスととらえるべきだと強く実感しました。

そんな中で特に私が強く感じた原晋さんの話が以下、2点です。

①不可能な理由でなく、何ができるか、どうしたらできるかを探す。

不可能な理由は簡単に見つかるし、生産性が低いということが理由です。これはウイルスには関係なく、今後必要になっていく考え方で、自身や社会に変化や成長を起こしていくために、不可能な理由探し、つまり、言い訳探しは時間の無駄です。

私の例でいくと、ウイルスの影響で外に出られないから、人と対話する機会がなくなってしまったと考えて終わりにはせず、本を読んで多くの人に¥の知恵を学ぶことや、オンライン開催のイベントをより多く参加してみる。その中で、講師に質問したい時に、みんなの前で勇気を出す必要がなくなりました。オンラインならチャット機能で質問できるというオンラインならではの利点を得ることができたからです。「不可能なことに悲観するのではなく、動ける範囲の中でそう動くか。その上でどのように枠を広げていくか」という考えが今後特に重要になってくると今回感じました。


②空気を読む必要はない。黙って従うのはやめよう。

この理由は、一人一人が発信した意見こそが、改革を起こすものための貴重な足掛けとなるからです。

前に読んでいた、『あなたの知らないあなたの強み』には、日本人は保全性、受容性の高い人が多いとありました。そのことから考えて、日本人には、嫌われないために空気を読んで何も発しない人が多いということが言えます。しかし、主張しなければ変わるものは変わらないし、全体のアイデア生産には全くつながりません。

自分が主張して、批判されたら、「そんな考えもあるんだ」と受け入れればいいし、「じゃあその批判を乗り越えるために必要なことは何なのか」という次のステップに進むことができます。

「なんでそんなことするの?」という日本人特有の見方は、おそらく当事者である私たちですら良いイメージはもっていないはずです。「なんでそんなことするの?」という思考より「なんでやらないの?」「可能性があるならまずはチャレンジしてみようよ」という主張をみんながもつことで、頭の良い日本という国はもっと発展していくんだろうし、私たち若い世代がそういう思考へと導いていくべきなんだと思います。なので、常にあらゆることに疑問をもって接することで、ただ単に情報を集めるだけでなく、自分なりに加工して当事者意識を強め、自身の考えをぶつける習慣をつけていきたいです。



上記の力を高めていくことによって、今後のさらなる時代の変化においても、柔軟性や復元力を養っていけるのだと思います。今回のウイルスはそれを強く感じさせてくれるきっかけを私たちに与えてくれました。主体性、当事者意識をもって今後の世界の試練に立ち向かっていきたいです。

今後の時代を担う覚悟をもって、原晋さんの言葉を受け取り、実行します。


それでは本日もご一読いただきありがとうございました。また明日もよろしくお願いします。

(私が過去に原晋さんの本を紹介した記事がこちら)


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