#60 「アスパラガス」のガチ解説
ついに、noteの記事数が60記事に到達しましたーー🎉🎉
まだまだ更新頻度が少ないですが、今年はもっともっと記事をコンスタントに更新していけるように頑張りたいと思います!
ということで、今回の記事は「アスパラガス」について!
「アスパラガス」は、特に減量中の方が鶏胸肉などと一緒に食べているイメージがありますが、果たしてどのような栄養素を持っているのか。
そのような効果が期待できるのか?
なぜ、減量中の人が「アスパラガス」を食べるのか?
解説していきたいと思います!
○「アスパラガス」とは?
「アスパラガス」は、地中海東部が原産とされるユリ科の植物で、地上に伸びてくる新芽の茎を食用とします。
種を植えてから2年〜3年経たないと収穫できるまで成長しない植物ですが、一度芽を出すと、その後10年間くらいは同じ株から芽が生え続け収穫ができます。
原産地である南ヨーロッパからロシア南部では、古くから自生していたそうです。紀元前200年ごろには、ギリシャやローマで栽培が行われていて、食用の他に薬としても利用されていたそうです。
17世紀以降になると、移民によってアメリカにも伝わり、広く栽培されるようになりました。
日本へ渡ったのは、江戸時代後半。
明治時代初期に北海道開拓に伴って食用の種子が導入され、1920年ごろから本格的に栽培がスタートしました。当時は、『ホワイトアスパラガス』がメインで、昭和40年以降になると『グリーンアスパラガス』が好まれるようになりました。
また、「アスパラガス」には、緑色のものと白色のものがあるのは知ってますか?
いわゆる『グリーンアスパラガス』と『ホワイトアスパラガス』のことです。
この違いが何かは知ってますか?
『グリーンアスパラガス』は、芽が出てもそのまま日光に当て続けるので、葉緑体がたくさん作られ、緑色になります。
一方、『ホワイトアスパラガス』は、芽が出る春先に土を盛り、芽に日が当たらないようにしながら伸ばすことで、色が白の状態で栽培ができます。
味的な違いは、『グリーンアスパラガス』の方が、やや青臭みがありますが、その分栄養価は高く、”カロテン”なども多く含まれています。
『ホワイトアスパラガス』は、食感が柔らかく、ほんのりと甘みがあり、『グリーンアスパラガス』のような青臭さがありません。
食べやすい代わりに、栄養価は『グリーンアスパラガス』より劣るという特徴があります。さらに、栽培に手間がかかる上、傷みやすいことから流通量も少なく、価格もやや高めです。
ちなみに、「アスパラガス」の生産量が最も多いのは、北海道で4,210tもの収穫量があるそうです。
「アスパラガス」の旬の時期は、春〜初夏にかけてが最も美味しく栄養価も高い状態です。
「アスパラガス」は春先に芽を出し、秋頃まで収穫ができます。最近は、栽培方法の多様化により、冬でも少量出荷され、輸入物も合わせて通年販売されていますが、やはり最も良い時期は春〜初夏です。
旬の食材を食べることは、栄養面から見ても非常に良いので、覚えておくと良いと思います。
「アスパラガス」を選ぶ際に注目すべき点は
①茎が真っ直ぐ伸びている
②茎に張りがあり、瑞々しいもの
③穂先は開いておらずよく締まっているもの
④ハカマ(茎にある三角形のもの)が正三角形のもの
⑤重みがあるもの
これを見ながら選ぶと鮮度が良く、生育状態も良い「アスパラガス」を選ぶことができるでしょう。
○「アスパラガス」の栄養価・効能について
「アスパラガス」には、どのような栄養があるのか。
ここを理解すると、減量に「アスパラガス」が良い理由がわかると思います。
・アミノ酸
「アスパラガス」には、アミノ酸がたくさん含まれています。
中でもアミノ酸の一種である『アスパラギン酸』が多く含まれています。
『アスパラギン酸』は、新陳代謝を促し、疲労回復やスタミナ増強にも効果があるとされるアミノ酸です。
また、利尿作用により、腎臓や肝臓の機能回復にも効果があると言われています。
・ルチン
『ルチン』は、主に「アスパラガス」の穂先部分に含まれるフラボノイド色素の一種です。
『ルチン』には、血管を丈夫にする効果があるとされていて、結果として、高血圧や動脈硬化の予防につながる成分になります。
・ビタミン
続いて、「アスパラガス」に含まれるビタミンの種類ですが、
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ナイアシン
葉酸
パントテン酸
ビタミンC
ビタミンE
ビタミンK
などが含まれています。
さらに、特徴的なのが『カロテン』の含有量が非常に多いということです。
『カロテン』は、ビタミンAに変換されるプロビタミンAの一つである『βカロテン』のことです。
ビタミンAは、抗酸化作用があったり、肌や粘膜などを正常な状態に保つなどの効果があります。
・ミネラル
「アスパラガス」には、ミネラルも含まれますが、ビタミンほど含まれる種類は多くありません。
「アスパラガス」に含まれるものとしては、
ナトリウム
カリウム
カルシウム
マグネシウム
リン
鉄
です。
特に『カリウム』の含有量が多いです。
『カリウム』は、体内のナトリウム量をコントロールしてくれます。
つまり、むくみなどの改善に効果があるため、ダイエットなどで見た目をシュッとしたいときにはおすすめの栄養素だと思います。
他のミネラルも、比較的不足しがちなものが多いので、「アスパラガス」は良い食材かもしれませんね。
また、『マグネシウム』に関しては、おそらく『グリーンアスパラガス』の場合は含まれている。『ホワイトアスパラガス』は、もしかしたら含まれていないかもしれません。
というのも、緑色になるには”クロロフィル”というものが含まれている場合が多いです。この”クロロフィル”の中心には、”Mg”、つまり『マグネシウム』が存在しています。
「ホワイトアスパラガス」は、緑色をしていないため、”クロロフィル”が存在しない可能性が考えられます。なので、『マグネシウム』は含まれていないかもしれません。
「アスパラガス」の特徴として、茹でたり、炒めたりしても栄養価が出にくいということが挙げられます。
つまり、どのような調理方法でも含まれている栄養素をある程度しっかりと摂取することができるということです。
調理法方法を気にしなくていいという点は嬉しいですね!
「アスパラガス」のその他の効能としては
風邪予防、貧血予防、ガン予防、脳梗塞・心筋梗塞予防などにも効果があると言われています。
○「アスパラガス」を食べすぎると・・・
今度は「アスパラガス」を食べ過ぎた場合に起こることについて解説します。
まず、真っ先に挙げられるのは『尿の臭いがきつくなる』ということ。
その臭いには、”白ワインみたい”、”茹で卵のような臭い”という人もいるそうです。
これの原因は、『アスパラギン酸』です。
『アスパラギン酸』は、体に入った後に硫黄含有物質に分解され、腎臓経由で尿と一緒に排出されます。そのため”茹で卵”のような臭いがすることがあります。
あとは、『尿酸値が高い人』も食べ過ぎには注意が必要です。
実は「アスパラガス」の穂先にはプリン体が含まれています。
このプリン体が体内で分解されると”尿酸”になります。
”尿酸値”が高くなると、痛風や腎臓系疾患(腎臓結石など)などの原因になる場合もあるので、注意が必要です。
※ただし、”尿酸”も体には必要な成分です。過剰になり過ぎないようにしましょう。
「アスパラガス」の解説は以上で終了です。
「アスパラガス」について、詳しくなりましたか?
食材に詳しくなることは、健康作りには欠かせません。
ぜひ、他の記事も見てもらって、様々な食材に詳しくなりましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました😊
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それは、無人販売で売られてる野菜をお金を払わずに持っていくような人と一緒ですからね!!笑
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