見出し画像

コロナで気づいた、実家への思い

生まれてこの方、お盆休みというのを経験したことがないのですが、本日がお盆終了日なんでしょうか?
お盆=帰省がセットなので、この時期あるあるな話を書きたいと思います。
タイトルに反して(?)心温まる話ではないです。

「実家帰らなくていいの?」

実家疎遠民としては、この言葉、毎度毎度、盆暮れ正月と、ほんとーーに余計なお世話ですよね。
この言葉を聞くと、どう返すのが一番なのかいつも考えてしまうんです。
定型あいさつ文程度にしか思っていない人に、親子仲悪いことを伝えて困らせるのも嫌だし、お説教染みたことを言われるのも嫌。
言ってきた人も悪意ないのはわかっているので、責めるようなことを言うのも嫌なんですが、それでも実家に帰るかどうかなんていちいち聞かないでいいのに。というのが本音です。

コロナ禍でうれしかったこと

コロナ禍のGWや年末年始に最高だったのが、人生で初めて…「実家帰れなくて残念だね」と声をかけられたことでした。
帰らないの?を言われないのが楽でうれしかったのもあるのですが、初めて帰らないことを肯定されたような気持になりました。
そしてこの時気づいたんです「私、実家に帰りたかったんだけど、帰れないんだ」と。
それは、コロナのせいじゃなくて「本当は帰りたいのに、親と仲が悪くて帰れないことを悲しんでいる」ということに気づかされたのでした。
世間では普通「親に会いたい=実家に帰る」という公式が成り立っているので、私は「親に会いたくない=実家には帰りたくない」だと思っていたんですが、そんなことなかったんです。
「親に会いたくない>実家に帰りたい」だったので、「帰れなかった」のでした。

本当は会いたい?

「親だもん、子どもには会いたいと思うもんだよ」とよく言われますが、私だって会いたいですよ「理解してくれて、会いたいと思える親なら」
でも、私の両親もきっと「理解してくれて、会いたいと思える子なら」会いたいと思うんだと思います。
今の私が、もう自分たちの言うことを聞いて思い通りに動くような存在ではないことを理解しているので、昔のように会いたいとは思っていないのです。
なので、「お互いにとって都合が良い人なら、会いたい」が正解なのかと思います。

ベストアンサーは?

私の「帰らないの?」へのアンサー集で終わりにしようと思いますが…
まず、親しくなっていくことが予想される人にはあらかじめ、両親とは疎遠なことを伝えておくことは後々楽になると思います。
「親とはそんなに仲良くなくてーー」くらいで十分です。
しつこく聞いてくる人もいるのでしょうか?
仲良くないアピールをすると、「帰らないの?」と聞かれることはかなり減ります。
次に取った手段は「帰ると結婚しろってうるさいんですよ!」これです。
世間では、「結婚にとやかく言うのはタブー」ということは浸透してきているので、苦笑いとともに聞かれなくなります。
あとは、距離が遠くて帰るの大変とか、仕事が忙しいとかそんなところでしょうか。


ちょっと中途半端になってしまいましたが…
私がかつてそうだったように、連休でいろいろなストレスを受けてる人がいるのかな?なんて思ってこの話を書きました。
家族の形や距離はそれぞれですし、形を作っていない家族だってあります。
くっつくほどの距離がベストな人も、銀河のかなたに行ってしまうほど遠い距離が良い人も。
連休で、疲れ切ってしまった人がいたら、心からお疲れさまでした、これからよーーく休んでくださいね。と、お伝えしたいです。
今日もお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集