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【そこに愛はあるんか?】
ワーグナー「ニーベルングの指環」では、社会通念に従うよりも愛が大事なんだと言っているようだ。
(兄妹を愛すことの何がいけないの?)
オスカーワイルド「サロメ」もやっぱり愛でしょっ❤️と言いたいが、それは社会に認められぬのだ。
それに従うことは、悪なのだ、
と言っているような。
(預言者ヨカナーンよ、固いこと言わずサロメに目を向けてあげさいよ)
ボードレール『悪の華』も同じことをいいたいのではな
【ボードレール幻影年譜】
〈1821年〉
今から200年前
ナポレオンが亡くなった年
🇫🇷パリにて生まれる。
父 62歳
母 28才
年齢差 34
✴︎子供にとって若い母親は、より近い関係を求めてしまうものなのか?
カズオ・イシグロ『夜想曲集』を読む
イシグロの作品は好きだと思う。
『クララとお日さま』は、オーディブルで聞いたが、とても印象的な感じが残った。小説も読んでみたいが、まだ手が出なかった。
今回、短編集を読んだが、五つの作品が音楽作品の様で楽しく読めた。
特に最後の章『チェリスト』は、ずっと音楽がこころの中で奏でられているような、寂しさがあり、好きだと思った。
オスカーワイルド『サロメ」音読会
今度、サロメの音読をすることになった。
音読とはいうが、中身は演劇風音読、配役を各人に振り分けての読み会である。
初の試みであるが、何か楽しみである。
各人どんな読み方をするのか、どの訳本を読むのか、素人ながら結構 おもしくなりそうな感じがする。
私も音読にはちょっと気になっていたが、役を演じることに面白みを感じていたのだなぁと、今ごろ気づいた。
だが、役を振る人は大変です。これは演出家