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#読書日記
正しい意思決定をするための「心の物差し」
「Integrity」を「真摯さ」と訳したのは、
ドラッカーの著作の大半を翻訳された
故・上田惇生先生である。
英語の言葉そのものも、なかなかなじみの
ない単語である上、充てられた訳語も、
日本人が普段頻繁に使う言葉ではないため、
その意味するところを理解する人はかなり
少ないような気がしている。
しかしながら、この「Integrity」あるいは
「真摯さ」は、ビジネスパーソンとして
極めて重要
「原始思考法」の衝撃
1991年というと、私が高校を卒業した
年にあたる。
振り返れば、その年はバブルが弾けた
年でもある。
当時はまだ、それがバブルだったと
いう認識が社会に行き渡っておらず、
じわじわと時間をかけて
「あれはバブルだったのだ・・・」
という共通認識が形成されていった
ように記憶している。
そんな1991年の頭に、一冊の本が
講談社から出版されていた。
齊藤令介著『原始思考法』である。
(絶版のた
『クライシスマネジメントの本質』
今年は、東日本大震災から丁度10年
という節目の年であった。
3月11日、多くの人が10年前を振り返り、
色々なことに思いを致したものと想像
している。
このタイミングに間に合わせる形で、
極めて大きく、かつ重いテーマに
挑んだ、「鎮魂の書」とでも言うべき
大作が上梓された。
西條剛央さんの著作、
『クライシスマネジメントの本質
本質行動学による3・11
大川小学校事故の研究』
である。