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自己分析テスト!人間のゆずれない芯『キャリア・アンカー』とは

キャリア・アンカーとは、個人が会社の価値に染まるのではなく、個人が独自のゆずれない価値観に従って行動することをあらわします。

かんたんにいうと、絶対にゆずれない価値観のことです。

今回は、自分のゆずれない価値観がわかる『キャリア・アンカー』について紹介していきます。

キャリア・アンカーとは?

キャリア・アンカーとは、エドガー・シャイン教授(組織心理学者)が提唱しているキャリア形成の概念で、個人が会社の価値に染まるのではなく、個人が独自のゆずれない価値観に従って行動することをあらわします。

アンカーとは、錨を意味しており、船をつなぎとめて安定させるようなイメージで、自分の芯となる価値観を指します。

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エドガー・シャインは、組織心理学の生みの親とされる人物で、陸軍病院ににおける捕虜復帰員の洗脳強化の研究を行っていました。

また、従業員に対して会社の価値がどのように染まっていくのか?を研究し、8つの価値観に分けることにしました。

キャリア・アンカーは、労働者の価値観がわかるようになるので、人事部や経営者などが、人材を評価する際に使用されていることもあります。

ゆずれない価値観を見つけるテスト

キャリア・アンカーのゆずれない価値観は、次に紹介する8種類の価値観の中にあると思いますので当てはまっているものをチェックしてみてください。

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あなたのゆずれない価値観がはっきりするかもしれません。
ちなみに就活生が自分の強みを見つけるときにも活用されています。

◆8種類の価値観

①特定分野:特定の業界、職種、分野にこだわるスペシャリスト

②全般管理:総合的な管理職を目指し、組織全体の様々な経験を求めるゼネラリスト

③自立/独立:制限や規則に縛られず、自由で独自の方法や裁量で取り組めることを重視する

④保障/安定:生活の保障や安定を大切にすること。経済的に安定できることを第一とする。

⑤起業家的創造性:新しいアイディアを創造し、起業や独立などを意識して取り組むことを望む。

⑥純粋な挑戦:いままで経験したことのないことに取り組んだりチャレンジすることを求める。

⑦奉仕/社会貢献:仕事のうえで人の役に立っていると思えることを大切にする。

⑧生活様式:仕事生活とその他の生活との調和・ワークライフバランスを重要視する。

いかがでしたか?当てはまっているものはありましたか?

他人に縛られたくない人もいれば、安定した生活が第一の人もいますし、お金よりも人の役に立ちたいという価値観もあるのです。

わたしは、③自立/独立:制限や規則に縛られず、自由で独自の方法や裁量で取り組めることを重視していることがわかりました。

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きっと、ブラック企業でがんじがらめにされていて、自分の人生をムダにしたと思う経験が強くあったからだと思います。

キャリア・アンカーは、人によって違うので自分を知るために役立つ概念です。

最後に

今回は、自分のゆずれない価値観がわかる『キャリア・アンカー』について紹介しました。

キャリア・アンカーとは、エドガー・シャイン教授(組織心理学者)が提唱しているキャリア形成の概念で、個人が会社の価値に染まるのではなく、個人が独自のゆずれない価値観に従って行動することをあらわします。

かんたんにいうと、絶対にゆずれない価値観のことです。

アンカーとは、錨を意味しており、船をつなぎとめて安定させるようなイメージで、自分の芯となる価値観を指します。

キャリア・アンカーのゆずれない価値観は、8種類あるので1つづつチェックすることであなたのゆずれない価値観がはっきりするかもしれません。

キャリア・アンカーは、労働者の価値観がわかるようになるので、人事部や経営者などが、人材を評価する際に使用されていることもあります。

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