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アナタはどっち派?サボるX理論とまじめなY理論

X理論は「人間は怠けもの」と考え、Y理論は「人間は信頼するもの」をあらわしています。

X理論とY理論は、アメリカの経営心理学者マクレガーが提唱した理論で、労働者の性格が生産性に影響を与えると考えたものです。

今回は、サボるX理論とまじめなY理論について紹介していきます。

マクレガー

マクレガーは、アメリカ合衆国の心理学者でマサチューセッツ工科大学教授です。

経営学についての研究を行い、経営には労働者の2つの性格「X理論とY理論」が大きな影響を与えると発表しました。

X理論(なまけ)とY理論(まじめ)


X理論とY理論は、アメリカの経営心理学者マクレガーが提唱した理論で、労働者の性格が生産性に影響を与えると考えたものです。

X理論は「人間は怠けもの」と考え、Y理論は「人間は信頼するもの」をあらわしています。

X理論(なまけ)


X理論では、人間を自己中心的な「なまけもの」とみる「人間なまけ論」として労働者の性格を結びつけました。

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会社組織内のX理論労働者は、監視をしていないとサボるので生産性が下がると考えられ、ムチを打つことが大切だとされています。

わたしは、恐い上司のもとで働いていたときに怒られるのが恐くてハキハキ動いていましたが、上司とシフトがかぶらないときにはサボ・・・ノビノビしていた記憶があります。

Y理論(まじめ)

Y理論では、人間は本性的に「責任感を持つ働きもの」である「人間信頼論」として労働者と結びつけました。

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会社組織内のY理論労働者は、仕事を任せておくだけでノルマに向けて行動してくれるので、ほめて伸ばすことが大切だとされています。

一方で成果をあげた労働者をしっかり評価をしてあげないと、「だれがやっても同じだろ」という気持ちになってやる気が下がることがあります。

わたしは新卒1年目でいい成績をだし、翌年の給与は5,000円UPしました。
恐ろしいことにわるいの成績の人でも3,000円もUPしたのです。

経営にいい影響を与えるのはどっち?


マクレガーは、どっちが経営にいい影響を与えるかを決めていました。

マクレガーは、「人間は生まれながらにしてより成長しよう、自分の持てるものを最高に発揮しようという自己実現の動機づけを持つ存在である」と「欲求5段階説」を発表した心理学界の大物マズローに影響を受けていたのでY理論(まじめ)を勧めています。

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マクレガーの研究の結果、人間を信じてほめて伸ばしたほうが経営がうまくいくという結果になったのです。

Panasonicの創業者松下幸之助も、「人は叱ったよりも、ほめたほうが結局は伸びた。」と言っていました。

アナタは、サボる派とまじめ派どちらでしたでしょうか?

「士たるもの、己を知る者のために生きる」


わたしも人間は、ほめたほうがよいと思います。

そう思った中国のあるエピソードを紹介します。

中国には「士たるもの、己を知る者のために生きる」という言葉があります。

むかし、国を救うために敵国の王様を暗殺することをお願いされた男がいました。

依頼主は、男の面倒を見ておりましたが、敵国に殺されてしまいました。

依頼主はいつも男の実力を認めて優しくしていたので、男は敵国の王様を暗殺することを決意しました。

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男は1度暗殺に失敗し、逃走しますがお尋ね者になってしまいます。

しかし、男は依頼主の恩に報いるために毎日顔に炭を塗り、刃物で傷をつけ人相をボロボロに変えてまで暗殺に向かいます。

惜しくも暗殺は失敗しますが、敵国の王は何度も襲撃してきた男に感心して自分の着ていた服を男に与え、代わりにズタズタにさせたあとに自殺させました。

この話が伝えたいことは、「ほめて認めてくれる人に応えて、全力で頑張る人がいる」ということです。

監視してムチを打つよりも、ほめて伸ばすほうがお互いに得ですよね。

敵国の王様も男気あるから3人とも素敵な話になってますしね。

最後に

今回は、サボるX理論とまじめなY理論について紹介しました。

X理論とY理論は、アメリカの経営心理学者マクレガーが提唱した理論で、労働者の性格が生産性に影響を与えると考えたものです。

X理論は「人間は怠けもの」と考え、Y理論は「人間は信頼するもの」をあらわしています。

マクレガーは研究の結果、Y理論「人間を信頼してほめること」がよいと考えていました。

アナタの考え方は、どちらの理論派でしょうか?ゆっくり考えてみてくださいね。

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沼ペンギン
80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!

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