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そうだ 僧侶、なろう。9 自立篇
離婚後、とにかく途方に暮れていました。
将来に対する不安に押しつぶされそうで、本当にキツかった。
特に経済面。
ライフプランを立てると、到底、無理で。
老後のことを考えると、もうきつくてきつくて。
小学校低学年の頃、帰国子女だった私は、いじめに遭っていました。
引っ越し後、小学校高学年では、全国的にいじめが流行り、「いじめ自殺」についてよく報道されていました。
ご多分に漏れず、引っ越し先の小学校でも、私はいじめられ、逆に、他人をいじめることも強要されていました。
さらに、小学校高学年で既に身長が163㎝あってランドセルが似合わなかった私は、変質者に目をつけられ、下校途中に、性被害に遭い、誘拐されそうになりました。
逃げて帰ることができましたが、このことは、元夫に結婚前にようやく打ち明けられたくらいで、長年、誰にも言えませんでした。
母親には、30代になってから伝えましたが、その時も泣いていましたね。
今も泣きながら書いています。
五ノ井さんやジャニーの被害者の方々の勇気には、頭が下がるばかりです。
いじめられ続けて、人格否定をされ、性被害にも遭い、
「あー、自分、いなくていいな」
って、そりゃ思いましたよね。
自殺を考えました。
でも、母親が愛情深い人だったので、
「この人を悲しませてはいけない。」
と思い、
「母親のために生きよう。」
と踏みとどまりました。
離婚協議中に、元夫に人格を否定されたので、同じようなマインドに陥りました。
「あー、自分、いなくていいな」
って。
そういう時に限って、シングルマザーが3人の子供たちと一緒に車で海に突っ込んで亡くなったというニュースを見たりして…。
いや、それはないね、と。
3人の子供達は、私の一部であり、宝ものなので。
一緒に死ぬとか、あり得ない。
この子達が巣立つまでは、絶対に生きないといけないと思いました。
そこで、思い出したのが、大学時代の授業で聞いた
「年老いた夫婦が車の中で何日も過ごし餓死した話」。
社会には見えない階級格差があるとかないとかの講義だったような?
結局「人生100年時代」とか言われちゃってる現代で、老後のことまで考えると、とにかく経済的にやっていける自信がどうにもなくって、何から手を付けていいのか分からず、途方に暮れていた。
だったら、せめて、子供たちが巣立つまでは生きて、その後は、家のソファで餓死しよう、と。
その年齢が56歳。
よし、とりあえず、56歳までだ。
56歳までのことだけを考えればいい。
その後のことは考えない!
↓このことを考えるとき、いつも、このクモのことを思い出します。
そう思ってから、やっとこさ、動けるようになりました。
そして、ちょこちょこ組織で働いてみましたが、相変わらずダメでしたね…。
どう足掻いても、3人の子供の育児と仕事を両立できる気がしませんでした。
いかにお金を稼ぐことが大変なことか、いかに自分が元夫に依存して「自立」と程遠かったかも思い知らされました。
そんな中、会社員時代の上司Iさんが、翻訳の仕事を紹介してくれて、ハッと自分には「自己完結型の仕事」しかないなと気付かされました。
そして、紆余曲折あって、離婚後3年経った頃に、やっとこさ、英語塾を開くことで、贅沢はできませんが、「足るを知る」で、最低限の生活は営むことができるようになりました。
この頃、ようやく、涙はひいていきましたね。
ちなみに、3人子持ちのひとり親の場合、住民税非課税世帯でいるか、めちゃくちゃ稼ぐか、の二択になります。
中途半端に稼ぐと、一番お金が出ていって、立ち行かなくなるからです。
仕事と育児の両立を考えた場合、必然的に前者を選ぶことになりました。
めちゃくちゃ稼ごうとすると、↓くらいやらないと無理なので💦
そもそも仕事できない私には無理💦
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日めくりカレンダー(笑)
一家の大黒柱と母親業。
これがいかに大変なことだったか。
ひとりの人間に対する負荷が大き過ぎる。
よって、手抜きできるところは、手抜きしないと本当にキツいです。
ひとり親のみなさま、「中道」ですよ!「中道」!!
と言いつつ…、私は、英語塾のサービスレベルアップと将来の安定収入のために、教員免許を取得するべく、通信制大学の教職課程に編入したので、女子大生もやっておりました。
何足のわらじ履いてんのっみたいな😂
一家の大黒柱と母親業+α。
重いレッテル(幻想)でしたが、自分が今、何をしなきゃいけないかってことだけにフォーカスしているときは、ランナーズ・ハイのようになっていました。
ゾーン、入ってた(笑)
考える暇がないくらい必死でしたねぇ、日々の生活を回すのに。
ちなみに、ひとり親になるともらえる児童扶養手当。
私は、大変な勘違いをして、離婚に踏み切っていました。
当時、月額が、一人目、42,000円、二人目、5,000円、三人目、3,000円、でした。
巷では、散々少子化対策の必要性が叫ばれていましたので、私は、
一人目、42,000円、二人目、42,000円+5,000円、三人目、42,000円+3,000円、と脳内変換しちゃっていました(笑)
流石、日本!
子供を沢山生んだ母親は、たとえシングルマザーになっても、しっかり救ってくれるんだね!とぬか喜び。
最初、想定していた金額(134,000円)と程遠い50,000円しか支払われなかったときに、なにかの間違いだと思って保健福祉事務所に問い合わせたら
「満額です。」
と言われて、勘違いに初めて気付き、サァーーーーっと血の気が引きました😨
ちっとも救ってくれないどころか、
おんな子供に冷たいじゃないかっ!!!!日本っ!!!
少子化に歯止めをかけられるのは私達しかいないのにぃいいいい!
だから、なんなんでしょうね~
私が離婚した後、親しい人にしか話していないし、氏も変えていなかったのに、なぜか離婚相談してくる人が多かったんですよね。
「ちゃんと生活できるか確認してからっ!!!
自活できる体制を整えてからっ!!!
すぐに離婚しないで~!!!
私みたいになっちゃう~!!!」
と伝えていました😅
途中で、第二子10,000円、第三子6,000円になりましたが、微々たるものですので…。
元々、腎臓の病気で入院するような、身体が弱かった私。
母は、そんな私に、「エリート妻」でしか生きていけないからと一生懸命「良妻賢母」教育を施したのに、ひたすら真逆の方向に行く私…。
そして、離婚協議中に肺炎で入院して、死にかけた私…。
「あなたのことを考えると心配で心配で寝られないのよ。」
と睡眠不足を訴えてきていた母。
この後…、そんな母には一切言わずに、私は子宮全摘出術をやることに…。
つづく…。
あああーーーー危うく、仏教の話を一切せずに、終わりそうになったー(笑)
note説法なのにー
仏教では自死はダメですっ!!!
つまり、自殺してはいけません。
基本的に守らないといけない「五戒(ごかい)」には、
不殺生戒(ふせっしょうかい)
というものがあり、
生きとし生けるものを殺してはいけません。
生きとし生けるものの中には、自分も含まれていますので!
何度も言いますが、
「戒は、自分と他者を苦しみ(煩悩)から守るもの」。
安心安全安穏な生活をみんなで過ごすために自主的に守るものです。
「悪」の最たるものは「傷付けること」。
物理的に傷付けることは言語道断。
絶対に傷付けないでください。
↑自分も含まれていますよ!自分も傷付けないで!
精神的に傷付けることは、少し難しいです。
頭の中での解釈、いわば世界がみんな違うので。
傷付けようとしていなくても、結果的に、傷付けてしまうことはあると思います。
ただ、社会通念上、相対的に見て、「傷付ける」とされていることにアンテナ張って、自分も、他者も、傷付けないように気を付けることが肝要です。
まぁ、基本的に、自分が言われたりやられたりして傷付くようなことは他人にしないことですね。
当たり前っちゃー当たり前の話。
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AI による概要
五戒(ごかい)とは、仏教徒が日常生活で守るべき5つの基本的な戒律です。
不殺生戒(ふせっしょうかい) 生き物を殺さない
不偸盗戒(ふちゅうとうかい) 盗みを働かない
不邪淫戒(ふじゃいんかい) 不貞行為(不倫)を行わない
不妄語戒(ふもうごかい) 嘘をつかない
不飲酒戒(ふおんじゅかい) 酒や麻薬など、心を乱すものを摂取しない
五戒は、仏教の教えの中で重要な位置を占めており、人々の行動や心のあり方を直接指導するものです。
【五戒の意義】
生命互尊の精神を基盤としている
他人の財産や権利を尊重することは、社会の基本的な秩序を保つために必要である
恋愛や性的な関係において、適切な範囲と態度で接することを意味する
酒や麻薬など、心を乱すものを摂取しないことで、日々の生活を心穏やかに暮らすことができる
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つづく…。
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