慣れればデジタル技術は高齢者の味方: 私の7つの具体例
77歳を迎える直前の今、私の生活はデジタル技術のおかげで大きく変わりました。去年の夏に息子とDXを始めた時点では想像もしていなかったことが、今では日常の一部です。買い物や支払い、食事の注文、そしてコミュニケーション。多くの恩恵がありました。
①ネットスーパーで届く安心
60代半ばに免許を返納しており、一年前の時点では、スーパーでの買い物は徒歩か自転車で行き、自分の目で見て品物を選ぶのが普通でした。現在はネットスーパーを利用し、スマホのアプリで必要なものを注文できるようになりました。外出することなく、欲しいものが自宅まで、重たいものや嵩張るものも運んで頂ける便利さは、とても感謝です。
②AndroidにGoogleメッセージ
ショートメッセージの詐欺対策で、URLを開かないことを説明された際に、息子が設定してくれました。スパム対策が安心で、気に入っています。
③ネットバンクと責任
息子に相談しながら、支払いもセキュリティを意識して行っています。去年は、必要がある度に銀行へ出向き、駐輪場の空きを探して、ATMに並んでいました。今は自宅から振り込みができるようになり、銀行に行く手間が省けました。私にとって時間と体力の節約になりますし、今より体力が衰えてもスマホの操作なら可能ですから心強いです。
④キャッシュレスでスムーズに
街でのお買い物はPayPayに切り替えました。以前は小銭を用意したり、お釣りを受け取ったりする手間がありましたが、今ではスマホ一つで簡単に支払えます。レジの混雑時に他の方をお待たせせずに済むことも嬉しいです。
⑤フードデリバリーの楽しみ
昭和や平成は電話で注文しておりました。高齢になり、気軽に隣町の新しいお店を楽しめないため、アプリですぐに届けていただき、決済もでき、受け取るだけで外食を楽しめる。快適です。
⑥Amazonは駅ビルより近くて便利
近所のスーパー、ドラッグストア、コンビニに無いものを買う時は、自転車を駅前の駐輪場に停め、体調によっては杖をつき、エコバッグを持って駅ビルへ出向いていました。Amazonで揃うから頼りにしています。また、図書館へ行きにくい日も、Kindleを楽しめることは、幼い頃から本の虫の私には不可欠です。
⑦noteのまちで半世紀ぶりに書く
読むためにこのアカウントを開設しましたが、少しずつ文章を書くことも始めています。結婚して半世紀、まさか自分で文章を書く日が訪れるとは、DX開始時点では予想していませんでした。高齢になっても、出来ることが増えるのは、成長を実感できて楽しいです。
まとめ
このように、デジタル技術は私の生活に大きな変化をもたらし、変え続けています。まもなく77歳になり杖が手放せない私にとって、技術に慣れさえすれば、QOLが高まります。例えば、若い頃はお米も牛乳も苦にならなかったのに、筋力が低下して、一度に運べる量が減ったため、スーパーでの買い物が一仕事でした。今では重い荷物を、若者が爽やかに届けて下さいます。心身の負担が減り、他人の力を借りることのありがたさを実感します。何より、ネットスーパーで買えなかったものだけ買えばいいので、スーパーに立ち寄り、商品を探して買う楽しみを取り戻せました。
これからもデジタル技術に慣れることを意識し、自分で出来ることを保ち増やして参ります。息子やChatGPT+やClaude 3.5 Sonnetに、驚かれたりしますが、助言を受けて安全を心掛けて。