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ひとり時間にやりたいこと(1)目が見えない人の世界を体験する

ひとり時間にやってみたいこと。
今回は、目が見えない方の世界を体験できるイベントに参加してきました。

ダイヤローグ・イン・ザ・ダーク、という歴史あるイベント。
90分間、真っ暗闇を目が見えない方が案内してくれます。


長っ!90分も?!
耐えられん、怖くて発狂するかも・・・。


思いました?
私は思いました。

ここでは、イベントで何をするのか具体的な表記は避けますが、
興味をお持ちの方へ、安心参加3つの理由をご紹介。

不安材料を減らせればいいなと思います。



安心1
①最初からいきなり真っ暗闇に行ったりしないし、
体験終了後にいきなり外に出たりしない。

体験空間は暗順応できないくらいの真っ暗闇。
なので、ゆっくり準備しないとね。
まず、お部屋で椅子に座った状態から、時間をかけて徐々に照明を落としていきます。
体験終了後も感想をシェアしつつ、段階的に目を光に慣らしていきます。


私が、暗闇に入って一番驚いたのは、残像のうるささ。
スマホなのか日光なのか。
目にこんなにも光の痕跡が染み付いているなんてねぇ。

道理でいつも、目がくたびれてたわけだ。




安心2
②参加者のみなさん親切だから、ひとり参加も安心

案内人が親切なのは想定内でしたが、
意外と参加者のみなさんもやさしいです。

今回、みなさんが友達やカップルのペアで、私だけひとり参加だったので、ちょっぴり不安でした。
でも、暗闇が怖いのは私もみなさんも同じ。
声かけあって、案外難なく助け合えました。



参加料金も安くはないし、参加にあたり身分証明書を提示するので、不作法な人は入りづらいかな、たぶん。





安心3
③触るとわかることが結構ある


暗闇に入って一番頼もしかったのは、壁です。
手や背中が壁に触れていることの安心感は半端ない。

次に安心をくれたのは人の手。
お互い不安ながらも、手を繋ぐと、不思議と安心します。

名前も顔もよく覚えていない初対面の方々ですが、
手のひらの湿りけや、柔らかさが
あ、そうか、生身の人間か・・・と、落ち着かせてくれます。
きっと自分の手もこうして誰かの安心に貢献できているんだろうな。

目が見えない方の暗闇での視野の広さに驚きます。
彼の声がどれほど頼もしかったか。





以上、
目が見えない方の世界を体験、ダイヤローグ・イン・ザ・ダーク。
もし興味あるなら、、、もぅ参加しちゃいなよっ!っていうお話でした。

つい、ひとりだと避けがちなイベントかもしれませんが、
あえて『ひとりで』参加してみてください。
感覚がより鋭くなって、深く味わえます。


私には目がほとんど見えない友人がひとりいます。
体験して初めて、どのように彼を援助したら良いのか、ポイントに気づくことがたくさんありました。
感想を今度シェアしてみたいな。


★参加はネットで簡単予約!


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