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【東京脱出】都会の時間は異質だった。地方に来て気づいた「本当の時間」

↑第1話はこちらから!

↑前回の話はこちらから! 僕は「東京生まれ東京育ち」「低学歴」「鬱病経験者」の三重苦を背負った男です!そんな僕が「長野県移住」「民泊開業」「法人設立」を果たした、不思議な物語をお届けします。




1. 「東京しか知らなかった22年間」

生まれてから22年間、関東圏を出たことがなかった。どこに行くにも満員電車、行列、ビルの壁。会社員時代は、新宿の雑居ビルで壁に向かってパソコンを打ち続ける毎日。東京は便利で、すべてが揃っている。
でも、その「便利さ」に翻弄され、常に人の目を気にして動いていた。
情報の洪水の中で、
「もっと成長しなきゃ」「もっとおしゃれじゃなきゃ」「もっと稼がなきゃ」
そんなプレッシャーが常に背中を押していた。
気づけば、周囲の目を気にして、次々と「かっこいいもの・かわいいもの」に手を伸ばし、消費を繰り返す。東京の渦の中で、僕の行動は完全に「承認欲求の権化」になっていた。そんな僕が、地方に移住した。
移住して初めて気づいた。
東京の時間の流れは異常だった」ということに。


2. 「地方の時間」と「東京の時間」は別物だった

東京では、「1分1秒を無駄にしない」ことが美徳だった。スケジュールを詰め込み、効率よく動き、移動時間すら有効活用する。でも、地方に来て、驚いた。
✅ 1時間の打ち合わせが、気づけば3時間になっている。
✅ 予定通りに物事が進まないのが、むしろ普通。
✅ 仕事の話よりも、雑談が大事にされる。
東京の「時間の使い方」は、常に「生産性」を最優先していた。
でも、地方は違う。「人との関係性」が、時間の流れを決める。
仕事の進め方も、まったく異なっていた。
📌 東京 → 仕事の成果が最優先。結果を出すことが求められる。
📌 地方 → まずは「この人と一緒にやりたい」と思ってもらうことが大事。
東京の「速さ」と地方の「ゆるさ」。どちらが正解、という話ではない。
ただ、僕が驚いたのは、東京の速さに違和感を持っていなかった自分だった。


3. 「時間の本質」はどこにある?

僕の1日は、大きく変わった。

① 通勤時間がゼロになった

東京では、毎日1時間以上の通勤があった。
でも今は、家で仕事をしている。
その1時間がなくなっただけで、「時間の余白」が生まれた

② 満員電車がなくなった

東京では、移動=電車が当たり前。
でも今は、移動=車。
交通費はかかるが、移動時間のストレスが消えた

③ 「空気」を吸うことの意味が変わった

会社員時代、仕事の合間にベランダで息を吸った。
その空気は、新宿の雑居ビルの間から流れ込んできたものだった。
今、同じようにベランダに出る。
でも吸い込むのは、澄んだ長野の空気。
たったそれだけの違いなのに、心の余裕がまるで違う。


4. ビジネスにおける「時間の流れ」の違い

地方に来て、ビジネスの進め方にも驚いた。
📌 「打ち合わせはゆるい」
東京では、予定通りにサクッと進む。
でも地方では、仕事の話をしに行っても、最初の30分は雑談だったりする。
📌 「本気のビジネスをしている人が少ない」
都会では、競争が激しく、みんな「どうやって成果を出すか」に真剣だった。でも、地方はビジネスに対して「ゆるい人」も多い。
だからこそ、「本気で動けば、チャンスが無限に広がる」とも言える。
📌 「人間関係が仕事を決める」
都会では、スキルや実績がすべて。
でも地方では、「この人となら仕事したいか?」が最優先
誰かに信頼されれば、自然と仕事が広がっていく。


5. 「地方の緩さ」は武器になる

地方の時間の流れは、確かにゆるい。
でも、その「ゆるさ」に甘えていたら、ビジネスは成り立たない。
地方の強みは、競争が少ないこと。だからこそ、
「自分で勝手に成長し、進化し続ける人間」
が、地方では圧倒的に強い。
これから移住や地方での起業を考えている人に、僕が伝えたいことがある。


✅ まずは短期間でも田舎で生活してみる

移住前に、実際に地方で1週間でもいいから過ごしてみてほしい。
都会のスピード感との違いを、体験してみることが大事。

✅ まずは副業で小さく始めてみる

いきなり地方に移住して起業するのはリスクが大きい。
まずは副業で、小さく地方ビジネスを始めてみるのもアリだ。

✅ 100%ベットする覚悟を持つ

もし移住や起業を本気でやるなら、迷いを捨てて全力で挑むべき。
中途半端な気持ちでは、地方でのチャレンジは難しい。
でも、100%の覚悟を持てば、毎日心に余裕のある生活ができる。
僕も、最初は不安だった。
でも、今は心から「移住してよかった」と思っている。
「地方で生きる」ことに興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしい。


おわりに:都会の時間は異質だった

東京の時間に縛られ続けるのか。
それとも、地方の「余白のある時間」を手に入れるのか。
選ぶのは、あなた次第だ。


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