思ってるけど言えないこと
はじめに
担任していた生徒が卒業してからというもの、「つぶやき」を書かない生活が続いているので、毎日何を記事に書こうかと、アンテナを高くして生活している。そうすると学校現場にいるので、どうしても「教育」とか「学校」の話になってしまう。今日はお休みということで、久しぶりにお笑いについてのお墨付き記事を書こうと思います。TikTokで初めて見たときから、かなりお気に入りなので、ぜひ読んでみてね。
嘘クラテス倉重
仕事柄、流行についていくことは重要だと思っているので、さまざまなものに興味を持つようにしているんだけど、その影響でオレはかなりTikTokを見ます。そこでレコメンドに出てきたのがこの「嘘クラテス」という漫才コンビの倉重さんです。この記事を書くために、来歴を調べようと思ったら、フリーの芸人さんだとわかりました。まずその心意気がすごい。事務所に入るのがポピュラーな中、自分で道を作り、TikTokを有効活用して、ブランディングしていく。M-1にも出ているようなので、これからの活躍がとても楽しみです。そんな倉重さんの何がすごいか、大きく3つにまとめてみようと思います。
1 みんなの想いを切り取る
日常生活していると、「なんでこんなことしてるんだ」とか「なんか鼻につくな」という人が結構いるでしょ?倉重さんはそれをテーマでくくって、ランキング形式にして、面白おかしく話してくれる。「なーんだ、あるあるなんだ」という声が聞こえてきそうだが、そんな簡単なもんじゃない。その切り取った内容を派生させて、笑いを大きくしていく説明部分がこれまた秀逸である。比喩表現や時事ネタなんかも盛り込みながら、笑いを大きくしていく。天丼や緩急といった笑いのベーススキルも当然ながら盛り込まれている。笑いに変えることで、本来なら共有できない小さな不満みたいなものを消化してくれるので、面白いと同時に、気持ちのいい仕上がりになっている。
2 適度な自虐
人や場面を切り取って、ネタにしていると、どうしても上から目線になったり、意地悪な感じが出てきて、好感がもてないことが多い。しかしながら倉重さんは、絶妙なタイミングとバランスで自虐を入れ込んでくるので、それが感じられない。偉そうに言うのではなく、自分を「ダメ人間側」において、まるで仲間を紹介するかのような温かさをもたせている。この雰囲気作りもかなりレベルが高いと思う。
3 キャッチーなフレーズ
TikTokのようなショート動画はいかに印象に残るかが重要なんだけど、その点もしっかり理解して、動画が構成されている。「違うよ」という言葉をうまく入れ込んだり、ちょっと頭がわるいというニュアンスで使う「脳みそシャバシャバ」という言葉もキラーフレーズになって効いてくる。動画を一つ見ると次々見たくなる「中毒性」みたいなものがあると思います。
おわりに
これだけ聞いたら、ちょっと動画を見たくなってきたでしょ?せっかくなので、いくつかTikTokの動画を貼っておこうと思います。
どの動画にしようかと眺めだしたら、やっぱり見すぎてしまいました。ぜひみんなも見てみてください!
それでは、今日も一緒にいい日にしよう。
おまけ(今日の名言&TikTok)
夢は叶うとか、努力は報われるという言葉は巷に溢れかえっている。でもオレはそうは思わない。成功者のメッセージしかみんなのもとに届かないだけで、夢破れる人も、努力が報われない人もいる。その現実から目を背けてはいけない。だけど「それでもやる」という感覚でいないと成功はあり得ない。この現実をしっかり教えてくれる大切な名言だと思います。