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【歩けない僕】と【見えない私】の交換日記

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新たに五輪種目となり大注目の【スポーツクライミング】。実は障害者も挑戦していて【パラクライミング】と呼ばれ世界大会まで開催!【視覚障害クラス】で4連覇のレジェンド・小林幸一郎と【…
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“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑮by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 前回、小林さんから【俺たちはこれからどんなことができるんだろう?】という問いを受けた大内さん。この壮大な問いに対する大内さんの答えとは!? ▼好きなことに対してどストレートに進んでいくエネルギー 小林さん、お久しぶりです。大内です。大阪は絶賛雨が降っています。まずはモスクワ

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑭by小林幸一郎

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 モスクワでの世界選手権を終えたばかりの小林さんですが、すでに“次のミッション”に動き出していました。そして大内さんに対して、“ある宿題”を課すことになりました。 ▼決勝に進めなかったことに、ひたすら混乱した こんばんは、大内、久しぶりです。東京から見えない小林です。9月の1

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑬by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 先日、日本代表選手が大活躍した世界選手権モスクワ大会(金メダル2個、銅メダル1個)。新型コロナの感染拡大のために出場を辞退した日本代表の大内さんですが、小林さんの言葉を糧に、次を見据えて気持ちを新たにしていました。 ▼世界選手権を辞退したことに後悔はないが… 小林さん、大内

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑫by小林幸一郎

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 9月15日から、モスクワでパラクライミングの世界選手権が開催され、小林さんは日本代表として出場します。今回は、大会を前にした意気込みを語ってくれました。 ▼勝ち続けられている自分が不思議でしょうがなかった 大内、久しぶりです。 きょうは9月11日、午後8時を回ったところです

「“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記」を振り返る

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。これまで、11回のビデオレターのやり取りが行われ、熱い言葉のラリーが繰り広げられています。 ここで、ひとつの節目として、これまでの企画を、2人に振り返ってもらいました。 ▼あなたの言葉は、“最強の栄養素” 大内: この企画をもらったとき、なんて光栄な企画なんだろうと思いました

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑪by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 今回、大内さんは、ひとつの目標としていたロシアでの世界選手権出場を辞退するという辛い決断について綴りました。しかし、そんな苦しみの中にあっても、クライミングを通じて経験した出来事に、自分のこれからを見出していました。 ▼日本代表として考えなきゃいけないのは、日本人としての模範

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑩by小林幸一郎

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 今回の交換日記では、小林さんが最近、気になった言葉について語られます。それは“未来を見つめる言葉”でした。 ▼過去に引きずられるのではなく、未来に向かって進んでいく お久しぶりです、小林です。大内、元気ですか?7月になりました。今年も半年が過ぎてしまいました。振り返ると、3

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑨by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 前回、小林さんからは、新型コロナの影響で元気がなかった自分に、勇気を与えてくれた友人とのエピソードが語られました。実は大内さんも、小林さん同様に、元気を失っていたといいます。そんな大内さんが、それでも前を向すくことができるのは、“言葉の力”があったからでした。 ▼誰もが笑い合

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑧by小林幸一郎

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 2人のやりとりは毎回、新型コロナの状況に触れることから始まってきました。企画していたイベントが中止や延期になるなど、お互いの活動は停滞気味。そんな小林さんのもとに、勇気を与えてくれる友人からの連絡が届きました。 ▼“チカラ”って目に見えないもの、けど誰もが持っている 前回、

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑦by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 前回、小林さんからは、ワクワクするような“ビジョン”を持つことが大切だという話がありました。そして「大内のビジョンは何?」という問いかけも。それに対する大内さんの答えは、“人”でした。 ▼早く行きたきゃ1人で行け、遠くに行きたきゃみんなで行け このビデオレターも、何回もラリ

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑥by小林幸一郎

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 前回、大内さんからは、厳しいトレーニングに取り組むことで、コロナ禍という辛い時期だからこそ成長したいと思えるようになった、ということが語られました。そんなストイックな大内さんに対して、小林さんは、“楽しむこと”について語ってくれました。 ▼良いことは続きにくい けど楽しいこと

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記⑤by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 今回、大内は、クライミングと向き合うことで生まれた心境の変化について、話を展開していきました。 ▼相手に期待をしなくなりました 緊急事態宣言があって、いつも行っている大阪のクライミングジム「バム」が閉鎖になって、クライミングができなくなって、もちろん車いすバスケの活動もでき

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記④by小林幸一郎

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 前回、大内さんから未来の話が語られました。そして、このままでは、体力の衰えとともにクライミングから離れていってしまうという危機感についても。大内さんの思いに対して、小林さんの応えは、さすがレジェンドと思わせるスケールの大きなものでした。 ▼俺たちはパラクライマーではなくて ク

“歩けない僕”と“見えない私”の交換日記③by大内秀之

パラクライミング世界選手権“視覚障害”クラスで4連覇のレジェンド・小林幸一郎さんと、“車いす”クラス銀メダリストのルーキー・大内秀之さんが、クライミングへの思いを語り合うため、交換日記を始めました。 今回、大内は、未来の話が語ってくれました。 ▼パラクライミングから いまのままやったら離れていってしまう この前はビデオレターありがとうございました。改めて小林さんとの思い出の絵本というか小説というか、ページをめくり直すというか、思い返すというのがすごく嬉しくもあり恥ずかし