企業も雇われる側もWIN-WIN!【ジョブシャドウイングの秘密】~第2弾~
タイトル通り、企業もスタッフも、就職を考える側もみんなwin-winな「ジョブシャドウイング」について、第1弾の記事はもうご覧になりましたか?
ジョブシャドウイングとは?そのメリットとは?
まだご覧になっていない方はこちら⇩
企業も雇われる側もWIN-WIN!【ジョブシャドウイングの秘密】~第1弾~|株式会社オレコン|note
本日は第2弾として、ジョブシャドウイングのプロセスや種類について深堀していきます。
ジョブシャドウイングのプロセス
ジョブシャドウイングを成功させ、関わった企業やスタッフ、求職者すべてに最大限の効果を発揮させるには、プロセスを整理しておく必要があります。
そのプロセスについて、海外サイトAIHRに記載されておりますので、ご紹介します。
引用元:How to Make a Job Shadowing Program a Success - AIHR
①企業側(管理職)とシャドウイングする人で協議:
事前に、ジョブシャドウイングをすることの意義や可能性を話し合います。
②部門の管理者とシャドウイングされるスタッフに詳細を伝える:
詳細を伝えるときには、専門的な内容や、ジョブシャドウイングを行う理由、期間、目的などを含めます。また、人事にも同じ内容を伝えておくと良いでしょう。
③詳細を検討:
詳細を受け取った実務者たちの間で、必要であればジョブシャドウイングの内容が調整、実行されます。
④期間の合意:
詳細についてが確定すると、ジョブシャドウイングに関わるスタッフ全員で期間についての協議を行います。期間は2週間、3か月、6か月…と様々です。また、フルタイムなのか、日に1時間なのか、等も含めて期間を設定していきます。
⑤アクションプランを作成:
ジョブシャドウイングに関わることになる部署ごとに、ジョブシャドウイングを行う人がどんな業務内容にどのような形でかかわるのかを決めます。
⑥より多くのチームメンバーが参加:
ジョブシャドウイングされるスタッフは、その旨をチームに知らせます。
⑦ジョブシャドウイング開始:
ここまで順調に進めばジョブシャドウイングの開始です。ジョブシャドウイングをスムーズに行えるよう、簡単な研修を最初に行うのも良いアイデアかもしれません。
⑧フィードバック:
最初に設定した目的やジョブシャドウイングを行う理由をベースに、成功したのかをチェックするフィードバックを行います。「360度フィードバック」という、関わった多くのスタッフにフィードバックをもらう方法が有効です。
ここまでのプロセスを見て分かるように、
管理職と関係する数名のスタッフで詳細を決定してからチームを巻き込んでジョブシャドウイングを実行する、というのが大まかな流れです。
ジョブシャドウイングの種類
ジョブシャドウイングを行うにあたって、どのような手法が企業やスタッフ、就職を考える側にとって最適なのかを見極める必要があります。
以下の中から、最適な効果を最大限引き出す手法を選んで行ってください。
①オブザベーション
直訳すると「観察」というその名の通り、ジョブシャドウイングをする人は完全に観察することに徹します。客観的に業務を見ることができるので、その業務の全体像を把握することができます。ただし、見るだけだとわからない専門的な部分も多いので、質問をしながら理解を深める必要があります。
②レギュラーブリーフィング
スケジュールにお試し業務を組み込み、それをこなしていくスタイルです。様々な業務を体験することができ、ジョブシャドウイングをする側が知りたい業務のあれこれを知るのに適しています。ただし、これを行うには企業側もジョブシャドウイングをする側もしっかりとした準備が必要になります。
③ハンズオン
ジョブシャドウイングをする側が、一つの業務に積極的に参加するスタイルです。企業側は、仕事ぶりを細かく確認することができます。ただしこちらもしっかりとした準備や計画が必要です。
いかがでしたでしょうか?
就職する側が会社を選ぶようになったこのご時世に、
企業側は優秀な人材を集めることができ、さらに既存のスタッフも成長する&求職者は適性や会社の実情を見ることができるこの「ジョブシャドウイング」。
簡単にコストもかけずに導入できるシステムなので、
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