感想は鮮度が命って話とものの見方に関して
個人的見解ですけど、観劇後の感想は帰り道に書いた方がいいですよ。ポジティブな感想でもネガティブな感想でも時間が経つと鮮度が落ち、当時の感情っていうのは薄れてしまう。
特にネガティブな感想は、変わりやすいから気をつけた方がいい。人間だからなのか、嫌な思いっていうのは忘れたくなるんですよ。忘れられなくても、「そこそこだったな」っていう風に思い出を書き換えてしまう。それは時間が経てば経つほど変化が大きくなる。だからこそ、感想はすぐに書くのが良い。
ネガティブな感想を書きたくないって人もいると思う。けど、書いた方がいいと思うな。どんな感想であったとしても、それはあなたが感じたとても大切なものだから。必ずしも、感想はSNSに上げる必要はない。自分だけが見れるようにしとけば良い。
いつか見返した時に、自分の感情を振り返るのは恥ずかしいけど、楽しくもある。
つまんないって思うことは悪くないよ。作品を面白いと思うかどうかなんてのは、人それぞれ。人によって今までどんなコンテンツに触れてきたか、どんな性格をしてるか、年齢やジェンダー、色んな要素が複雑に絡み合って嗜好って決まると思うんよ。
誰かが面白いからって、それはあなたが面白いと感じる理由にはならない。面白いと感じる理由は自分の中にしかないんだ。だから、気持ちを大切にして欲しい。その気持ちを否定することは、自分を否定することと同じだから。
面白いと思った作品の感想は書けば書くほど、作品を好きに、そして作品を理解できるようになる。あのセリフは?、あの表情は?とか色々考えると、見えてくるものがあったり、なかったり。ポジティブな方であっても作品の感じ方は千差万別。自分だけの作品の受け取り方をどんどんして欲しい。それが、誰かの心を動かすかもしれない。
最後にちょっと関係がありそうで、ない話を一つ。
私はよく「ものの見方」を暇な時に考える。物体Xを見る時、前から見たら四角だった。けど、横から見たら?、後ろから見たら?、上から見たら?。色んな視点が存在している。色んな人がこう言うだろう「私にはこう見えた」と。そして、どの視点の人が言うことも正しい。なぜなら、そこから見える景色は確かにそうなのだから。
しかし、それは各人が物体Xを理解しているわけではないんだよ。物体Xに対する理解を100に近づける為には、色んな視点で見なければいけない。けど、1人でそれをするのは難しい。
だから、情報を共有するのだ。そうすれば誰かの見方を得ることができ、物体Xの理解に近づく。
まあ長々と書いたが、みんなは感想を書いてねって、話
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?