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変わらず好きだと心から感じる趣味やカルチャー関係の記事をまとめました 当然上には上がいるものですが、興味のある方にもそうでない方にもまぁまぁかな…となるよう心がけてはいます それ…
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ロックとアニメとお笑い(大衆文化ってなんなんだろう)

ロックとアニメとお笑い(大衆文化ってなんなんだろう)

僕は時折りビートルズのライブ映像を視ては胸をキューっとさせています。

『ア・ハード・デイズ・ナイト』では、ジョンがポールにボーカルを譲り声を振り絞って歌い終える辺りに胸が熱くなってしまいます。

そしてステージのビートルズと同様に重要なのが、客席にパンされてカメラに映る我を忘れて熱狂している女の子たちで、ロックの本質ってまさにこれなんだよなと、いつ視てもなんだか嬉しくなってしまうのです。

坂本

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80年代の日本文化を現代史として考えてみる(構想編1)

80年代の日本文化を現代史として考えてみる(構想編1)

と大上段から手をつけようとしたんですけど、結構大変なことになった…とつくづく感じています

ここで予告したのでやらなきゃなとずっと考えたり調べたりしていたんですが

現在に繋がるものがあることを幾つか示すことはできます
そこから過去に遡ったり、現代に戻ったりする材料も用意はしました

でも、当時を全然知らない方にでもわかるように、まず最初に「点を線」にするための準備に手をつけてみて、これはなかなか

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庵野秀明という人

庵野秀明という人

才能に恵まれ、創作が莫大な利益をもたらし、故に子どものまま大人になり、初老を迎える今も子どものままにウルトラマンをリメイクする庵野秀明という人はとてもグロテスクだとしか思えない。

どうしても僕とは相性が悪く、ゴジラのリメイクもテレビでチラ見したに過ぎないが、子どもの頃どころか高校生になっても、ゴジラシリーズの再放映をすべて観た僕にはひどくつまらない作品でしかなかった。

ちなみに当時の友人二人を

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1980年代はバブルだけじゃなかったんですよという話の前振り

1980年代はバブルだけじゃなかったんですよという話の前振り

Xのポストでそうした趣旨と受け取れる若い人の投稿に対して、

以下の連続ポストを思いつくまま書いてみたんです

「80年代初頭は英国のポストパンクに呼応するようなDIYのサブカルチャー文化がありました
橋本治が「80年代安保」と名付けた、わかりにくい総体がそれですが、今のサブカルにそのまま残るものもあれば、そこから影響を受けた人たちの創作も含み、バブルで済ませたら見えない流れが今を形成し支配してま

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コリアン・カルチャーの再発見

コリアン・カルチャーの再発見

コロナにまつわるあれこれで8月後半から休養しているものの、酷暑がとっくに過ぎ去ったこの時期にはある程度戻る心づもりだったのだが、この新しいウィルス感染症はそれほどあまいものてはなくて、むしろ疲れやすさや倦怠感、起床してから就寝するまで続く、それほどひどくはないが気力を削ぐには充分な偏頭痛は毎日だ

顔も名前も知らない人も含めて、気のおけないチャットが続いている人はそこそこいて、いつも電話で長話にな

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『底抜けビンボー暮らし』

『底抜けビンボー暮らし』

亡母が廃刊するまでお金を払って定期購読していたのが、『豆腐屋の四季』で教科書にも載った故松下竜一さんの『草の根通信』でした

今でならばメルマガに相当するような内容ながらも、熱心な読者との双方向のやり取りがあったりしてなかなか面白かったですよ

誰それ?という方はとりあえずこちらを参照するのがよいかと…

母からは、2年前にドラマ化されて以来ようやく多くの人たちに知られるようになった伊藤野枝さんの

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やっぱジャックパーセルなんよねー

やっぱジャックパーセルなんよねー

日本人男子が服装に気を使い始め、今ならGUやユニクロで一通り揃ったとしても、靴の合わせとして最初の段階から誰もが持つだろうと思われるのは、コンバースのオールスターでしょう

色は黒から始まり、よほどのセンスを備えているか、真似てみるべき歳上のオシャレさんが周りにいない限りローカットを選ぶ

今もそんな感じかなとは思うんですけど…、違うのかもしれませんね…

最初にローカットの黒を手に入れた時は、嬉

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河北彩伽(彩花)さんという存在について

河北彩伽(彩花)さんという存在について

全面的に性的な内容になっています

ご不快に思われたなら、たいへん申し訳ありません
そっと通り過ぎてやってください

以下、

➖➖➖

タダで無修正のハメ撮りやライブ配信が幾らでも見られるから、AVの主たる顧客は爺ばかりになっている

でも所詮は素人の動画だからどれも似たり寄ったりで、幾つか続けて見ていると人体についてついつい考えてしまったりして、エロ目線からどんどん離れていったりする…

完璧

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中森明菜のJAZZはJAZZたり得ているのか考えてみた

中森明菜のJAZZはJAZZたり得ているのか考えてみた

FBフレンドの投稿で、見事な復帰を果たした中森明菜さんのジャズアレンジの楽曲が、果たしてジャズと言えるかどうかという話題で盛り上がっていました

僕なりの見解を、自分なりに考え至ったとりあえずの結論として、愛すべき名曲たちを引きながらコメントさせていただいてましたが、それなりの分量になったので、まとめたものをnoteに加筆修正して転載することにしました

ご意見などいただけたなら多謝です😃

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坂本龍一はなぜダウンタウンと関わったのかなぁ…その2

坂本龍一はなぜダウンタウンと関わったのかなぁ…その2

続) #ウンナン は、NSCの一期生で一切師匠に師事しなかった #ダウンタウン が好き放題やれたのとは対照的だったと今にして思う

僕が長年考えてきたもう一つの謎が、 #坂本龍一#GEISHAGIRLS#ダウンタウン に関わったことで、後年坂本が後悔したことは確認しているが、彼には基本お笑いのセンスがないとはいえ、それはないやろと当時から感じてきたことだ

両者はイカれたレベルの女好き

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ダウンタウンの漫才って何だったんだろね… その1

ダウンタウンの漫才って何だったんだろね… その1

前からずっと思ってきたことなんだけど、#ダウンタウン の特に大阪でやっていた漫才について、昨年来残る引っ越し作業を続けながらいろいろ考えていた

基本彼らの漫才は、80年代の不条理ギャグを上方の漫才に持ち込んだ意味で画期的だったと思うが、この手は東京のスノッブな文化に他ならず、横山のヤッさんに叱られたのも当然と思う

ただ東京のスノッブな笑いと尼崎の高卒のヤンキーとの、水と油くらい異なる結び付きに

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巻き物の季節がやってきた!

巻き物の季節がやってきた!

いよいよ寒くなってきて「巻き物」の出番がやって来た!

ずっとマフラーは英国製と決めてブラックウォッチのチェック柄など少しずつ集めてきたが、ストールの世界にハマったのはおよそもう10年以上も前のことで、以来冬の服飾における主役として愛用してきた。

カシミヤを使うなど素材がよく厚手で大判ともなると、優に5万は超えてくるが(おそらく今はもっと高価な筈)、性別の区別なく選べ、いろいろ使えて暖かいとなる

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最初に知ったのは初出場の大晦日の『紅白』
初見でよくわかりもしないのにJ-ポップと呼ばれてきた音楽とは異なる説明できない好ましさを感じてきた。
ジャズとしては凡庸だけどYOASOBIの音楽の本質はこういう形ならよりわかりやすいよね
https://youtu.be/EAbqBDCjFxA?si=ECRknCUZcshZl1ff

アフリカンアメリカンの音楽とは?

アフリカンアメリカンの音楽とは?

ボブ・マーリーというスーパースターの登場で世界的に知られることとなった、ジャマイカのラスタファリズムをカルトとFBで述べている方がおり、いくらなんでもそれは違うということでコメントを付けました。

外から見て荒唐無稽なのは間違いないにしても、それは60年代に沸き起こった米国の公民権運動を経験して、しかしそれでは自分たちは果たして何者なのかと探り続けた70年代の、アフリカ大陸から来た人たちの主に英語

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