第1話 俺は懲りていないのだろうか
46歳の誕生日に、人生で二つ目の会社を設立しました。So Good Groupといいます。
我ながら、懲りない男だと思います。一度やって、もうこういうのは、やめよう。って思ったのに。
どういう訳か、中学生ごろから、早く東京に行って、社会人になって、仕事がしたいな。こんな学校の勉強とか、意味ないしって。周りに対して、「俺は先に行くぜ」って。妙な対抗意識のようなものを抱えて生きてました。
事業に成功して、お金を稼いで、かっこいい男になって、自由に生きるんだって、どこかで思っ