自然のリズムに合わせる|畑の記録
秋に植えたブロッコリーを収穫した。
ブロッコリーを育てたのは初めてだった。
成長がわかりやすく、畑に行くたびに少しずつ大きくなっていく様子を見て、かわいいな〜と、つんつんしたり触ったりしていた。
収穫のタイミングがわからず、来週、また来週と延期されていき、なかなか思い切れずにいた。
おそらく、もうちょっと早く収穫した方がよかった気がする。
ブロッコリーの下の方の茎は想像していたものより、はるかにしっかりしていた。
スーパーで売られているのは上の部分だけなのでわかりにくいけど、育ててみると全体像がわかり、新たな発見もあって面白い。
ブロッコリー2個と、小さい大根2個を収穫。
ブロッコリーをもっとたくさん植えればよかったなぁと思った。
スペースがなかったから2個しか植えられなかったのだけれど。
母が、ブロッコリーが高くて買うのにしぶっていると言っていた。
次回はもっとたくさん作って、実家に送れたらいいなと思う。
こちらは、大事に成長を見守っているコールラビ。
すごーくゆっくりと成長している。
あれ?もう何週間か大きさ変わってない、成長止まった?と思うくらいゆっくり。
好きなだけゆっくりのんびりと、マイペースに。
そんな植物のあり方を見ていると、無意識に急いでいる自分に気がついたりする。
コールラビを見るたびに、私は肩の力が抜けて、ほっこりする。
家に帰って、お昼ごはんの準備。
夫が、収穫した野菜を洗ってくれた。
夫は、野菜についている虫のことをいつも「生命体」と呼ぶ。
「ブロッコリーに生命体はついていない」
洗いながらそう言っていた。
その言葉を信じていたのに、切っていくと、小さい青虫ちゃんが房の間に数匹隠れていたので、びっくりしてしまった。
レンズ豆のトマトパスタとゆでブロッコリー。
ブロッコリーはとても味が奥深くて、美味しかった。
濃いけれど、すっきりしているような味。
ブロッコリーは栄養価が高く、抗酸化作用にも優れている。
血管の若返り、美肌効果なども期待できる。
ありがたく、たくさん食べたいお野菜。
素晴らしい恩恵を与えてくれる植物たち。
感謝して、いただきます。