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19.【ひとりっ子の私と親の終活】ボケにはツッコミで。実践型認知症親との対応マニュアル

87歳母一時退院中と86歳父認知症を持つひとりっ子の終活Pです。昨日久しぶりに友人と楽しいお買い物ゲームの日を過ごしました。昨日までのお話はこちら↓↓

会ってそうそう、

私:「最近のダイジェスト話すで。4月5日に母が緊急入院して、おととい一時退院して、5月20日に再入院して、23日にダヴィンチ君が手術してくれんねん。ほんで、26日にFP2級の試験があんねん。」

友人:「マジで?!すごいダイジェストやん!ほんで、ダヴィンチ君って、誰?!」

と、文字通り目を丸くして驚いてくれました。

まあ、楽しい一日でした。美味しいランチを食べ、お買い物ゲームの品定めをして見つけたショルダーバッグ(Made In Italy!!)をバースデープレゼントとして買ってもらい(予算超過分は、私が出すので、遠慮なく好きなものを買えるのが、ミソ!)、近況を聞いてみると、友人の母君も、介護が必要な状態にもかかわらず、

「よその人が家に来るのは、嫌。」

という理由で、介護サービスを拒否。

これ、あるあるなんですが、他人が家に来るのが嫌だからと介護サービスを受けない宣言している高齢者の親御さん、結構少なくありません。もちろん、老人ホームや介護施設なども、断固拒否。これでは、子どもが疲弊しますが、そんなことはお構いなし。なぜなら、

まだまだ、自分のことは自分でできる

と思っているからです。これは、老人ホームや介護サービスにネガティブなイメージを持っているからに他なりませんが、利用する高齢者だけでなく、子ども側の意識も変えていかないといけないんじゃないかなーと思います。

こういう時は、介護サービスを提供するプロのご意見を聞いてみるのがおススメ。「子どもが親の介護をするべき」とか「親も私に見てもらいたいと思ってるはず」とか、「恥ずべき思い込み」を手放せるかもしれませんよ。

小菅さんは、Xの方が頻繁にポストされています。介護サービスの利用方法、タイミング、心がけなど、とても参考になるので、介護でお悩みの方は読まれるといいと思います。

とはいえ、要介護認定が下りるまでは、1か月以上かかります。(我が家のケースでも2か月ぐらいかかると言われました)なので、それまでにできることをひとつ。

親のボケには、派手にツッコミを入れる。

というのはいかがでしょうか?
例えば、我が家の場合。86歳父は認知症で、自分で認知症だと薄々勘づいているし、かかりつけ医からも、ずばり、

糖尿病で、認知症です。これは治りません。

と断言されているので、この私も堂々とそれなりの対応ができるようになりました。何度も同じことを聞かされて正直うんざりしてるけど、昨日もやっぱり、

父:「そやけど、なんでお母さんは1か月も入院せなあかんかったんや?どこが悪いんや?どっこも悪ないやろ。医者やのに、そんなこともわからんのかなぁ」

というので、

私:「なんでやねん!どっこも悪なかったら、こんなに入院するわけないやんか!学生のリゾートバイトかっ!」
(笑い待ち)
漫才のツッコミの感じでテンポよく言うのがポイント。

これで、約7秒間。
「認知症対応なんちゃってアンガーマネジメント」です。

父:「そうか。」

これで会話終了です。
わたしが腕をもっと磨けば、きっと笑いが起こるはず。
笑いが起これば、場が和みます。
なんでイラっと来てたんやったっけ?
と怒りの種が、芽吹く前に、怒りが収まるかも。

親の介護に必要なのは、介護サービスよりも、笑いです。

知らんけど。

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終活プロデューサー(終活P)🌻終活とは終わりを意識して生きること。池原アニー充子
終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。