のぞみのなかみ

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マガジン

  • おとなの恋バナ

    うまくいっているときも、うまくいっていないときも書きます

  • 日常の気づき

    特別ではないかもしれないけれど忘れたくないこと

  • 家族の物語

    大切な家族とのあれこれ

  • 企画おしらせ

    イベントやコミュニティなどの情報をまとめます

  • わたしの内省

    過去を語り直したり、いまここに旗を立てたり

最近の記事

ドライヤーを待つあいだの日記

人生って楽しいんだなあ! ぽちゃんと湯船に浸かる音とともに聞こえてきた恋人の声でうれしくなる。世界ってほんとしょうもない、を何度も聞いてきたので余計に。 やるべきこと、やりたいこと、求められていること、やってあげたいこと、うまく線引きできるものばかりではなくて、ぐるぐる混ざって苦しくなるときもある。 わたしはちゃんと芯から納得できないと動けなくなってしまうし、彼は柔軟だからこそ自分のリズムがわからなくなってしまう。お互い性質は違うけれど、悩んでいることは似ていたりする。

    • 編みものをすると心が整う

      さっき編み始めて、二目ゴム編みらしくなってきたところ。最近は手をつけるハードルの低いかぎ針ばかりだったけれど、棒針は始めてしまえばさくさく編めるので大きなものが編みやすいと個人的には思っている。 このままシンプルに編み続けてもいいし、そろそろアラン模様にしてもいいし、と想像するだけでたのしい。できあがらなくても、道のりもずっとときめきがある。 やっぱり、淡々と手を動かすと思考が止まって落ち着くから好きだ。心配事が増えるとついつい頭の声が大きくなってしまうから、黙々と簡単に

      • もし明日のあさ目が覚めて、隣で息をしていなくても気づかないかもしれない

        数年前、母の同僚が急逝した。大きな前触れはなく、なんだか調子が悪いと早退した日の晩だった。眠っているうちにすうっと息を引き取り、翌朝隣で目を覚ました旦那さんが気づいたと聞いた。寝ている間に身内が亡くなったという話を、数年間で何度か聞いたことがある。 *** 今日はいつもより祖母の調子が悪い。ここ二週間ほど軽い肺炎で昼夜問わず咳をしていたが、今朝は壁に手をついてぜいぜいと息をする、いっそう白い顔にぞっとした。自分は医者でもなんでもないけれど、迫り来る死を肌で感じてしまった。

        • 【那須2泊3日】在宅ワークの疲れを癒すデジタルデトックス旅行紀

          10月31日〜11月2日までの2泊3日、恋人と秋休みをとって那須に行ってきました。東京駅で集合しておやつを買ってから、彼の運転で那須まで。相変わらずペーパードライバーでごめん。 お互いパソコンひとつあれば仕事ができてしまうので、今回はパソコンを封印してデジタルデトックス旅。気持ちいい秋の空気のなかで予定もなくの〜んびり過ごせて、心も身体も回復しました。 ▼ 今回泊まったお宿は、那須高原の宿 山水閣 夕飯は近くのフィンランドの森へ。那須はチーズが有名と聞いて、大好きなチー

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        • 複業フリーランスの働き方
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        記事

          そろそろ安定したい!で安定ってなんだっけ?

          今週のしいたけ占いもじーんときた。ハラハラドキドキから離れて、そろそろ落ち着きたい気持ち。ハードル走の途中で、もうゴールできなくてもいいからあそこの木陰で水筒の麦茶飲ませてくれ〜!という気持ちがむくむく大きくなっている。 11月いっぱいが勝負、ってそれ毎月言ってない?今月が勝負!って毎月言っている気がするし、今週が勝負!って毎週言っている気がするし、今日頑張れば!って毎日言っている気がする。そんななか、よくやっていると思う。 牡牛座の性格は、マイペース、頑固、変化が苦手と

          そろそろ安定したい!で安定ってなんだっけ?

          最寄りのコンビニが閉店したら、想像以上にショックが大きかった話

          10月末、30年続いた近所のセブンイレブンが閉店した。都会のコンビニは手っ取り早く便利に、と会話もない場所かもしれないけれど、ここは違った。夫婦で経営していて、いつも元気なおばちゃんが祖母を見つけると自然と話が弾んでいたし、寡黙なおじさんが時折見せる笑顔にはなぜかわたしも嬉しくなった。バイトの学生はよく入れ替わっていたけれど、何度か顔を合わせているうちにいつの間にか「がんばれよ」と応援したくなる自分がいて、不思議な場所だった。 わたしが産まれる前から「そこ」にあったので、な

          最寄りのコンビニが閉店したら、想像以上にショックが大きかった話

          苦渋の決断、ホラー・サスペンス断食宣言

          小学生の頃から、刑事ドラマが好きだった。最初の記憶は祖父が見ていた『はぐれ刑事純情派』や、祖母と母が見ていた『相棒』あたりだった気がする。母のベッドの下に落ちていた『名探偵コナン』の18巻を読んでから大ハマりして、1巻から最新巻まで全部読んだ。アニメや映画でも、コナンくんがトリックを解き明かしていく時間を食い入るように見ていた。 列車の時刻表トリック、密室殺人、不審な自殺・・たくさん見ているうちに、「こいつが犯人だ!!」と直感が働くようになってきた。ストーリーが読めるように

          苦渋の決断、ホラー・サスペンス断食宣言

          だいぶ理想に近づいてきた、最近の働き方事情

          のんびりする時間を取れているだけで褒められる、ありがたい環境で生きている。のびのびやってるだけでいいよ〜とか、のんちゃんが楽しいのが一番だよ〜と声をかけ続けてもらって、もう一年半ほどになるんじゃないか。 「#がんばらないキャンペーン」を始めたのが去年の9月末だったと思う。無理して睡眠時間や食事の時間、湯船にゆっくり浸かる時間を削ってしまっていた。朝から晩までzoomの予定がびっしりで、どこから減らしたらいいのかわからない。どうすれば減らせるのかもわからなかった。 朝活コミ

          だいぶ理想に近づいてきた、最近の働き方事情

          認知症の祖母に、どんな世界が見えているのか

          一階に降りてきたら、ご機嫌そうな祖母が話しかけてきてホッとした。 「さっき ×× 家の二階に〇〇君が見えたんだよ、久しぶりだっけやあ」 へえ、とか、ほー、とか返した気がする。全く知らない男のひとの名前だったので、とりあえず聞いてみるかと座椅子の上で姿勢を整える。 「あんたは〇〇君知らないか、△△くんの弟だよ」 それを聞いてもピンとこないわたしが「ふぅ〜〜ん」と気のない返事をしていると、祖母はさらに昔話を始めた。 家族はこんな感じで、小さい頃はこんな子で、最近はこうで。今

          認知症の祖母に、どんな世界が見えているのか

          なんだか元気になってきた!

          ひと月ぶりにnoteの編集画面を開いた。本当はずっとnoteが書きたかった。テーマはたくさん出てくるのに、なぜだか気持ちが乗らない。タイトルだけの下書きが積み上がって、何を書きたかったのか忘れてしまったものもいくつもある。 体調も悪くて悪夢も続いて、プライベートでも仕事でも災難続きのこの期間に、Xの新しいアカウントを作った。プロフィールに「ゆったりのんびりしあわせに」と打ち込んだらちょっぴり泣きそうになった。 ちゃんとしたアイコンを決めるまで、とiPhoneのメモ帳に指で

          なんだか元気になってきた!

          大切な人を偲び、"これから"をどう生きていくか考える —— わたしがshinobuを始める理由

          祖父、兄との死別で感じた「蓋をしたい感情」 高校2年の4月に祖父が亡くなったとき、わたしは深い後悔に苛まれました。肺がんで7年闘病し、「いよいよだめかもしれない」と入院した祖父に、もっと会いに行けばよかったと。初めて身近な存在に死が迫っている状況が怖くてたまらず、なかなかお見舞いに行けなかったのです。 勇気を出してお見舞いに行った日に、「全然来ないじゃないか。俺のことなんかどうでもいいんだ。」と弱々しい声で言われたのが忘れられません。強くたくましい大黒柱だった祖父の、痩せ

          大切な人を偲び、"これから"をどう生きていくか考える —— わたしがshinobuを始める理由

          大好きな兄が死んだ話

          2017年6月22日、兄が死んだ。気づいたら7年もの月日が経っていて、わたしは彼の死んだ歳に追いついた。そろそろ、あの日を思い出してみてもいいんじゃないか。そう思えるようになってきた。お盆の力を借りて、書いてみたいと思う。 わたしの兄は、大きな志と書いて大志という。名前は力強いんだけど、160センチぐらいしかないし、肌が真っ白で童顔で、目を細めてフニャッと笑うすごく可愛いひとだった。 夏は暑い暑いと口いっぱいに氷を頬張って出かけて、冬は紺色のもこもこのダウンを着込んで首を

          ¥300

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          ¥300

          可愛くないと生きている価値が無いのか?

          女の子は「見られる」ものだという意識がいつの間にか染み付いていて気持ち悪い。「かわいいね、かわいいね」って声をかけられて育つうちに、わたしの価値は「かわいい」であって、「かわいい」がないと価値がないんだと思うようになってしまったところがある。そんなわたしが本当に嫌い。

          ¥300

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          ファンクラブ始めます

          こんにちは!のぞみです。 まずはこのヘッダーとこのタイトルで読もうと思ってくださってありがとうございます! 獅子座新月の今日、わたしのファンクラブを始めることにしたので、メンバー募集のお知らせです🌑

          ¥100

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          目の前のひとをまっすぐ見て、気持ちをまっすぐ受け取るために

          生まれてからずっと、愛に向かって生きている。愛情がほしくてほしくて、どうしたら満足いくぐらいたっぷりもらえるのか考えて行動してきた。相手の顔色を窺って、何を求めているのか察する。自分に期待されていることは何なのか思いを巡らせる。 「期待に応えたい」と思う気持ちは悪者扱いされがちだけど、悪いことばっかりでもない。このおかげで旨みを吸って生きてきたから、突然辞めるのは難しい。「いいこ」でいることで、期待に応えることで、受け取れてきたものがある。 無条件の愛、無償の愛がほしいと

          目の前のひとをまっすぐ見て、気持ちをまっすぐ受け取るために

          しあわせになる覚悟

          最近思うんだけど、しあわせになるのって覚悟がいる。しあわせになりたい〜とはしょっちゅう言っているものの、そのために実際何してますか?と聞かれると詰まる。何もしていなかったわけがないんだけど、まだまだ甘えていたかもしれない。 去年の秋から続けてきた「#がんばらないキャンペーン」は、ご存知の通りなかなかうまくいかなかった。のんちゃんは行動力があるのになんで休みだけはうまくできないの?と直接聞かれたこともあるぐらい。自分のために休むのって難しい。自分のことを大事にしてあげようって

          しあわせになる覚悟