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《適当雑記72》2022年1月11日(火)【最近の犯罪に思うこと】

〚1396文字〛 
こんにちわ。入谷です。  
今日は過激&暗めの内容です。苦手な方はまた次回お会い致しましょう。

近年頻発する劇場型犯罪。 
コロナやIT技術の進歩、格差社会によって人々の心が追い詰められ、焦り葛藤の中で絶望して自ら人生を終わらせようとする人が増えています。
そして母数が増えれば、他罰的で特殊な考え=人を巻き込んで思いを遂げてやろうとの考え=を持った人間も残念ながら出現します。先日も飲食店に男が立てこもり、自らその厭世観を絶叫したといいます。
そんな目を覆いたくなるような事件のニュースを見るたび、何とも言えない悲しい気持ちになりますが、何故そうした犯罪が起こるのか、自分なり考えていること/考察があります。

以下はあくまで僕個人の考えであり、全てこれに当て嵌まるわけではありません。

犯罪傾向にある者は、別の劇場型犯罪に関するネットの批判的な書き込みに感化される部分が、少なからずあるのではないかと思います。

ネットの書き込みには毒がある。
故に過激で過剰に人を責め立て、犯罪者や悪人ならば何を言っても構わないと思わんばかりに冷たく意地悪で容赦がありません。
もちろん犯罪はいけないことです。
何の落ち度もない他人を身勝手に巻き込む行為は最低としか言えません。  
書き込みには大凡この何十倍の勢いで書いてあります。

犯罪傾向にある者は孤独で、現実での人間関係も希薄で、そのため悩みを打ち明ける相手はいないことが多い。鬱屈としたものをぶつけるのは、ほとんどの場合、ネットだけということになります。
ネットにのめり込み、やがてその者の世界を形成するものはネットと自分という風に視野を狭めていきます。

ネットの良くない記事を目にするたび、あらゆるネガティブな感情をスポンジのように吸収し、爆発寸前精神状態になっているのではないかと想像されます。 
中でも自身の考え方に近い劇場型犯罪に関する記事や掲示場には頻繁に訪れていて、 
先述の意地悪で攻撃的な書き込みを目にした時、あたかも自分に対しての批判であるという不幸な錯覚が起こるのです。

皆が自分の悪口を言っている。 
皆が自分を責めている。
皆が自分の敵だ。

最早理性は働きませんから、それが脳内でオーバーラップし、元々別の対象に抱いていた怒りや憎悪が、いつしか社会に対して向けられ劇場型犯罪を企図するに募らせていくのではないかと思うのです。

マジでキレる5秒前に、その人間に抑止力となる愛情や思いやりをくれた人間関係があれば、冷静さを取り戻せるでしょうが、それがない以上、またそれに気付けない以上、意地悪で攻撃的で鬱憤を晴らすかのような書き込みを止めることが犯罪を防止する手立てとなるかもしれません。

また、その強烈なネガティブパワーを何か別のベクトルにチェンジできる脳科学技術システムAIツールがあれば、被害者も加害者も出さないで済むのだと思います。
自らの理性と意思でそれが出来れば最初から問題ないですが、自棄になって暴れまわるような人間の有り余るパワーを肉体労働に傾ける、ボランティアや人助けに傾けることができたら、犯罪傾向にある者にとっても、新しい人生のきっかけになるのではないかと思います。
そこは科学技術の進歩に期待を寄せるところであります。そして何よりこうした犯罪のない平和で安穏とした世界になることを願うばかりです。  

ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。そして今日が良き一日となりますように。。      

  

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