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皆様の災害関連投稿をまとめています。pray for japan投稿も収録。
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2018年1月の記事一覧

件数が多いのでマガジンには入れなかったのですが、大雪に関する投稿も多数見られます。
気になる方はハッシュタグ「大雪」で検索してみて下さい。

二十四年目の記憶 −1.17

二十四年目の記憶 −1.17

高校二年の冬休みに「弁論文を書く」という宿題が出た。弁論文は「主張したいテーマ」がないと書きようがないが、なかなかコレといったものが思いつかず困っていた。年が明けあと数日で始業式、という時にふと「もうすぐまた1.17が来る」ことに気づき、そうだ阪神大震災の時のことを書こう、と決めた。
と同時に、それが「弁論文」かどうかはどうだってよくなってしまった。四百字詰めの原稿用紙四枚程度という指定があったけ

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福島の女子高生 震災義援金のお礼でカンボジアに絵本

福島の女子高生 震災義援金のお礼でカンボジアに絵本

JNN 2018 新春 こどものチカラ 1月16日放送より

↑クリックすると動画も見られる特設ページに移動します。

福島の女子高校生が震災の支援へのお返しに従姉妹と一緒に読まれなくなった絵本を集め、カンボジアに届けました。子どもたちとの触れあいで2人は何を感じたのでしょうか。

福島県の高校に通う太田朝弓さんと太田さんの従姉妹で都内の高校に通う菅野理子さん。2人は東日本大震災のあと、カンボジア

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「むじな2017」と震災詠 ー駒木根淳子さんの手紙―

「むじな2017」と震災詠 ー駒木根淳子さんの手紙―

 昨年の11月、東北出身・在住の平成生まれの18人で、俳句作品集「むじな 2017」を出した。ありがたいことに在庫僅少になり、増刷&通販に踏み切ることにした。自分で言うのも変だが、神野紗希さんを迎えての座談会の記録「今、東北で俳句を詠むということ」は震災のこと、地方俳句のことなどいろいろなことを語り合っていて、必読だ。(2月上旬に詳しい告知をするので、どうかこの機会をお逃しなく!)

題字をいただ

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被災地でいま伝えるべきことは何でしょう

被災地でいま伝えるべきことは何でしょう

 「伝えるべきことは何なんでしょう」とはなんともゆるいタイトルをつけましたが、この釜石に住んで3年4ヶ月、すなわち新聞記者を辞めて3年4ヶ月(原稿を書く仕事は今もしていますが)、「いま何を伝えるべきか!」と大上段に振りかぶった問題設定をできるほどのジャーナリストと自負できる状態でもなく、一方で、3月が近づいてくると、取材を受けたり、逆に出版社などから依頼を受けて寄稿することが増えてきて、「いったい

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ブルーシードバッグから考える社会性

「ブルーシードバッグ」

2017年グッドデザインアワードにて特別賞「復興デザイン賞」を獲得したもので、モノの意味を転換して、被災地に希望をもたらし、地域外と繋ぎ、支援にしていく、大変優れた取り組みである。

先日、三菱地所で働く知人が言っていたのだが、企業においてはSDGsやESG投資など「社会性」を重視せよといった流れがとにかく大きくなっていて、事業もそこで働く人も今大きな変化を余儀なくされて

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みかんを食べて復興を応援!熊本県御船町のみかんが届きました!

みかんを食べて復興を応援!熊本県御船町のみかんが届きました!

2017年の年末に駆け込みで行ったふるさと納税。
その返礼品が各自治体から届き始めました。

前回の千葉県南房総市の里見和豚に続き、第2弾は、熊本県御船町のみかんが届きました。

熊本県御船町は上益城郡にあり、観光では恐竜博物館が有名。
2016年の熊本地震ではあまりメディアは報じなかったものの、甚大な被害を受けた益城町の隣にあって、御船町も大きな被害があり、今もなお復興道半ば。そんな熊本の御船町

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