手塚さや香_岩手在住ライター

岩手を拠点に東北を取材するライター。 毎日新聞記者(12年)を経て、復興支援員として釜石地方森林組合で活動した後、複業フリーランスに。 一次産業、ローカル、キャリアを得意とするインタビューライター/キャリアコンサルタント/(一社)いわて地域おこし協力隊ネットワークマネジャー

手塚さや香_岩手在住ライター

岩手を拠点に東北を取材するライター。 毎日新聞記者(12年)を経て、復興支援員として釜石地方森林組合で活動した後、複業フリーランスに。 一次産業、ローカル、キャリアを得意とするインタビューライター/キャリアコンサルタント/(一社)いわて地域おこし協力隊ネットワークマネジャー

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取材ライティングのお仕事(2024年)

12年間勤務した毎日新聞を退社しフリーランスになってからの原稿執筆のお仕事です。(過年度記事のURLは下部👇に) 2021年2月までは復興支援員・釜援隊として釜石地方森林組合のサポートをメインの仕事としてきましたが、2021年4月からは ・ライター ・キャリアコンサルタント(国家資格) ・岩手への移住定住の促進 ーーを3つの柱として活動しています。 ライターとしては ✅漁業、林業、農業 一次産業の現場での取材のほか、東日本大震災からの復興、地方創生、移住などローカルなテー

    • 復興が終わった今釜石にいる意味 24.11.11-17

      ▽取材1件▽定期のキャリアコンサルティング業務1日▽企業受入れ1件ーーのほかに、打ち合わせや企業のCSR活動受入れの準備などの1週間。 土日は休めたので、友だちとのランチ、カンファレンスでのインプットと自分のメンテナンス(美容院とサウナ)という週末らしい週末を過ごす。 復興支援員時代のつながりのお仕事 古い投稿を見ていただいた方はお分かりと思うが、私は復興支援員時代、釜援隊という組織に所属して釜石地方森林組合の外部連携のコーディネータ―として活動していた。毎日森林組合に出

      • 災害多発時代の地域とライフラインを考える

        創立70周年を迎えた 北良株式会社 (岩手県北上市)主催のカンファレンスへ。 ガスを通して、暮らし、医療、ものづくり産業を支える北良さん。 (復興支援員時代に、同社の笠井健社長と知り合い、お世話になっています。) 近年は、発災直後に全国の被災地に駆けつけ、 水循環スタートアップ・WOTAと連携し、 避難所にシャワーを届ける取り組みでも知られています。 今回のカンファレンスには、 かねて北良の笠井社長からお話を聞いていたWOTAの前田社長が登壇。 子どものころ、ゴア元副

        • ”推し”を仕事に 24.11.4-10

          慌ただしい10月後半が去り、ようやく日常が戻ってきた感。 地域おこし協力隊の研修事業が本番を迎え、その終了後の精算などの業務をしながら、副業型移住コーディネーター&キャリアコンサルタントとして、釜石への移住をご検討中の方々の相談対応や地域の方へのご紹介など。 久々に土日は休日らしい休日を過ごす。 秋の研修運営シーズン、クライマックス いわて地域おこし協力隊ネットワークを設立して3年目の今年。私は 初任者研修2本 テーマ別研修1本 出口戦略セミナー1本 沿岸地域で活

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        取材ライティングのお仕事(2024年)

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        • 日日是複業
          17本
        • ローカルでの複業について
          1本
        • 地域づくりや復興について
          3本
        • 『古津軽本』取材ノートから
          2本
        • これまでの仕事の実績まとめ
          4本

        記事

          越境体験とキャリア 24.10.28-11.3

          先週に引き続き土日は埼玉に帰省し、月曜から釜石で仕事。今週締め切りの原稿が2本あったのでそれを進めつつ、今週も人前でお話をする仕事をいただく。最近はたまたま新しいテーマで喋らせてもらう機会があって、自分の考えていることの整理と言語化が進んだ。 越境体験とキャリア 火曜日(10/29)は、「越境」をテーマに自分自身がこれまでどのような越境体験を経て、今日の自分に至っているかをお話する。 「越境学習」という言葉はコロナ禍あたりの時代に注目されたので聞いたことのある人も多いと

          越境体験とキャリア 24.10.28-11.3

          再現性の高い複業づくり 24.10.21-27

          土日で帰省して母とともに親戚の対応などをして、日曜日の深夜に夫とともに車で釜石へ戻る。寝不足の眠気とともに新しい週がスタート。また次の土日は祖母の葬儀で帰省することに。 地域おこし協力隊セミナー「複数のなりわいで地域で生きる」 今週のクライマックスは木曜日。岩手県内で活動する地域おこし協力隊向けの出口戦略セミナー。 私自身も地方で副業のフリーランスとして経験を重ねる中で、“複業フリーランス”が地方での働き方を幅を広げるものだと思っていて、それがひいてはU ターンなどにも

          再現性の高い複業づくり 24.10.21-27

          突然の別れや仕事やAI 24.10.14-20

          「最後だとわかっていたなら」というコピーは、「3月11日を『大切な人を想う日に』」という岩手日報のキャンペーンで使われたものだが、離れて暮らしていた埼玉の祖母が10月17日に亡くなり、その言葉の重さをかみしめる。 最近は祖母や介護をしている母のこともあって2,3ヶ月に一度は帰省していたが、99歳の祖母は8月末に会った時も元気にしていたので、「最後だとわかっていたなら」、もっとほかに掛ける言葉があったかもしれないと思う。 在宅で介護していた母は、祖母が亡くなる日の朝、ショー

          突然の別れや仕事やAI 24.10.14-20

          「好きなことを仕事にしたい」 24.10.7-13

          複業の柱である▼ライター▼キャリアコンサルタント▼いて地域おこし協力隊ネットワークーーの仕事をパラレルで進めながら、人前でお話する活動も2件。(釜石コンパスは報酬の発生する仕事ではないが、ライフワークという意味では広い意味ではワークでもある)。 たまたま東日本大震災復興支援の活動に同時期に取り組んでいた、いわば同志みたいな人たちが東京や京都から来て、2日連続の懇親会。翌日は深夜までのオンラインセミナー、そして県内出張とで若干睡眠不足だけれど、いろんな人と出会えたり再会できたり

          「好きなことを仕事にしたい」 24.10.7-13

          低迷しつつ光明を探す 24.9.30-10.6

          引き続き心身の調子が上がらない。とはいえ、何か支障があるというほど悪いわけでもないので、目の前の仕事に集中してすべく頑張ったが、大小の仕事のミスが多くて、久々に自己嫌悪に陥る。 新しいライティングのお仕事 火曜日は初めての媒体からお仕事をいただき、編集の方とカメラマンさんと取材へ。これまでも関わりのあった経営者さんの会社のオウンドメディア。しかし、このお仕事の端緒は、別ルートの編集者からのお声がけ。 岩手で長くライターとして活動しているので、本当に思いがけないつながりから

          低迷しつつ光明を探す 24.9.30-10.6

          病み上がりでアクセルかからず 24.9.23-29

          思ったより早くコロナから回復したものの、声が出にくかったり、疲れやすかったり、体調がイマイチ。おのずと生産性も上がらず。 土曜日は東京で釜石と関係人口をつなぐイベントに登壇。翌日、東京で半日、時間があったので、「Facebook で東京駅周辺でお茶がご飯できる人いませんか?」と呼びかけると、大学時代の勉強会の仲間と気仙沼の知人が連絡をくれて、それぞれ丸の内で会う。語り合ったテーマはぜんぜん違うけど、日常的な共通言語を持つ人たちとは違う?つながりの人と対話する時間は大切だなと思

          病み上がりでアクセルかからず 24.9.23-29

          出張先でコロナになる 24.9.16-22

          釜石よいさが終わって穏やかな秋の日常……と思いきや、出張先の山形県で発熱。結果、初めてのコロナ陽性となり、週後半は稼働できず。 病院を紹介してくれた現地カメラマンのTさんや同行していた編集長の優しさに感謝しつつ、解熱剤を飲んで4時間運転し帰路につく。 本当は2日間取材し、酒田のボラセンで災害ボランティアをする計画だったが、すべてキャンセル。(結局、大雨で活動自体が中止に) 能登が大変な被害に遭い、仮設住宅も浸水したという。東日本大震災の被災地でも震災から5年後の台風で被災し

          出張先でコロナになる 24.9.16-22

          頭の片隅に釜石よいさな1週間 24.9.9-9.15

          久しぶりに7日間通して釜石市内にずっといた(……と土曜日まで書いてから、土曜日は隣りの大船渡市に行ったことに気づく)1週間。土日の釜石よいさへの余力を蓄えつつ、仕事を進める。夏バテか体調がイマイチで、生産性もいま一歩。こんな時もある。 オンライン続きでshokz 大活躍 市や県の会議が多めの週。月曜日は早速、市の釜石市の移住コーディネーターのオンラインミーティング。私たちは副業型のコーディネーターなので、情報発信や移住関係のイベントでの相談対応という限定的な部分でかかわっ

          頭の片隅に釜石よいさな1週間 24.9.9-9.15

          お金や祭りや協力隊など 2024.9.2-9.8

          協力隊の活動支援業務の割合が多めの1週間。仕事以外にやることが多い。ちょっと多すぎて、お盆明けは休みなくバタバタとしている。 協力隊とお金のことを考える 水曜日(9/4)は、私が調整や募集関係を担当している第1回テーマ別研修会。「資金調達」というテーマは、運営団体である(一社)いわて地域おこし協力隊ネットワークのみんなで検討して決めたもので、講師案もだいたい固まっていたところを、日程調整、主催者(県)や講師とのすり合わせ、募集要項の作成、募集業務といったところを私がやった

          お金や祭りや協力隊など 2024.9.2-9.8

          内閣官房、MG研修……夏の終わりは学びの連続 24.8.26-9.1

          イベントが盛りだくさんの1週間。そこに持ってきて台風が接近し、イベントの段取りが大幅に狂う。緊急対応力をの重要性を実感し、これもレジリエンスか、などと思う。 実家⇒新幹線⇒マック⇒スタバとノマドワークで原稿入稿 月曜日は、埼玉の実家で朝仕事をして、そこから新幹線で岩手に移動。マックで仕事をし、盛岡で取材をし、釜石まで帰っていると間に合わないので、スタバで仕事をしてなんとかこの日締め切りの原稿を入稿。 岩手にいてもどこにいてもめっちゃ便利な時代になったものだ。それにしても、

          内閣官房、MG研修……夏の終わりは学びの連続 24.8.26-9.1

          協力隊サポート、移住関係、今日もてんてこまい 24.8.19-8.25

          台風が去るとともにお盆が明け、あれよあれよという間に過ぎ去った1週間は、ポートフォリオワーカーの真骨頂と言えば聞こえはいいが、微妙なバランスで、ライターの仕事、地域おこし協力隊サポートの仕事、そのほかの移住定住促進の仕事をぎりぎりな感じで納める日々。 前半は岩手にいて、おもに地域おこし協力隊サポートに関する活動。金曜日からは岩手県への移住促進に関するお仕事で東京へ。そのついでに埼玉の実家に帰省。前の週に続いて移動が多い。 地域おこし協力隊というキャリアを応援したい 何度か

          協力隊サポート、移住関係、今日もてんてこまい 24.8.19-8.25

          取材、そして天変地異

          宮崎県での地震、南海トラフ臨時情報、そこに加えて、台風5号の岩手直撃。いよいよ末法の世が到来したのかと感じる8月上旬。 カバーだけ週半ばに作ったので、ハッシュタグと中身が齟齬をきたしている。 世界観をつくるクライアントワークの楽しみ 今週は海と畑で2件の取材。畑の方の取材は、これまで何度もご一緒している同世代のデザイナーご夫婦からお声がけいただい案件で、今回も3人での取材。奇遇にも生産者さんも同年代(生年月まで同じ)とあって、話している中でも共感してすることが多く、なごや