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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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#SaaS

CTO of the Year 2024 Audience Award - 社会を豊かにする

アセンド株式会社 取締役 CTO の丹羽 @niwa_takeru です。 Startup CTO of the Year 2024 にて応援してくださった皆様、本当にありがとうございました! 今回、スタートアップが「社会を豊かにする」を技術力を駆使して突き進める姿を示し、志を共にする皆様に届けることを目的として登壇しました。その結果、多くの方に共感いただき、オーディエンス賞を受賞できたことを心から嬉しく思っています。 改めまして、応援いただいた皆様に感謝申し上げます。

なぜHERPはリファレンスチェック事業を始めたのか?HERP Trustが描く採用とキャリアの未来

株式会社HERPでオンライン完結型リファレンスチェックツール『HERP Trust』の事業責任者をしている若山です。 HERPは2024年3月に「Parame Recruit」を事業買収し、新たにリファレンスチェック事業を開始しました。 事業運営が安定し、今後さらに体制を強化していくこのタイミングで、なぜHERPがリファレンスチェック事業を始めたのか、そして『HERP Trust』のサービス提供を通じて何を目指しているのかについて書きたいと思います。 HERP Trust

G型・L型の視点で考えるスタートアップの意義とVCとしてのスタンス

先日、IGPIグループの会長である冨山和彦氏による新著『ホワイトカラー消滅』を読みました。主に日本の大企業を中心とするホワイトカラーの世界と、地域経済に根ざした中堅・中小企業における雇用の構造的問題について解説する著作ですが、日本のスタートアップに対しても非常に示唆に富む一冊であると思います。 スタートアップに関わる私たちの間では、「日本からグローバルに展開できる大型スタートアップを」という声を日々耳にします。こうした掛け声には大変賛同しますし、自分たちもその一助を担いたい

デスクレスワーカー向けSaaS急成長の裏側:現場の地殻変動を起こしたモバイル端末普及の実態

AIじゃなくてモバイル革命の話を書きます。なぜ2024年にそんな話をするのかというと、いままさに、その波が現場に届いてるからです。 製造、建設、物流、飲食などを中心とするデスクレスワーカー産業で、現場業務に直球勝負のSaaSスタートアップが近年大きく増えました。本記事では、コロナ禍とDXが社会構造に与えた影響が、現場に周回遅れの、しかし(AI含めて)全ての土台となるモバイル端末の普及をもたらしたことを解説します。 貴山敬 (@tkiyama) 「デスクレスワーカー」とは「

エンジニアとこれから

まずは自己紹介をお願いします。 ー唐澤 ダイニーでVP of Technologyをしている唐澤です。創業に近い時期からダイニーにジョインしており、既存プロダクトの設計や実装を担当してきました。システム面における責任者という立場です。よろしくお願いします。 ー浦山さん エンジニアリングマネージャーを務める浦山と申します。ダイニーには2023年にジョインしており、主にエンジニアリング部の組織づくり・採用を行っています。よろしくお願いします。 技術面と組織体制の面を分けて担

コンパウンド戦略をSaaSスタートアップがとるべきか、という整理メモ

SaaSの「コンパウンドスタートアップ」「コンパウンド戦略」という言葉は今年に入ってすっかり定着して、上場企業の決算説明資料でもちょいちょい目にするようになりました。 いろんなところで見聞きしてると、人によって「コンパウンド」が指している内容がけっこう違うように思うので、整理メモとしてまとめてみました。結論を先に書くと、「SaaSのマルチプロダクト展開は必須だけど、アーリーフェーズのコンパウンド戦略はマジでむずいよ」。 貴山敬 (@tkiyama) コンパウンド戦略とは

新規事業を成功させたいスタートアップや大企業が「PMF」するために考えるべきこと

こんにちは。株式会社マイノリティの代表の柳澤です。 当社はシード期〜シリーズAのスタートアップを中心にグロース支援をしており、主にBtoB企業のプロダクトマーケットフィット(PMF)の推進、マーケティング・営業戦略の立案を担っています。 このnoteでは、多くのプロダクトのPMF前後のフェーズを間近で見てきた経験から「スタートアップや大企業の新規事業がPMFするために必要なこと」について解説していきます。 こちらの「PMFの基礎知識」マガジンに随時記事を追加していますの

バーティカルSaaSの進化とその先にあるもの

気になったフィンテックニュースをXで配信しているのですが、毎週ニュースを追いかけていく中で、バーティカルSaaSが次のフェーズに向かい始めていることを感じています。そしてその行きつく先にあるのが、最近時折目にするテクノロジーをテコに単一業界をロールアップするビジネスモデルなのではないかと考えていたりします。 そんな中、、発見したのがこちらのブログ。かなり自分が考えていることと近かったので、こちらを参考にしつつ、改めて自分の考えをまとめてみたいと思います。 ホリゾンタルSa

シリーズA【5億円調達】VerticalSaaS立ち上げ〜シリーズAまでの開発裏側

こんにちは。不動産・建築DXプラットフォームの「PICKFORM」を提供する株式会社PICK(以下PICK)でCTOを務めている林です。 この度、PICKはシリーズAラウンドにて、累計5億円の資金調達を実施しました。 プレスリリースでも触れている通り、今後2年で7つのプロダクト開発を行っていきます。 この記事では、「PICKがシード〜シリーズAまでどのような技術に挑戦してきたのか」「今後のPICKがなぜ面白いのか」の2点を紹介します。 自己紹介■インターンから始まったエン

DXスタートアップの本命テイラーは「SAPの牙城」を崩せるのか

Primaryの過去記事が読み放題 Primary メンバーシップ SaaS関係者必見のコンテンツ多数! *    *    * 2024年はこれまでに増して大企業のシステム障害を目の当たりにした年となった。 菓子大手の江崎グリコは、基幹システムの障害により全国の物流センターで一部業務が停止。冷蔵商品の出荷が滞るなど消費者にも大きな影響を及ぼしている。 システム障害は旧来の基幹システムをERPベースに切り替えの際に発生したと報じられている。 既存システムの残存に

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採用はワイシャツの第一ボタン

ナレッジワークのリクルーターの募集でなんとか良いご縁を見つけたいと思い、noteを書きました。 採用はワイシャツの第一ボタン ナレッジワークに入って最初に教わった言葉です。 人材開発も組織開発も小難しい制度設計も、どれも尊いけれど、第一ボタンである採用活動に掛け違いが起きると、どうあがいても良い組織作りができない。まさに言い得て妙だと思います。 HRとしてどの角度から組織の課題を突き詰めても、必ず行き着くテーマが採用で、今も最も頭を悩ませ続けています。 今までのキャ

創業3年でARR20億!Sales Markerの最初の100人組織を徹底解剖

株式会社Sales Marker CTOの陳です。2024年7月29日を持ちまして、Sales Markerは3周年を迎える事になりました!社員名簿を覗くと去年の今頃社員番号17番の方が入社したばかりでしたが、今では正社員数123、全体200+とかなりの人数に!本当に社員の方々に支えられている毎日で、組織やカルチャーの大切さを実感するとともに、振り返ると去年の今頃は”組織の作り方”がわからず悩んでいた事を思い出します。3周年を節目に、Sales Marker社最初の100人っ

なぜ、IVRyは飽和するホリゾンタル領域でT2D3立ち上げができたのか

Primaryの過去記事が読み放題 Primary メンバーシップ SaaS関係者必見のコンテンツ多数! *    *    * SaaSスタートアップを取材していると「この企業が伸びているらしい」という噂を度々耳にする。 対話型音声AI SaaSを提供するIVRyもそんな一社だった。 優秀な社員を多く集める様は、誰が呼んだか「人材のブラックホール」 2024年5月には、ALL STAR SAAS FUNDをリード投資家としたシリーズCラウンドで30億円の資金調

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【緊急取材】SmartHRがIPOではなくレイター調達を選ぶワケ

Primaryの過去記事が読み放題 Primary メンバーシップ SaaS関係者必見のコンテンツ多数! *    *    * 国内SaaSスタートアップのトップランナーがまた大きなニュースを公表した。 2024年7月1日、労務・人事領域のクラウドサービスを提供するSmartHRは、資金調達シリーズEラウンドで約214億円に及ぶ契約を締結したことを明らかにした。 総額のうち新規株式発行に伴う第三者割当増資は100億円程度となり、残りは、既存株主持ち分の一部売り出

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