482.書くnote㊾「コメントはとっても楽しい世界なんだよね」コメント論①
「コメントはとっても楽しい世界なんだよね」コメント論①
noteの名物は「スキ」だけではありません。
他のSNSの世界とは違って、ほとんどが文や絵や写真を撮るクリエイターさんたち。
もちろん、文や絵を描いたり、写真を撮るのが嫌いな人は少ない気がします。
だから、自由に好きなことを表現できる世界。
そして、そのクリエイターさんたちの考えていること、思っていること、表現していることが伝わりやすい。
すると、気に入った作品には「スキ」をする。
もちろん、「作品」が「スキ」な場合もありますが、作品以外、その人自身が好きな場合もあります。
例えば、この映画監督は嫌いだけれど、映画作品は好き。
この歌は好きではないけれど、この歌い手さんの声が好き、姿が好き、という場合もある。
この俳優さんの演技は好きだけど、実際の本人の考え方は好きではない。
だから、映画の世界の彼のことはフアンだ、という人もいます。
このように、「作品」と「作者」が同時に好きな場合もありますが、「作品」と「作者」を別人格として捉えている人もいます。
また、「スキ」以外に、そのクリエイターさんのフアンもいます。
その人の考え方や思い、気持ちが伝わりやすいものが「コメント」のような気がします。
みなさんのコメント欄を見ているととても楽しそうなものがたくさんあります。
丁度、noteフアンが直接、作者と話せるわけですから、コメントをいただいた方も、する方も嬉しいですよね。こんな関係は他のSNSでは味わえない不思議な感覚と言えないでしょうか?
その理由は、やはり作品にあるのでしょう。
その作者の生の本当の声が伝わるからです。
もちろん、創作の場合は創られたり、脚色もあるでしょう。
しかし、たとえ、創られたものであってもそのnoteは、その作者の考え方や気もちというものが充分に伝わるからです。
Xやフェイスブック、インスタ等ではなかなかその人の考え方が見えるものではありません。ですから、このnoteの世界は創られたものであっても、創られたものでない気がします。
しかし、悪い面もあります。
それは、マナーです。
人さまのnoteのコメント欄にコメントする以上は、やはり挨拶は大切です。
これが他のSNS等のコメントならば、挨拶抜きの言いたいことだけをコメントしていても当たり前かもしれませんが、noteの世界はクリエイターさんたちの作品の場です。
やはり、最低限失礼な言葉使い、作者を傷つけるような言い方、自分の方が、知識があるんだという自慢や、一方的な自慢などは、他の人がそのコメントを目にしても不快感を与えます。
また、まったくその作品と関係ないコメントなどもあります。
一体、何を伝えたいのでしょう?
ただ、お話したいだけなのでしょうか?
コメント欄はコメントした人たちのほとんどが見れるようになっています。
逆にそのコメント内容によっては顰蹙を買う場合もあります。
また、せつかくコメントしたのに、すぐ消す人がいます。
もちろん、書き間違いや失礼なことを言ったため消す場合もありますが、突然コメントがなくなるのも不自然ですね。
そして、「スキ」も「フロワー」もないのにコメントだけの参加の人がいるのも不思議です。
一体何のために、コメントだけをするのでしょう?
また、noteの誤字や脱字を指摘する人もいます。
別に誤りなのでありがたいことですが、何の関係もない、「スキ」も「フォロー」すらないのに、まるで誤字、脱字G-manのような人もいます。
問題は、言い方ですよね。誰だって誤字脱字はあります。
もう少し、失礼のない言い方を考えてほしいですね。
逆に誤字脱字を指摘してもせめて読んだならそれだけでなく、良かったら褒めてあげてもいい気がします。
また、挨拶もない、友だち同士のLINEのように、話の前後もなく、他の人が読んでも意味の分からない、作者とコメントする人だけの会話など見ていると、そのコメント欄に入り込むのがイヤになる人も多いといいます。
確かに、作品を読んでコメントしようとしたら作品とは関係ない友だち同士の会話、二人だけにしかわからない言葉だらけだったら、誰も入り込めません。
コメント欄は「作者」と「読者」の関係の場です。
その作品で共感した部分、参考になった部分、感動した部分、などの作者との交流の場ですが、LINEのようなコメント欄は、違和感を覚えてしまいます。
幸いにして、私の場合は自分のコメント欄に来てくれる方だけのご返信のみで、残念ですが他の人のコメント欄に行きたくても物理的にむずかしい。
それに、ご返信もすぐにできないという辛さもあります。
しかし、みなさんの作品を読みながら、コメント欄を読むという楽しみがあります。
みんなそれぞれ受け取り方、感じ方が違うのですから面白く、楽しい読専門に徹しています。
noteのコメントの世界はまるで付録、嬉しいおまけの世界のようです。
コメントは、コメントする人も、される人も、返信する人も楽しい。これは、noteならでは、の素晴らしい世界のように感じています。そう、もう一つの作品の場なのですね。
さて、しばらく書くnote「noteのコメント論」シリーズが続きます。
どうか、よろしくお願いいたします。
次回、書くnote483.「コメントする前にその作品の前後を知る」コメント論②をお届けします。
※さて、今回からは皆さまに感謝を込めて、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、毎回、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。
ラインスタンプ新作登場~
「noteと言う世界」第2章「書くnoteの世界」シリーズを少しずつ始めましたのでどうかお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいて、翌週には必ずご返事させていただいていますのでどうかお許しください。
では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。
※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。
私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
特定非営利活動法人著作権協会
「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)
著作権noteバックナンバー👇見てくださいね~
Production / copyright©NPО japan copyright Association
Character design©NPО japan copyright association Hikaru