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ノリかなの『なんのはなしですか』

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ノリかなの『なんのはなしですか』を集めました 約三か月の間、毎日「#なんのはなしですか」をつけるとコニシ木の子さんが拾ってくれて、コメントまで下さいました。なかなか出来ないこと…
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バタンキュー

バタンキュー

お茶会の次の日も朝から出掛ける
二日間とも精一杯の頑張りで
わたしの身体は疲労困憊

やっぱりな、初めてのお茶会は気持ちだけうわずってくたびれる

翌日も朝から八のつく日はおや元におまつりに行く
これは私の日課だから
何を置いても行こうと決めている

八の日もやっぱり人の中
この間、親さまからひと言「カナさん、お茶は楽しいですか?」とお話しの中で唐突に振られた
そうしたら今日知り合いから「すずさん

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おはようございます
目が覚めると悪寒がします
寒暖差でやられたようです

また布団の中で起きないと起きたくないを繰り返します
本当は起きないと…

おはようございます
今朝も寒いです🥶
雨もまだ降っています

これから寒くなるばかりで
冬眠でもしたくなります
本気で冬眠できたら良いのにな

ひとりで帰る

ひとりで帰る

お茶会の後は梅園の出口でみんなと別れて
ひとりでニコク(第二京浜国道一号線)を歩く
バスで最寄りの駅まで行くお師匠さんたちと離れてひとり
私は地下鉄の駅に向かう

私はひとりが好きらしい
さみしさ嫌いなはずなのに
どうしてもひとりになりたくなる

少し日差しが強い中を黙々と歩く
あゝひとりはいいな

人と居るのは楽しいけれど
時々キツくなる
ひとりになりたいと思う
孤独は嫌いと言いながら
私は嘘つ

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どこへ還る

どこへ還る

母が夢の中にあらわれる
見知らぬ大きな施設に遊びに行く
息子たちはまだ小さくて
長い階段をみんなで必死になって登っている
息子たちはスイスイと急な危ない階段を登ってゆく
私一人が立ち往生
母も上手に登ってゆく

わたしも降りぬに降りられぬ階段を必死に何とか登り着く

本当はもう母の身体がないことが私の中では分かっている

小さな二男は何故だか私にダダをこねる
そこに長男がやって来て二男を言いふくめ

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おはようございます
今朝は☂️雨です
昨日から今日は十二月並の寒さになると言われています

🐦‍⬛烏も🐦も鳴いていません

ちょっとさみしい朝です

あることないこと
言われてさ
人間付き合い面倒臭い

人から嫉妬されるしさ
そんなこと気にしたって仕方ない
こっちは普通にしてるだけ

それでもさ
嫉妬は怖いから
気をつけるって
どうすりゃいいの

気にしなきゃいいって
こっちも
普通に神経あるからさ

気になるわ、平常心てか

えぇ~そうなんですか?

母が旅立って…
わたしの独り立ちの時だから

「手を出すな」と言われた人がいる

わたしはその人がそばにいたくれて嬉しかった

人はそれぞれ違うから
いろんな考えがあるからね

勝手に言わせておけと
突き放せる

でもそんなことを言う人がいるんだね

追いかけて、追いかけて…腐れ縁だから

追いかけて、追いかけて…腐れ縁だから

母と私の魂は何回か同じ時を生きている

わたしの見た前世はネイティブアメリカン
その時は息子と元夫との関係が深かった
元夫とわたしはその時の因縁をきれいにするために現世で再び出合う

その前世、同じ種族の仲間に母がいた
母の魂を感じられる

私の前世治療に触発されて母も前世治療をやりたいと言う
母を前世治療に連れて行く

母の前世治療に出てきた前世はヨーロッパの港街、その時も父と仲の良い夫婦だった

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十日一度

十日一度

雨がふり、電車も止まると言われている

何故だろう
ゆきたくない
行けない日

おサボりだ

十日に一度
あんなに神様に会いに行くのが楽しみだったはずなのに

今日はどうしても気力がでない
どうしたの

昼間は大した雨も降らない
でもまるで台風でも来ているような天候だった

神様ごとはちゃんと無事に過ぎてゆく

なにがあろうと帰って来られる
不思議な不思議な神様の御用

わたしの意思ではない
必要

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孤独だからさみしいの

いえいえ、そうではありません

生きる目的が見つからないから

母がいなくなり
何をやっても虚しい
すこんと落とし穴にはまったみたいに

そこから出ることはできるけれど

でもその落とし穴は慣れると
案外心地いい

出たい、出たくない、出たい、出たくない

無意識な口癖

無意識な口癖

「知らない」

これがわたしの口癖らしい

何か言われるとわたしはすぐに「知らない」と返すらしい

多分こころの中を覗かれたくないのだろう

自分でも無意識に

頑なわたしのこころ

かなしいかな…
何かから逃げようとしているのか

分からない

この言葉
ある時に気になる人から指摘され
ビクッとした

この人はわたしのことをよく見ていてくれていた

今さらながら気がついた
なんて鈍なわたしだろう

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うじうじの一日は…

さみしいの

くるしいの

つらいの


どうしよう


ストレスいっぱい


迎えに来て

甘えられる人なんかいないのに


気が狂いそうになる

気力のない一日を今日も過ごす

わたしの一日を返して欲しい

本音と建前

本音をつぶやくと

「大丈夫?」と心配される

驚かれる

人間は本音と建前を使い分ける

いつもニコニコしているから
この人はしあわせな人

他人はそう決めつける
でも心の中では泣いている
どしゃ降りの雨の中かもしれないのに

上手に本音を隠す人は
やさしい人

わたしだっていつも泣いている訳ではない
時々は笑いもする

建前だけで生きていると
本音は行方不明になる

いいことなのか
どうなのか

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