つきふね

書きたいことを、書きたいときに。気ままに更新中です。

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マガジン

  • noteとの向き合いかた

    noteをやってみて感じたこと、これからのこと  自分の成長記録としての『note振り返り』

  • 信州をゆく

    地元信州の有名なところやそうでないところ、 風の吹くまま気の向くまま訪ねます

  • 奈良がスキ

    大好きな奈良に行きたくなる、知りたくなる、そして語りたくなる

  • 芸術を楽しむ

    美しいものがすき。音楽や美術から感じたことを伝えられるようになれたら、いいな。

  • 短歌・ことば・写仏

    万葉集や短歌、大和言葉にまつわる記事をまとめています

最近の記事

noteで紡ぐ 夢ものがたり

先日、noteの連続投稿記録が途絶えました。 お知らせによると、「85週」の連続投稿だったようです。 ー85週、よく続いたよね。 なにかをコツコツ続けることはあまり得意でなく、なかでも日記は大の苦手。夏休みといえば、ラスト2日で集中して書き上げるのが毎年のスタンダード。そんな私が2023年3月から毎週投稿を続けられたなんて、えらい! 先月末の段階では、100週まで達成しようと思ってたんです。 でも、できませんでした。 *** ある人の有料記事を読むためにnoteをは

    • とがくし旅日記 戸隠詣でと忍者からくり屋敷

      この数年ですっかり秋の恒例行事となった戸隠詣で、ことしも行って参りました。 なんだか旅ばかりしているような気もしますが・・・思う存分体験して人生の肥やしにしたい、そういう時期なんです。 さて、戸隠は『長野県長野市戸隠』ですが、長野駅からバスで1時間かかる山間地のため、アクセスは決して良いとはいえません。長野県民は県内移動に公共交通機関はほぼ使いませんので、自宅から167km、マイカーで一路戸隠へ向かいます。 そして久々の高速道路運転で、自分のスピード感覚の変わりように軽

      • |なら旅日記| 天武忌の薬師寺で

        奈良市・西ノ京と呼ばれるエリアにある大寺、薬師寺。 ここを訪れるのはいつ以来だろう? 東塔の修復が終わるタイミングを見計らって旅を計画していたものの、感染症騒動で予定が流れて・・・ とにかく、ずいぶん久しぶりということは確か。 最寄りの駅は、近鉄「西ノ京」 駅から歩いて5分もかからないアクセスの良さ。 数年前まではこれ幸いと最短コースを歩いていたわたしですが、健やかになりつつあるいま、ほんのすこし遠回りして<南門>から参拝することにしました。 南門の手前には、薬師寺の

        • ピアノ de なら<柳本駅> はじまりの前奏曲

          このたび、街角ピアノデビューしました。 大好きな地、奈良で。 「指の不調によりピアノは休眠中」のはずだったのに、なぜそんなことに?! ことの発端はたしか・・・ そう、4月に投稿した記事に寄せられた奈良友「kumokichi」さんからのコメント。 >やっぱりストリートピアノツアーやっちゃう? >まずは京終駅でデビューかしら? by kumokichiさん 奈良にはストリートピアノが設置されている駅があると知り、それもおもしろそうだなぁと思いながらも、でもまだ弾ける段階じ

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        記事

          「二つの部屋」の光と音楽

          写真家江口敬さんの写真展については先に投稿しましたが、ひとつ心残りがありました。それは、展示室で流れていたBGMについて触れられなかったこと。 そんな折の、江口さんのつぶやき これを見て、ついうっかり、書いてみようかな?なんて思ってしまったのです。 わたしは音楽が好きですが、それについて書く素養があるかといえばそんなことはなく、作曲法を学んだことも、楽曲について分析できるほどの知識も持ち合わせていません。できるのは、「ただ感じたことを書く」それだけです。 さて、では肝

          「二つの部屋」の光と音楽

          ふくしま旅日記② 珈琲と観音と

          ふくしま旅日記、つづきます 信夫山を下りてから、本当はもうひとつ行きたい場所がありました。 しかし! 一旦水分&糖分補給しないと暑さに負けて行倒れそうな気がしたので、行き先を変更。とにかく、ゆっくり涼みたい。 目指すは福島交通飯坂線の曽根田駅 こちらに、江口さんオススメの喫茶店があるようなのです。 冴えわたる青空、元気なお天道さま、ふたたび滲み出る汗・・・ う~ん、暑い!! 昭和レトロで、とても素敵な建物。 外だけじゃないですよ、中も往時の面影をのこす落ち着いた空間

          ふくしま旅日記② 珈琲と観音と

          ふくしま旅日記① 祈りの信夫山

          前回記事では、写真家江口敬さんの個展について書きましたが、きょうはその翌日、へとへとになりながらも楽しんだ福島市内の旅日記を綴ります。 福島へ行くと決めてからまずしたことは、福島るるぶを図書館で借りてくることでした。 そして、ざっと眺めて気付きました 福島市エリアの紙面の少なさに。 知りたい情報が、ほぼない! どうやら福島市には、「福島市といえばコレ」といえるほどの観光の目玉はなさそう。さらに言えば、福島市民にとって「みどころ教えて」は恐怖の質問なのだとか。 でも、

          ふくしま旅日記① 祈りの信夫山

          「二つの部屋」で感じた世界 江口敬写真展

          きょうは、今週足を運んだ写真展について書きます。 これまで、 写真家とは、良い写真を撮るひと だと思っていました。 ですが今回の写真展を体験して、そんな単純なことではないのだなと気付かされました。 正直に言えば、未だ会場で感じたさまざまなものを咀嚼しきれていませんが、それも含めて感想として残しておきたいと思います。 現在、福島市写真美術館では、写真家 江口敬さんの個展が開かれています。 noteクリエイターでもある江口さんとは、note写仏部の活動をきっかけに、

          「二つの部屋」で感じた世界 江口敬写真展

          八ヶ岳山麓 しづけさの康耀堂美術館

          日常から離れる時間を、日常と同じくらい大切にしています。 幸い長野県には「非日常」を味わえる場所が多くあり、ことに「別荘地」と呼ばれるところはちょっとした別世界。 もっとも有名なところは、軽井沢でしょうか。 けれどあそこは、「ちょっと行ってくる」感覚では行けない距離。 もうすこし近くて、避暑地っぽいところは・・・ あそこかな。 いざ、八ヶ岳山麓へ。 伊那から1時間半、茅野市街を過ぎて縄文の道(という道路があるのです)を八ヶ岳に向かって車を走らせると、お気に入りの美術

          八ヶ岳山麓 しづけさの康耀堂美術館

          過去の人

          思い立って、身辺整理をしている。 真っ先にとりかかったのは、スマートフォンの連絡先 新しく買い換えた端末で何気なく連絡先を開いてみると、これまでの表示とずいぶん違っていた。 グループ機能がなくなりズラリと並んだ名前は、もうすっかり”過去”となった人ばかり。フリガナを入力していないせいで、50音順にすらなっていない。 何度スクロールしてもお目当ての人が見つけられない。 いま必要なつながりが、過去の人たちに埋もれているのが我慢ならなくなり、勢いで整理をはじめた。 さよ

          セイジ・オザワに捧げる音楽祭

          今年もまた、セイジ・オザワ松本フェスティバルが長野県松本市で開催されています。 1992年に始まったこのフェスティバルは、いまではすっかり松本の夏を彩る一大祭典として定着し、街のいたるところではためく青のフラッグを眺めるのも楽しみのひとつとなっています。 2024年2月に小澤総監督が永眠されてから、はじめてのフェスティバル。 開催されるのか、どうなるのか? 気になっていましたが、予定どおり開催されると知り、とても楽しみにしていました。 昨年は伊那会場で無料のスクリー

          セイジ・オザワに捧げる音楽祭

          伊那はい~なのお諏訪さま巡り

          お盆のさなか、専門学校時代の友と2年ぶりに会いました。 名古屋在住で信州の山々に夢中のAちゃんと、伊那近郊在住のKくん。 なにかのきっかけで気まぐれに集合するこの集まりには、呼び名があります。 誰が名付けたのか、 「伊那はい~な」 今回は、南アルプス仙丈ケ岳へ登るAちゃんにあわせて伊那で集まることになりました。 でも、どこへ行こう? 暑いし、観光地っぽいところはどこも混んでいるし、山から下りてきた人をまた山へ連れて行くのもなんだし・・・ 伊那ツアーデスクとして頭

          伊那はい~なのお諏訪さま巡り

          短歌 夏の音楽

          立秋を過ぎ処暑が近づいてもなお、暑い日が続いています。 天気予報に並ぶ最高気温の数字をみるたびに、「あつい・・」という言葉がこぼれますが、それでも吹く風は大暑のころにくらべると明らかにカラリと爽やかで、強烈な西日があたる時間も短くなりました。 少しずつ、秋の気配を感じます。 42. しとしとと 雨降るおとに 涼む朝 蝉の音はきょう 夏休みかも こんな日があるとホッとする。 たまには暑さも夏休みしてほしいな。 43. 隔てなく 平らにひびく うぐいすと ニイ蝉の声

          短歌 夏の音楽

          山種美術館を訪ねて ~東山魁夷と日本の夏~

          8月の初旬、東京渋谷区広尾にある山種美術館を訪ねました。 連日の猛暑、東京はいったいどれだけ暑いのだろう?とおそるおそる向かいましたが、朝に雨が降ったのか路面は濡れ、わずかに涼しい風がとおっていました。 よかった、これなら歩けそう。 さて、いま開催中の特別展はというと、 山種美術館で所蔵する東山魁夷作品が全点公開される今展のみどころは、大作の<満ち来る潮>と、京都を描いた<京洛四季>でしょうか。 <満ち来る潮>は今回初めて見ましたが、なんと、幅9メートル超という大き

          山種美術館を訪ねて ~東山魁夷と日本の夏~

          短歌 愛のことのは(令和版百人一首)

          数日前、生まれて初めて恋の短歌をつくりました。 そんなの無理 恥ずかしい 応援団長の激励に背中を押されて、ようやく投稿ボタンをポチッ ついに一歩ふみ出してしまった! すると、 ・・・ ・・・ ・・・ あれ? なんだか、心身が軽くなった気がする。 あんなに恥ずかしがっていた自分が、すでに過去の人になってしまった! どうやら、『恋歌なんてムリ』ブロックがはずれたようです。 ときには人のおだてに乗ってみるのも大切ですね。 よい経験ができました、ありがとうございます

          短歌 愛のことのは(令和版百人一首)

          短歌 鳥になれたら(令和版百人一首)

          現在、noteクリエイターの三羽烏さんが『令和版百人一首』という企画を開催中です。 noteの街で短歌を投稿して百人一首を創り上げようという面白い企画で、以前からお誘いをいただいていました。 が、参加にはいたりませんでした。 なぜならば、 テーマは恋(または愛)のうた だからです。 万葉集で好きなのは、相聞歌(恋の歌ね)。 でも作るとなると・・・ 恋愛下手なわたしにはハードルが高すぎる。 ムリムリむりむり! でも、 食わず嫌いはよくないよね。 挑戦してみよう

          短歌 鳥になれたら(令和版百人一首)