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noteで紡ぐ 夢ものがたり

先日、noteの連続投稿記録が途絶えました。
お知らせによると、「85週」の連続投稿だったようです。


ー85週、よく続いたよね。


なにかをコツコツ続けることはあまり得意でなく、なかでも日記は大の苦手。夏休みといえば、ラスト2日で集中して書き上げるのが毎年のスタンダード。そんな私が2023年3月から毎週投稿を続けられたなんて、えらい!

先月末の段階では、100週まで達成しようと思ってたんです。
でも、できませんでした。


***


ある人の有料記事を読むためにnoteをはじめて、見よう見まねで自分も投稿するようになり、そこから1記事また1記事と重ねるうち、次第に「自分のスタイル」を意識するようになりました。

そのころの私は、考え方も表現もロジカルに傾いていたと思います。

社会生活を送るうえで、正確に、効率的に、より多くのタスクをこなす。そういう世界にどっぷりと浸った結果、身体も心も疲弊して「もう無理、もうこれまでとおなじ働き方はできない」と、はっきりとわかりました。



noteは自由な世界でした。
文字数制限もなく、だれもが好きなことを好きな長さで綴ることができる。


ーーここでなら、生産性に寄与しないという理由で随分とおざなりにしてきた情緒感性を、自由に表現できるかもしれない。


心ふるえる音楽、
情熱ほとばしる絵画、
完全なまでに調和した自然風景。

美しい世界に出会ったとき、自分はなにを感じたのか。身体はどんな反応を示したのか。そしてそれを文字と行間にのせるには、なにをどこまで書いたらいいのか。受け手の反応はどうあれ、とにかく自分が「すーっと読めるもの」を意識してきました。


書いて、投稿して、コメントからまた新たな気付きをもらって。そうしてここまで続けてきましたが、先日ふと、


あ、もういいかな。


と思ったんです。
いまのわたしにできることは、やりきったと。

でもここからが不思議です。
「終わらせたい」ことと同時に「やってみたい」こともぼんやりと浮かんできました。

noteで、やってみたいことです。

でもそれは、今のわたしにはできません。
だから「夢」というフォルダに保存しました。


「夢」なんて言うと、ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、わたしにとって夢は、日常の延長線上にあるもの。ひとつの夢をかなえれば、その先にまた新たな夢が生まれる、そういうもの。


自分のステージを上げるために、これからしばらくnoteの投稿をお休みします。皆さんの記事へは気ままにふらりとおじゃましたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします。


11月20日、きょうから本格的に風の時代がはじまります。
世間や常識にとらわれることなく、魂の声にしたがって生きる人が増えていくのでしょう。

風のように軽やかに、わたしも夢をかなえます。





<11月中旬 奈良にて>


大好きな時間



鹿ちゃんとアイコンタクト



奈良国立博物館 正倉院展
美しき宝物にうっとり



たそがれ大仏殿



二月堂裏参道



二月堂の恋人たち



月と法華堂



仁王像と月




ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。





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