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2022年12月31日 22:55
愛がほしいよ 言ってしまうさ冬の息上る頃 どうにも窓を開けた純粋な蔦が縁側に伸びては 枯れていた年の終わりを常々感じる湿る雪がまた蒸気になるでしょう野暮な言葉を拭いて絵になる様な詩を書きたいのです朝の顔 横目に支度するテレビを気にする暇のない日々に雀が変わらず鳴いていた涙が出ている それも気のせいでしょう道の上に何を見るのか歩いています愛がほしいよ 言ってし
2022年12月31日 19:00
目が冴える とある 東雲色の電波塔夕景飲んで喉の方 麦の味が通る目が冴える 東雲色 迂回した街角で朱鷺の面して 笛を吹く家屋のアンテナ ネジをまく遊ばせ 遊ばせ 悠久の水辺遊ばせ 遊ばせ はにかんだみぞれあ蕎麦せ あ蕎麦せ 永久の水であ蕎麦せ あ蕎麦せ 歯に噛んだみぞれシンメトリーの夜空です オーダーした感受性そこの1つの奥深い星で食べて歌にする目が冴える 東雲色
2022年12月27日 21:05
やがて想像が創造となる日がやがて過去をこえていく日がやがて予想もしなかった日が来るのだろう夜の空を浮かぶ星はいくつも散らばった記憶の欠片星座みたく結んだり繋げたりしても もう戻ることはない渦まく海や そのなかに世界を揺るがすような大きな秘密はまだ隠れている底に在るのは眩しい神秘それか変わり果てたマヤカシすべてを喰らうような秘密はまだ眠っているやがて想
2022年12月26日 19:10
夕暮れ 鳥も頭上を夕暮れ 人も帰路を何をそんなに生き急いでるんだろう何をそんなに生き急いでるんだろうそして今温かいスープを買っているよ2つ分君の帰りを待っているんだ表面は光を纏った繊細な街を見渡してるいつもそこにあるのは 光の裏の影たちでふと渡り鳥の様に 旅に出たいと言ってみたりそんなに急がなくていいよそれぞれの優しさも良さも 額縁に飾られてしまいそうだからそんな
2022年12月25日 19:01
晩夏の道に麦が笑う帰り際に会釈する狗尾草摘んで、いつも手に振る私たちみたいな人と 半透明の月と滴る夕景祠の傍で変わらず眠る猫同じ街、何れの光景途端、俄雨 若い雨 一夏の終焉と しずかな気楽とそよいだのは 馴染みの声繰り返す“ただいま” どこか憂いの漂う外と 翌月へと継ぐ淡い波長呟く 暮らしの音鳴らした“ただいま” タ凪の様に 心を撫でたなつかしさ春を急いで
2022年12月15日 19:50
鉄筋の花が咲いてる様に見ゆる世界に冬の風些細な茎に笑って吹いて 笑って吹いて たなびく鉄筋の花が咲いてる様に見ゆる世界に冬の風些細な茎に笑って吹いて 笑って吹いて たなびく遠い土地で鳴いた鳥と舟を浮かべた旅人我をわすれ枯れ葉の束を抱き なつかしく眠る嘘もまた浮遊するどうにも話の蔵が錆びてく流動する縁は泡沫朱鷺が摘んでるつい前迄 夏でしたつい前迄 夏でした
2022年12月11日 19:41
眠れない夜に魚が天の河渡る想像してる眩い鱗は冬の星源流まで白く色めく私も透明傘に映る記録を束ねては名も付けずに風に乗せ現世に似た地のあの人へ魂を撫でる様に都市部の蛍光がなびいてるスワロー憩う夜の畦から浮かべた願い魂を撫でる様にテーブルの上 言葉が踊ってるスワロー似た絵を野原へ儚いしゃぼんに手を振るみたいに喩え虚空も恋しく感じるよ枝分かれのあの葉はい
2022年12月10日 19:37
夢にも夏至みたいに指標があったりするのかな寝入りの長い日3篇続くくらい夢へ夢へと ルンタッタ相変わらずバスにゆられティーンを着飾ったりして青春を周回する 夜も更けるまでえe時計の塊はいつも限られている急かされている半月を碗に紅茶かなフタを開け喉に風通し衣擦れした言葉を縫ってしゃれた朝で繭になる単にぶれる長けた人なみ時計は今も今も踊るあa新月の便
2022年12月4日 18:15
終わらない雨に 振られた傘と文字の泥濘 息を吸うらったったった と 言葉は鱗で 星がゆらめく 街の水面を想像してみてよ 僕は僕でしかないでしょあなたをなつかしむことしか出来ないの灯ろうみたいな光漂う部屋の一幕ゅらゅら遊覧してそして決まりのない線状の流れが月日を捲るでしょう長く、速く、目は駆け抜けてるそして決まりのない線状の流れが月日を捲るでしょう長く、速く、目は駆け
2022年12月4日 08:00
暇なので起きている起きているけどみんなの上には同じ月が浮かんでいるんだな急がば回れ 出来てる?果報は寝て待て 出来てる?変わらずそわそわしてるのです久々の友の夢を見る月の兎 出番です。ぴょこぴょこかたるのいますべて上半期を思い出してはなびいているのは風の匂いバウムクーヘン3個分それ食べれば3個の空洞です。背丈と並ぶカーテン朝が霧みたい外気と意気 投合して外