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2022年12月の記事一覧

【詞】LOVE SONG

【詞】LOVE SONG

愛がほしいよ 言ってしまうさ
冬の息上る頃 どうにも窓を開けた

純粋な蔦が
縁側に伸びては 枯れていた

年の終わりを常々感じる
湿る雪がまた蒸気になるでしょう

野暮な言葉を拭いて
絵になる様な詩を書きたいのです

朝の顔 横目に支度する
テレビを気にする暇のない日々に
雀が変わらず鳴いていた

涙が出ている それも気のせいでしょう
道の上に何を見るのか
歩いています

愛がほしいよ 言ってし

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【詞】あそばせ

【詞】あそばせ

目が冴える とある 東雲色の電波塔
夕景飲んで喉の方 麦の味が通る

目が冴える 東雲色 迂回した街角で
朱鷺の面して 笛を吹く
家屋のアンテナ ネジをまく

遊ばせ 遊ばせ 悠久の水辺
遊ばせ 遊ばせ はにかんだみぞれ

あ蕎麦せ あ蕎麦せ 永久の水で
あ蕎麦せ あ蕎麦せ 歯に噛んだみぞれ

シンメトリーの夜空です オーダーした感受性
そこの1つの奥深い星で食べて歌にする

目が冴える 東雲色 

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【詞】想像

やがて想像が創造となる日が

やがて過去をこえていく日が

やがて予想もしなかった日が
来るのだろう

夜の空を浮かぶ星は
いくつも散らばった記憶の欠片

星座みたく結んだり繋げたりしても 
もう戻ることはない

渦まく海や そのなかに
世界を揺るがすような

大きな秘密はまだ隠れている

底に在るのは眩しい神秘
それか変わり果てたマヤカシ

すべてを喰らうような秘密はまだ
眠っている

やがて想

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(詞)無題

夕暮れ 鳥も頭上を
夕暮れ 人も帰路を
何をそんなに生き急いでるんだろう
何をそんなに生き急いでるんだろう

そして今
温かいスープを買っているよ2つ分
君の帰りを待っているんだ
表面は光を纏った
繊細な街を見渡してる

いつもそこにあるのは 光の裏の影たちで
ふと渡り鳥の様に 旅に出たいと言ってみたり
そんなに急がなくていいよ

それぞれの優しさも良さも 
額縁に飾られてしまいそうだから
そんな

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【詞】ただいま

【詞】ただいま

晩夏の道に麦が笑う
帰り際に会釈する
狗尾草摘んで、いつも手に振る私たちみたいな人と
 
半透明の月と滴る夕景
祠の傍で変わらず眠る猫
同じ街、何れの光景
途端、俄雨 若い雨

 
一夏の終焉と しずかな気楽と
そよいだのは 馴染みの声
繰り返す“ただいま”
 
どこか憂いの漂う外と 翌月へと継ぐ淡い波長
呟く 暮らしの音
鳴らした“ただいま”
 
 
タ凪の様に 心を撫でたなつかしさ
春を急いで

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【詞】泡沫(仮)

【詞】泡沫(仮)

鉄筋の花が咲いてる様に
見ゆる世界に冬の風
些細な茎に
笑って吹いて 笑って吹いて たなびく

鉄筋の花が咲いてる様に
見ゆる世界に冬の風
些細な茎に
笑って吹いて 笑って吹いて たなびく

遠い土地で鳴いた鳥と
舟を浮かべた旅人
我をわすれ
枯れ葉の束を抱き なつかしく眠る

嘘もまた浮遊する
どうにも話の蔵が錆びてく
流動する縁は泡沫
朱鷺が摘んでる

つい前迄 夏でした
つい前迄 夏でした

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【詞】冬眠(仮)

【詞】冬眠(仮)

眠れない夜に
魚が天の河渡る想像してる

眩い鱗は冬の星
源流まで白く色めく

私も透明傘に映る記録を
束ねては

名も付けずに風に乗せ
現世に似た地のあの人へ

魂を撫でる様に
都市部の蛍光がなびいてる

スワロー憩う夜の畦から
浮かべた願い

魂を撫でる様に
テーブルの上 言葉が踊ってる

スワロー似た絵を野原へ
儚いしゃぼんに手を振るみたいに

喩え虚空も恋しく感じるよ
枝分かれのあの葉はい

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【詞】Teen(仮)

夢にも夏至みたいに指標があったりするのかな
寝入りの長い日
3篇続くくらい
夢へ夢へと ルンタッタ

相変わらずバスにゆられ
ティーンを着飾ったりして
青春を周回する 
夜も更けるまで

えe

時計の塊は
いつも限られている
急かされている

半月を碗に紅茶かな
フタを開け喉に風通し

衣擦れした言葉を縫って
しゃれた朝で繭になる

単にぶれる長けた人なみ
時計は今も今も踊る

あa

新月の便

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【詞】烏合(仮)

終わらない雨に 振られた傘と
文字の泥濘 息を吸う
らったったった と 言葉は鱗で 
星がゆらめく 街の水面を

想像してみてよ 僕は僕でしかないでしょ
あなたをなつかしむことしか出来ないの
灯ろうみたいな光漂う部屋の一幕
ゅらゅら遊覧して

そして決まりのない
線状の流れが月日を捲るでしょう
長く、速く、目は駆け抜けてる

そして決まりのない
線状の流れが月日を捲るでしょう
長く、速く、目は駆け

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夜のテンションで出来た詞

暇なので起きている
起きているけど
みんなの上には同じ月が浮かんでいるんだな

急がば回れ 出来てる?
果報は寝て待て 出来てる?
変わらずそわそわしてるのです
久々の友の夢を見る

月の兎 出番です。
ぴょこぴょこかたるのいますべて
上半期を思い出しては
なびいているのは風の匂い

バウムクーヘン3個分
それ食べれば3個の空洞です。

背丈と並ぶカーテン
朝が霧みたい

外気と意気 投合して

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