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何番ラインに私は乗っているのだろう。地下に激しく鳴り響くアルミ缶のような地下鉄の走る音と…
人と同じ生き方をしたくなかった。そう子供のころ思っていた。だから、その頃は大学にも行きた…
よく長時間電車に乗っている時、向かいの一列〔10人くらい〕に座っている人の共通点を探すこと…
働きたくないなと寝そべったベッドの隣の窓から、工事現場の人の声がする。機械の音がする。ト…
夜中1時半。目的地に到着した終電を降り、家に向かって夜道を歩いていくと、一匹の白い猫がも…
我思う、ゆえに我あり という哲学者の有名な言葉があるが、たまにそれを実生活で実感すること…
夜、家の近くを歩くことがある。それも今まで歩いたことがない道を思いつきで歩いていく。そうするといつもの見慣れた街とは違う新たな街の顔が見えてくる。そして、いつもの街がまるで違う異国の国のようにさえ思えてくる。今まで自分の見ていた世界が、ほんの世界の一部に過ぎないことを知る。 いつしか見慣れた道にたどり着く。その時のホッとするような安心感と、徐々に日常が静かに体を満たしていき、非日常のワクワク感を打ち消していくなんとも言えない不思議な気持ち。 誰かもこんな気持ち味わったことはな
私は今の街に住むようになり、1年半が経った。あまり長いわけではないが、テレワークになり…
都心のカフェで作業をしていると必ず遭遇すると言ってもいい”怪しい”ビジネスの話をする小綺…
3、4年前、5、6年前、7、8年前とはいうのになぜ8、9年前とは言わないのだろうかと、そんなどう…