我思う、ゆえに我あり


我思う、ゆえに我あり
という哲学者の有名な言葉があるが、たまにそれを実生活で実感することがある。忙しい毎日や、都会の雑踏の中で思考停止なまま生きていると、生きていること自体の実感が得られない時がある。それを、私は恐怖に思う。
安全な1人の空間や時間がないと、またはそれがある実感を得られないと私はとても不安になる。それが私が存在していることを実感できる唯一の時間であるからなのかもしれない。
考え、自らに問いかけ、答えの出ない思考を繰り返す。あぁ、私は存在している。誰からの立派な保証もないが、私という一番確かな保証を得ることができるのだ。

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