夜のピクニック
夜、家の近くを歩くことがある。それも今まで歩いたことがない道を思いつきで歩いていく。そうするといつもの見慣れた街とは違う新たな街の顔が見えてくる。そして、いつもの街がまるで違う異国の国のようにさえ思えてくる。今まで自分の見ていた世界が、ほんの世界の一部に過ぎないことを知る。
いつしか見慣れた道にたどり着く。その時のホッとするような安心感と、徐々に日常が静かに体を満たしていき、非日常のワクワク感を打ち消していくなんとも言えない不思議な気持ち。
誰かもこんな気持ち味わったことはないだろうか。
ぜひお試しいただきたい。
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