体脂肪を減らすための最強の組み合わせ
体脂肪ってちょっと食べたらすぐ付くのに、なかなか減ってくれないと感じませんか?
ただでさえ付きやすい体脂肪が外出自粛によってなかなか運動できずさらに付いてしまってしまうかも、、
体脂肪はつきやすく、落ちにくいものなのです。
今回は
・体脂肪が付きやすい2つの原因
・体脂肪を減らすための最強の組み合わせ
について書いていきたいと思います。
体脂肪が付きやすい2つの原因
1つ目は、脂肪燃焼するためには、筋肉や肝臓に貯蔵されたエネルギー源を使いきらないといけないからです。
どういう事かというと食べたものは体内で、ブドウ糖に分解されてエネルギーとして消費されます。
そして、消費されなかったブドウ糖とは筋肉や肝臓にグリコーゲンという形で貯蔵されます。
グリコーゲン・・・すぐにエネルギーとして取り出せるので運動する際などには非常に便利。
だが、あまりたくさんは貯蔵できません。
しかし、それでも余ってしまったブドウ糖は中性脂肪として蓄えられるのです。
脂肪細胞・・・取り出すには少し使い勝手が悪いものの、いくらでも貯蔵できる。
つまり、グリコーゲンはすぐに使われるエネルギー源で脂肪は貯蔵用のエネルギー源として使われるという事です。
ここで注目なのが、筋肉や肝臓などのグリコーゲンが優先的にエネルギー源として使われるので、体脂肪を減らしたい場合はこのグリコーゲンを使い切って脂肪細胞のエネルギーを使わざるを得ない状態にしないといけないのです。
なので、普段と同じ食生活をしながらちょっと運動した程度だとグリコーゲンだけで済んでしまって、脂肪燃焼させる事は難しいという事がいえます。
2つ目は脂肪のエネルギー量が多いからです。
具体的には、人間が食べ物から得る栄養素は主に、炭水化物、タンパク質、脂質の3つです。
これらの中で炭水化物と脂質はエネルギーとして使われ、それらのエネルギーは1gあたり炭水化物4kcal、脂質は9kcalです。
また、タンパク質はカラダを作るために使われていて1gあたり4kcalです。
ここで、カラダの立場に立ってみると、脂質をエネルギーとして蓄えれば、炭水化物やタンパク質を蓄えるよりずっと効率がいいですよね。
なので、炭水化物やタンパク質が先に使われて、脂肪が貯蔵される事になるのです。
このように脂肪がたくさんエネルギーを蓄えているという事は、それだけエネルギーを消費しないと体脂肪は減らないという事です。
では、体脂肪を減らすためにはどのような運動をした方がいいのでしょうか。
体脂肪を減らすための最強の組み合わせ
最強の組み合わせ「有酸素運動+筋トレ」
ある実験が行われました。
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被験者を以下の3つのグループに分けます。
A・筋トレのみ
B・有酸素運動のみ
C・筋トレ+有酸素運動を行う
測定項目は以下の3つ
①体重
②体脂肪率、体脂肪量
③筋肉量
①の体重は、B・有酸素運動のみとC・筋トレ+有酸素運動を行うグループが最も減少
②の体脂肪率、体脂肪量は、C・筋トレ+有酸素運動を行うグループが最も減少
③の筋肉量は、A・筋トレのみを行うグループが最も上昇
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この実験からも分かるように体重や体脂肪を落とすためには有酸素運動と筋トレの組み合わせが最も効果的であると言えます。
ちなみに運動や筋トレを行う事で分泌されるホルモンがあります。
・テストステロン(モテホルモン)
・セロトニン(幸福ホルモン)
・ドーパミン(快感ホルモン)
( )の別名がついている事からも分かる通り、運動と筋トレは肉体的な面からみても精神的な面からみても体脂肪を減らすための最強の組み合わせであると言えます。
いかがだったでしょうか。
これからリモートワークが普及などにより、日常生活の活動量がさらに低下する事が考えられます。
体脂肪が付きやすい原因を理解して体脂肪を減らすための行動につなげるための参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊