エノコログサ
どうも西尾です。
今日の大阪の天気は晴れ・最高気温37℃の予報です(Yahoo!天気より)。
季節は徐々に進んでいるのでしょうか、先週くらいまで早朝から蝉の鳴き声で騒がしかったのですが、以前ほど蝉の鳴き声がしなくなりました。
エノコログサ
8月7日は立秋だった。
もう暦の上では秋になる。
と言っても、まだまだ暑い日が続いている。
秋と言われても誰も信じないかもしれない。
秋と言えば、道路沿いにエノコログサが姿を現す。
エノコログサはイネ科の植物で日本各地に生える1年草。
花期は8月から10月で、別名ネコジャラシとも呼ばれている。
小さい頃、誰もが一度は道端に生えているエノコログサを掴んで、友だちや兄弟などと戯れあったのではないだろうか。
エノコログサの先端には円柱状の穂がついている。
小学生の頃、登下校中に前を歩く友だちの首元や足首あたりに穂を当てていた。
やはりくすぐったいようだった。
今度は私にエノコログサの穂が当てられてた。
想像以上にくすぐったい。
そんなエノコログサ(別名はネコジャラシ)は漢字で書くと狗尾草(和名)となる。
狗尾草の由来は、穂が子犬の尾に似ていることからとされている。
確かに、言われてみるとどこか子犬の尾に似ているような気もしないではない。
和名では狗尾草であるのに、別名はネコジャラシ。
犬と猫どっちもありなんだと思うと面白い。
エノコログサと同じ仲間にアキノエノコログサ(秋の狗尾草)やキンエノコロ(金狗尾)がある。
どちらも、日本各地で見られる1年草の植物。
また、海岸ではハマエノコログサが見られる。
ところで、狗尾草が子犬の尾に似ていることで思い出したことが一つある。
昨日の夕方、いつもの道、前から芝犬2匹を連れて歩くお婆ちゃんがやってきた。
年齢的に未だ1歳くらいだろうか、体型がまだまだ小ぶりな芝犬と、もう1匹はどっしりとした体型の芝犬。
もしかしたら、親子なのかもしれない。
そんな散歩中の芝犬を見ていると、面白いことを発見した。
同じ芝犬であっても尻尾の巻き方が違うのだな。
何方も孤を描くような尻尾をしているが、小ぶりな体型の芝犬の方が巻き方が二重になっていた。
芝犬の尾の巻き方について検索してみると、なんと、尾の巻き方は他にも色々とあるらしい。
尾の巻き方や振り方からは犬の気持ちなども読み取れるのだとか。
犬も奥が深い。
エノコログサから犬の尾の巻き方へと飛躍してしまった。
暦の上では秋でも、まだまだ暑い日が続く。
しかしながら、あと1ヵ月もすると道端に生えるエノコログサを見かけるようになるだろうか。
芝犬は季節に関係無く見かけるので、見かけた際には尻尾にも注文くださいませ。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。