ラーメンを求めて3000里
どうも西尾です。
自己肯定感を上げるためには何をしよう。
週末はそんなことを考えたりしていました。
どうやったら自己肯定感ってあがるのでしょうか?
難しいですね。
ラーメンを求めて3000里
あっちに行ったり、こっちに行ったり
日曜日のお昼時。
さて、お昼ご飯は何を食べようか。
時刻は既に午後1時半をまわっておりました。
そう言えばラーメン屋さんのチラシがポストに入っていたなと思い出します。
チラシを確認するとラーメン100円引き券や、餃子や唐揚げの半額券、そして店内のキムチ類が食べ放題の文字。
期限も5月末までなのでまだまだ使えますが、思い立ったが吉日。
これは行かない訳にはいきません。
日曜日のお昼時、でも雨降りで天気も悪いし、時刻ももうすぐ午後2時になろうとしているところでした。
おそらく、お客さんも少なくて空いてるはず。
こんな日に並んでまで食べる人はいないだろうと予想します。
雨の中歩くのは正直嫌だけどもうラーメンの口になってしまった。
そうと決まればラーメンを食べに行きます。
部屋着のジャージから着替えて意気揚々と外へ繰り出します。
思いの外、雨が本降りで風も強いです。
歩いていると靴も濡れるし、ズボンも濡れる、時折風にも煽られます。
交差点で信号待ちをしている時も雨風に煽られる。
でも、こんな日でも傘をさして自転車に乗る人はすごいなと思います。
交差点の横断歩道を歩いていると消防車と救急車が緊急走行してきました。
私も小走りで渡り終えます。
消防隊の皆さんは天気に関係なく出動要請があれば向かわなければいけない。
本当に頭が上がりません。
家を出て歩いて10分くらい。
例のラーメン屋の近くまでやってきました。
どうだろう。
空いているかな。
ドキドキします。
初めて行くお店なので期待が込み上げてきました。
歩道の水溜りに気をつけながらラーメン屋の前まで行きます。
しかしながら、見事に期待は裏切られました。
並んでいた。
それも一人や二人では無く、五人以上も。
これはあかん。
ただでさえ雨風強い中で外で待つのは大変。
それも待ち時間も分からない。
そうとなれば、今回は違うラーメン屋にしよう。
このラーメン屋のチラシの期限もまだ先だし。
次のラーメン屋は逆に家の近くになります。
また歩く。
今度は来た道を家に帰る感じで。
こんな雨の強い日でも車は飛ばします。
水飛沫がすごい。
道路に出来た水溜りもお構いなし。
水溜りを走行する度に、歩道に水飛沫が飛んできます。
水飛沫というより、もはや水の塊り。
バケツで水をかけられているような感じです。
さっきのラーメン屋からまた歩いて10分くらい。
家の近くのラーメン屋が見えてきました。
でもおかしい。
店内が暗いし、お店ののぼり旗が出ていない。
これはもしや、と思いながらとりあえずお店の前まで行きます。
案の定、お店は休みでした。
日曜日に休みの飲食店って珍しい。
商店街の中のお店とかだと未だ分からなくもないですが、ここは大きな道沿いです。
でも、休みなら仕方がない。
お腹もすごく空いておりました。
でもラーメンの口でしたので何が何でもラーメンを食べたい。
ここから更に10分くらい歩いた所に餃子の王将がある。
そこなら開いてる。
歩きます。
雨にも負けず、風にも負けず。
ラーメンを求めて3000里。
ではないけど。
大通りは車やトラックが多く、水飛沫がすごいので住宅街に入ります。
住宅街をくねくね。
ひたすらに歩く。
へー。
こんなところにオシャレなカフェがあったんだ。
洋食屋もあるし。
どんな感じだろう。
ちょっとお店を見てみようとするも準備中の看板が。
準備中か、また今度来てみよう。
うわ、旧型の日産キューブだ。
旧型の日産キューブの後ろは左右非対称で嫌いなんだよな。
と色々と思いながら、雨風が強い中歩き続けました。
そして、どうにかこうにか餃子の王将に到着。
店内は空いておりました。
お客さんも二、三人だけ。
ラッキー。
ゆっくりと食べられる。
時刻も既に2時半を回っておりました。
頼んだのは王将ラーメン。
チャーハンや餃子の美味しそうな匂いが店内に溢れており、ますます食欲が唆られます。
数分でラーメンが到着。
待ちに待ったラーメン。
このラーメンのためにあっちに行ったり、こっちに行ったり。
三度目の正直です。
では、頂きます。
先ずはスープから。
沁みる。
体に沁みる。
冷えた体も暖かくなります。
美味しい。
豚骨スープが体を労ってくれます。
次に麺。
そしてチャーシュー、めんま、もやし、ネギ。
どれもスープに絡ませて食べます。
お腹と同時に心も満たされていきます。
これは美味しい。
歩いた甲斐がありました。
久しぶりにもやしも食べた気がします。
気のせいでしょうか。
餃子の王将のラーメンは麺が少し多いような気がしました。
他のラーメン屋さんより少し多いような。
でも、その分お腹が満たされるのでありがたいことではあります。
食べ終わるまでにお客さんも数人入ってきました。
スーツ姿の男性に、仕事の制服姿の女性。
日曜日でも働いている方はおります。
お疲れさまです。
食べ終わってお店を出た頃には雨もすっかり止んでいました。
相変わらずの曇天で風は強いまま。
でも、お腹に心は満たされました。
空は曇天でも心には青空が広がります。
さて、また歩いて帰りますか。
途中でスーパーにだけ寄っておこう。
何か甘いモノを買ってもいいかも。
つかの間の日常でした。
ラーメンを求めて3000里。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。