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学校給食で人気のアレ。また食べたくない?
※こちらの記事は「学校のカレープロジェクト」2時間目です。
1時間目の記事はこちら
「学校のカレープロジェクト」とは?
“学校のカレープロジェクト”は児童の考えた夢のレトルトカレーを商品化するプロジェクトです。子どもたちの食育を目的にニシキヤキッチンのスタッフが先生として学校の授業に参加し、レトルト食品について学ぶとともに、小学生と一緒にカレーの味わいやパッケージデザインを考える特別授業です。noteでは全5回に分けて授業の様子などをお届けしたいと思います。2時間目となる本日は「学校のカレー」の開発秘話をお届けします。
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100案の中から選ばれた「学校のカレー」
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にしき食品本社に届いた100を超えるイラスト入りのカレーアイデアから選ばれた「学校のカレー」。ふむふむ…「小学校のころに食べてたあのなつかしいカレーをちゅう実に再現。」なるほど、これは大人の私たちもドキドキワクワクしてしまうカレーだ!小学生の頃、給食のメニューがカレーの日って嬉しかったなあ。
まずは学校のカレーを食べに行こう!
このようなアイデアが出てくるとは今も昔もカレーが変わらず人気なことが伺えます。そして何より、児童からこんな素敵なアイデアが出るということは、この学校のカレーってもしや相当おいしいのでは…?
今回一緒に取り組んだ豊島区立豊成小学校は自校給食で、学校内で給食カレーを作っています。期待に胸を膨らませながら、まずはニシキヤキッチンの商品開発部スタッフがカレーの作り方を見学するところからスタート!
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豊島区立豊成小学校のカレーは、鶏ガラと野菜を使ってブイヨンを作るところから始まり、手間暇を惜しみません。そしてカレールゥも使わずにスパイスをブレンドして作り、小学生が食べることを考慮して、具材の大きさにもこだわっています。
もちろん、化学調味料は一切使わず、食材の旨みを生かしたカレーで、児童たちからも長年愛されるおいしさです。
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丁寧につくられる工程と、優しいこの味わいにスタッフ一同どこか懐かしくホッとする一方、この味わいをレトルトカレーで再現ができるのか頭をフル回転!
再現への挑戦と大興奮試食会!
元々レシピがあるなら、それを真似すれば良い!と思う方も多いかもしれませんが、そう簡単にはできません。その難しさは原材料の違いによる味の変化にあります。学校給食で使用している原材料を丸々工場で作るレトルトカレーに置き換えることはできません。同じようにつくっても原料が違えば味は異なります。この味の異なりをなくすことこそがニシキヤキッチンの腕の見せ所!商品開発スタッフの腕がなります。
まずはベースとなる原料は学校給食と同じように、チキンブイヨンと野菜ブイヨンを使用しました。そしてスパイスの配合を調整しバランスをとるプロの技がここで活きてきます。
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いくつかのパターンをつくり、児童のみなさんに試食して意見をもらい、修正していきます。試食はスタッフも児童も毎回ドキドキ。もっとスパイス感がほしい、もっととろみをつけた方がいい、色はもっと濃くしたいなどなど、その度にさまざまな意見がでて大盛りあがり!!こんなにカレーに対する熱い想いがこもった教室はここだけなのでは?と思いながら試作と修正を繰り返します。
そして試作を重ねるごとに学校のカレーに近づき、最終的には普段給食のカレーを食べている児童もみんな納得のおいしさになりました!
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できあがったのはほっとする味わい
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優しくも、ブイヨンがきいたコク深い、どこかほっとする味わい。また、大きめにカットされた野菜と鶏肉がゴロゴロ入っていて食べ応えがあり、満足感のある一品です。
はじめのアイデアにあったように学校のカレーを再現しました。食べるとたちまち小学校の給食を思い出しなつかしい気持ちになっちゃう!
さて「学校のカレー」は素敵なカレーに仕上がりましたが、もう一つの「アーモンドミルクバナナカレー」の仕上がりはいかに?!
次回予告
次回は「アーモンドミルクバナナカレー」の開発秘話をお届けします。
・なんだこの色?!バナナとレトルトは相性が悪い?!
・カレーとアーモンドミルクとバナナってそもそもどんな味?
さてさてニシキヤキッチンスタッフに立ちはだかる困難、無事に乗り切っておいしいカレーができるのか!ぜひお楽しみに。
過去の授業はこちら
12/13(水)よりMakuakeにて先行販売開始!
12/13(水)よりMakuakeにて先行販売開始!Makuake先行販売ページはこちらMakuakeでの販売は終了しました
2月1日よりニシキヤキッチンにて発売(予定)
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子どもたちが、レトルトカレーの企画から味決定、パッケージデザイン・価格設定など商品づくりの一連の流れに携わることで、創造力を育み、ものづくりの楽しさや喜びを知ることで、一生ものの体験をしてもらいたいという想いで活動してきました。
さらに自分たちがつくった商品をお客様に買っていただくという社会活動は学校の授業だけでは学べない、貴重な経験になるはずです。
子供たちが5年後、10年後に将来を考えるときに、この経験が何かのきっかけになればうれしく思います。
「夢のカレー」が気になった方、子どもたちの経験を応援したい方、ぜひ完成したカレーを手にとって、あなたもこの夢のプロジェクトの一員になってください。ニシキヤキッチンでお待ちしております。
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