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天草生活原色図鑑 電子版

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熊本・天草での暮らしを通じて出会った人々や場所、出来事を撮影しwebマガジンとして発行しています。
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#生活

第16号 浮かばぬ言葉

第16号 浮かばぬ言葉



 散々ながらも愉快な一ヶ月を過ごしている。人生初のギックリ腰から始まる怒涛の健康絶不調。毎週の様に風邪をひく有り様に、我がことながら随分と呆れ返る日々だった。季節の変わり目だとかそんな話ではないくらいに体の調子を制御できずにいる。

 健康面の不調は何のその、日々を縦位置で撮ることは好調そのものだ。これまでもこういう風に写真だけが好調な時はあったが、そんな時はとにかく撮りまくることに限る。

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第11号 Switch Stance Riding

第11号 Switch Stance Riding



 天草の中心地である本渡(ほんど)の北側に、とても気になるバイクショップがある。その店の名は「Switch Stance Riding」といって、皆「SSR」と呼んでいる屋号には「スタンスにこだわらず新しいものを取り入れ切り替えていこう」といった意味が込められているそうだ。ぱっと外観を見る分には町の小さなバイク屋さんといった風情。だが、このお店に集まるバイカー達は少しばかり癖のある方々が多いよ

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第10号 天草大雪警報

第10号 天草大雪警報



 今季はとにかく冷える冬だ。第10号は、ここ数年天草に降ることが多くなった大雪についてふれたい。九州の中央の西側に位置する天草は暖かいところだというイメージを持つ方が多く、雪が降るとは驚きだという人も少なくない。子どもの頃から数年に一度、1日限りの雪化粧をするくらいといった記憶しかなかったが近年はなんだか様子が変わってきたようだ。本場の雪国の方々からすれば、まだまだ騒ぐ程ではない積雪量かもしれ

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第9号 金澤宏紀 / Hiroki KANAZAWA

第9号 金澤宏紀 / Hiroki KANAZAWA



 第9号は陶芸家・金澤宏紀を特集する。現在31歳の彼は、江戸末期より続く天草の老舗窯元のひとつ「丸尾焼(まるおやき)」の次男として生まれ、18歳より陶芸の道に入った。丸尾焼での仕事としての作陶、そして自身を表現する為の作陶を続けている。確かな仕事と共に、彼が持つ少しシニカルな部分と不思議な品格に惹かれている。そんな金澤宏紀の現在を、友人のひとりとして私なりにまとめようと思う。

・作品

 彼

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第8号 A look back at 2017

第8号 A look back at 2017



 2017年も気がつけば12月となっている。この月は私の生まれ月でもあり、本格的に上京した月も天草へ帰ってきたのも12月だ。この月には何かと起きがちである。今年の年末で故郷・天草での再生活は8年目だ。今年は、色々と新しいことが起きた年だった。本当の年の瀬までは、まだ半月ほどあるのだが、今年の自身の変化を手前勝手に振り返ってみようと思う。幾許かのご興味がございましたらお付合いいただきたい。こんな

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第7号 アマクサローネ&天草大陶磁器展 2017

第7号 アマクサローネ&天草大陶磁器展 2017



 毎年11月3日の文化の日の前後5日間に開催される天草の一大イベント「天草大陶磁器展」がある。私は、その日程を同じくして「アマクサローネ」というイベントも開催されており、その実行委員&記録係として2013年より参加している。今号では今年で10回目となる「アマクサローネ」と14回目の開催を迎えた「天草大陶磁器展」の模様を私なりにまとめてみようと思う。

・アマクサローネについてテーマ
「理想の生

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第6号 減電暮らし・城戸口家

第6号 減電暮らし・城戸口家



 「ある家族が電気を引かずに生活している、節約だとかそういう次元ではない、最先端の暮らしなんだ」そんな話を複数人から立て続けに聞いたことが始まりだった。果たして、この現代で電気を引かずに暮らせるのだろうか?冷蔵庫に照明、通信手段など生活や仕事に最低限必要なものは数え上げればキリがない様に思える。そして、そのほとんど全てに電気が使われていること。それ以外の方法は、とても困難で手間がかかるのではな

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第4号 テナガエビ

第4号 テナガエビ



 第4号の特集は人でもなければ、場所でもない「テナガエビ」である。子どもの頃からこのエビを捕まえるのが好きだった。故郷に民宿を開業してから、なんとなく近所の川で久しぶりに捕まえてみるかと行ってみるとたくさんのエビがそこかしこにいる。懐かしさもあって夢中でエビを捕まえ、大人になってもこの遊びは面白いと感じた。それから夏になると、いそいそと川へ足を運ぶ様になった。

・テナガエビとは

 テナガエ

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第2号 満天堂/城戸口 徹

第2号 満天堂/城戸口 徹



 第2号の特集は「満天堂(まんてんどう)」の屋号を掲げる大工の城戸口 徹(きどぐち とおる)さん。彼の出身地は山形で、2013年に北海道へと移住されたが、2015年にご家族で天草へと移住。昨年の師走に、ひょんなご縁がきっかけで徹さんの仕事を撮影することとなった、ご依頼人は徹さんの奥さん。なんでも、伝統的な工法の仕事ぶりを記録してほしいとのこと。丁度良く、現場があるそうなので数日間通ってみること

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第1号 森山陶器/森山 至

第1号 森山陶器/森山 至



 第1号は熊本県天草市五和町手野に展示室と工房を構える「森山陶器」を特集する。窯元の森山 至(もりやま いたる)さんは、天草の老舗窯元にて9年間の修行の後、2014年に独立し、こちらの窯を開かれた。天草島内には30を超える窯元があるのだが、その中でも「森山陶器」は私が最も撮影している窯元だ。自らが撮影する人物写真には、とんと興味がなかったが、彼と出会ってからは一挙手一投足を撮らずにはいられない

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