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#生活
第16号 浮かばぬ言葉
散々ながらも愉快な一ヶ月を過ごしている。人生初のギックリ腰から始まる怒涛の健康絶不調。毎週の様に風邪をひく有り様に、我がことながら随分と呆れ返る日々だった。季節の変わり目だとかそんな話ではないくらいに体の調子を制御できずにいる。
健康面の不調は何のその、日々を縦位置で撮ることは好調そのものだ。これまでもこういう風に写真だけが好調な時はあったが、そんな時はとにかく撮りまくることに限る。
第11号 Switch Stance Riding
天草の中心地である本渡(ほんど)の北側に、とても気になるバイクショップがある。その店の名は「Switch Stance Riding」といって、皆「SSR」と呼んでいる屋号には「スタンスにこだわらず新しいものを取り入れ切り替えていこう」といった意味が込められているそうだ。ぱっと外観を見る分には町の小さなバイク屋さんといった風情。だが、このお店に集まるバイカー達は少しばかり癖のある方々が多いよ
第10号 天草大雪警報
今季はとにかく冷える冬だ。第10号は、ここ数年天草に降ることが多くなった大雪についてふれたい。九州の中央の西側に位置する天草は暖かいところだというイメージを持つ方が多く、雪が降るとは驚きだという人も少なくない。子どもの頃から数年に一度、1日限りの雪化粧をするくらいといった記憶しかなかったが近年はなんだか様子が変わってきたようだ。本場の雪国の方々からすれば、まだまだ騒ぐ程ではない積雪量かもしれ
第7号 アマクサローネ&天草大陶磁器展 2017
毎年11月3日の文化の日の前後5日間に開催される天草の一大イベント「天草大陶磁器展」がある。私は、その日程を同じくして「アマクサローネ」というイベントも開催されており、その実行委員&記録係として2013年より参加している。今号では今年で10回目となる「アマクサローネ」と14回目の開催を迎えた「天草大陶磁器展」の模様を私なりにまとめてみようと思う。
・アマクサローネについてテーマ
「理想の生
第2号 満天堂/城戸口 徹
第2号の特集は「満天堂(まんてんどう)」の屋号を掲げる大工の城戸口 徹(きどぐち とおる)さん。彼の出身地は山形で、2013年に北海道へと移住されたが、2015年にご家族で天草へと移住。昨年の師走に、ひょんなご縁がきっかけで徹さんの仕事を撮影することとなった、ご依頼人は徹さんの奥さん。なんでも、伝統的な工法の仕事ぶりを記録してほしいとのこと。丁度良く、現場があるそうなので数日間通ってみること
第1号 森山陶器/森山 至
第1号は熊本県天草市五和町手野に展示室と工房を構える「森山陶器」を特集する。窯元の森山 至(もりやま いたる)さんは、天草の老舗窯元にて9年間の修行の後、2014年に独立し、こちらの窯を開かれた。天草島内には30を超える窯元があるのだが、その中でも「森山陶器」は私が最も撮影している窯元だ。自らが撮影する人物写真には、とんと興味がなかったが、彼と出会ってからは一挙手一投足を撮らずにはいられない