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冬と誕生日
私は昔から冬になると心が沈む。
冬はメンタルが落ち込む人が多く、メンタルクリニックも冬が1番の稼働時期らしい。
なぜだと考えた時にはやっぱり、夏のように家に日差しが強く入り込まない事が原因でもあると思う。
人間は太陽の光を目で浴びて、そこから通称“幸せホルモン”という物質を生成しストレスや精神を安定させている。
幸せホルモンはセロトニンと呼ばれ、今はもう多くの人が聞いた事のある物質になっていると思う。
セロトニンを生成出来なくなると、メンタルに不調が現れる人が多いのも事実。
普段から太陽や天候に敏感な私は、夏はかなり調子がいい。
きっと晴れの日が多く、家の中でも暑いくらい身体の中に太陽の日差しが届いているんだと思う。
しかし、冬はどうだろう。
いくら太陽を浴びても、冬の日差しじゃ体内に届きにくい気がする。家の中なんて尚更。
寒いから外も出たくないし!(天気いい日はちゃんと散歩してるよ🙆🏻♀️)
そして待ってるのが誕生日。これが更に私の気持ちを沈ませる。
毎年誕生日が来ると、焦りや不安で気持ちが沈みやすい。
昔に言われた「祝って”あげてる"んだからもっと喜びなよ」という言葉と、常に別人を作り上げなきゃいけなかった自分の記憶が蘇る。
こんな気持ちになるなら誕生日なんて…
そこから誕生日が苦手になったのかもしれない。
誕生日までにはちゃんとしなきゃ、何かを成し遂げなきゃ、作り上げなきゃ、今でも誕生日付近はこの気持ちに襲われる。
1度母にその悩みを告白した事がある。
しかし母にとっては私の年齢=お母さんになった年数なのだと気付いた時、私はまた主観的にしか物事を捉えられていなかったと反省した。
誕生日を否定するという事は、母を否定する事になってしまうんだ。
そんな私を気にしてか、誕生日は毎年母から荷物が届く。
今年はチョコケーキと大好きなどうぶつの森とピクミンのチョコを送ってくれた🥲
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いくつ誕生日がきても母はずっと母で、私はずっと子供だった。
今年も誕生日は少し心が沈んでしまったけど、悲しかった気持ちもチョコと一緒に溶かしてしまおう。🍫
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