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身体や医療における反一般的な疑問シリーズ

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まことしやか言われているものについて、実例をもとに反対意見を述べています。
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記事一覧

医師が暗記アプリ・手法を使してみて数年後レビュー④

記憶力コンテストで使われるような、意味や関連のないものを即時に覚える手法を使ってみたとこ…

臓器同士が勝手に結合

手術の影響ではなく、病気の影響で臓器同士が結合してしまう時があります。瘻孔(ろうこう)と…

子供の顔面の発達

頭部は、頭蓋冠と言って、いわゆる毛が生えている部分の頭蓋骨と、頭蓋底といって、顔面の奥の…

精神疾患とワンランク上の病気

重度の脳の病気がある人は、ワンランク上の重症の病気にかかる傾向があります。最近うつっぽい…

首の骨の並び方と睡眠時無呼吸症候群

就寝中に息が止まって、肺や心臓に負担をかけ、心血管系の病気にかかりやすくなる睡眠時無呼吸…

朝練による睡眠不足で怪我爆増と隠蔽の可能性

睡眠不足で運動するとすごく怪我します。思春期は生理的に夜型生活になりやすくなります。部活…

医療DX企業の勘違いと電子化の意外な有用性

https://www.atled.jp/wfl/article/39313/ このスカスカな記事みたいに、医療分野を電子化するメリットは、一般的に効率化だと謳われていますが、実際はむしろ手間が増えている箇所もあります。では、本当のメリットとはなんでしょうか。 多くの医療機関では、電子カルテが導入されています。 カルテというのは、患者さんの情報の記録です。電子カルテは、それを電子化してコンピューターで記録するものと思われがちです。もちろんその側面もありますが、医者が患者の

母が熱のある子にあてる額は高性能センサー

人間の温度に対する感覚は非常に鋭敏ですが、 環境の危険度からすると過剰とも思えます。 本当…

枯山水を維持し教会の建設を受け継ぐ者たち

医者から経営者まで、物事を長期的な行動が取れる人間はあまりにも少ないですが、例外もいます…

服用者には多分教えてない嫌な薬の副作用

検診で異常があるとやたらと処方される薬に、結構きつい副作用が報告されています。その一つに…

医師としてあまり口にしない技術的な悩み12

異常と正常、軽症や重症の分類が役に立たないあいまいな、ぼんやりした患者の例をみることがあ…

医師としてあまり口にしない技術的な悩み11

今回紹介する医師として抱いている悩みは、現実の人間ははっきりこの状態と決められないケース…

医師としてあまり口にしない技術的な悩み⑩

医師として仕事をしていると人間の体にまつわる無数の問いが生まれますが、ほとんど答えは得ら…

医師としてあまり口にしない技術的な悩み⑧

 医療現場では常に十分な経験や知識で取り組めるわけではなく、うろ覚えの最低限の知識でなんとかしなくてはならないケースがあります。それを防ぐための僕の取り組みを紹介しますが、なかなか限界はあります。 不十分な知識と経験でやりつづけるわけにはいかないので、勉強をするわけですが、現場で使う知識や経験をそのまままとめてしまうと、参照するにも時間が足りなかったりします。 覚えられる量にも限りがありますし、しっかり記憶してあっても、コンディションによっては出てこない時があります。