「何者にでもなれる」は「何者でもない」と同義。
タイルや木みたいな生ものを使う時は、地産や所縁といった土着的な価値観は重要だと感じる。
近代の建築を俯瞰して見てみると、削ぎ落としていくミニマリズムと、数字や言葉から発育させるコンセプチュアリズムと、素材や環境に耳を澄ますヴァナキュリズムの3つの中心を丁度よく漂ってる印象。
要は、出来るだけシンプルに削げるものは出来るだけ削いでいき、その残ったものには意味と役割を与え、材料には出来るだけ天然のものを使いましょう、みたいな概念。
良い言い方をするとイイトコ取り、悪い