10 心療内科に行くことを決意したときの話
⑨の続き◡̈
心療内科へ行くことを決意して
調べて電話してみると、
同じ市内にある
心療内科はすべて予約制で
はやくても新規は
一週間待ち、1か月待ちなんていうところもありました。
その中で少し遠い場所でしたがたまたま空きがあり、すぐ診てもらえる病院を見つけたので行くことにしました。
その時はまだ自分で運転して行ける気力があったので自力で運転して病院に行きましたが
車に乗っている時も、待ち合いにいるときもソワソワと落ち着かず今までのように普通に待てない
感じがありました。
心療内科に行ったことのある人は受けたことがあるかもしれませんが、うつ度合いを測るようなペーパーテストを受けました。
正直、こんなテストで病気か病気じゃないのか決まるのか?
なんでこんなテストを私は受けているのだろう、、
と悲しくなりました。
テストの後に受診し
先生にそれまでの体調のことを話すと
【自律神経失調症】ですね。
お薬を出すので様子を見てください。と言われ、
自律訓練法がかかれた紙と、
抗うつ剤、抗不安薬、睡眠導入剤
が処方されました。
私はパニック障害ですか?と先生に聞いてもはっきり
と答えてもらえず
そこで私が思ったことは
私はうつともパニック障害ともはっきり言われたわけでもないので
薬を飲む必要はない!と自分で判断し
薬を飲まない覚悟をしました。
自律訓練法の紙も、手が重い、足が重い、呼吸が深い
など自分の感覚を感じて神経を落ち着かせるために必要訓練ですがその時はこんなもので治すなんてふざけてる!と
思ってしまい、紙もすぐに捨てました。
結局病院のことも薬のことも信用できずにいました。
医者にはっきり診断されなかったから、
という理由よりも、
精神薬を飲むことが単純に怖い
ということ
ネットで調べても怖いことしか
書かれておらず
精神薬が必要な自分になってしまったことを認めたくないと思っていたからです。
今思うのは、この時に医者に従い
自分の状態を認めて、薬を
飲んで、薬を飲んででも睡眠を確保し
仕事も諦め、体を休める覚悟を決めて
数ヶ月、しっかりと療養していれば
もしかすると悪化を避けて、
もっと早くに
回復していたのではないか、と
とても思います。
私がひどいうつ状況にまで陥ってしまったのは
たくさんの要因がありますが
●自分の状態を受け入れられなかった
●仕事を諦められなかった
●休んでいることや実家にいることに対して罪悪感を背負っていた
●精神薬を飲むことを否定していた
●以前のような自分に戻りたいと切に願っていた
●うつやパニック障害ではないと思いたかった
☝︎
このようなことが
今振り返ると大きな悪化の要因のように思います。
これは薬を真面目に飲めば良くなる!
と言っている訳ではなく
自分の
思考、生活(食や睡眠etc...
働き方
生き方
全般を改めて、
自分のキャパを知って
いかに自分とうまく付き合っていけるのか、
というポイントが大きいのかなと思います。
そんなことに気付くのにはまだまだ年単位
かかってしまう私は
この、はじめて心療内科に行ったあとも
どんどん状態は悪化していきます。
体調を崩してから不眠がちになっていましたが
眠りが浅くても寝られる日もあったり
騙し騙しでなんとか過ごしてきた日々も
ついに、ひどい不眠地獄へと陥っていきます。
次回は本当に辛く酷かった
不眠地獄の時の話を書いていきたいと思います
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自律神経失調症、パニック障害から
重いうつになってしまった
過去のしくじり体験、気付きなどを
【しくじりうつ先生、私みたいにならないで!】
ということで1話ごとに私から一言
書いていきます✏︎
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\しくじりうつ先生/
nicoからのひとこと。
❁心療内科へ行くことは誰でもはじめは抵抗があり、自分が精神薬を必要とする状態になってしまうなんて、と認めたくない。その気持ちが強ければ強いほど、悪化を招く可能性がある。
❁ 自分のキャパを知って、キャパを超えて
頑張らないこと。いかに自分とうまく付き合っていくのか。自分をまず知ろうとすることがうつ再発防止のポイント。
❁医師の治療を受けることも大切、しかし、薬や医療に依存するのではなく、生き方や生活習慣、環境の見直す努力はもっと大切。
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