パワハラ元上司をギャフンとさせたスカッとJapanな話
「なんだその態度は!!」
机をバーンと叩く音が事務所に響きました。
・・・今回はワタシのパワハラ体験談をお話します。
当時のワタシの職場、イメージはドラマ『ショムニ』。
流行りましたこのドラマ。(映画版のあらすじ、スゴい ↓)
行き場を失くした社員たちの最後の砦のような場所。
雑用がメインとはいえ、なかなかやりがいのある仕事をしてた頃。
ややこしいので説明が難しいが、親会社から請け負ってる簡単な業務をこなす子会社のようなポジションの職場だった。
あくまで上司と責任者は別フロアの親会社に居て、その下請けをやるリストラ寸前・窓際社員な男女数名という感じ。
つまりここに集まったメンバーには上下関係は無い。
そんな中、前の職場の元上司も同僚で。
キャラクターをひと言で表すと「オラオラ系」。
ダブルのスーツを着てた頃は、ヤクザ?って貫禄があった。今は作業着。
しかしそのオラついた態度が周りのひんしゅくを買い、行き場を失くしてこの職場(ショムニ)へと辿り着いたというクセ者。
上司と部下の頃は、そのオラついた恫喝で、同僚社員に毎日しつこくかかってくる借金取りからの電話を撃退してくれたり頼もしい面もあった。
(前回の話に出てくる”官能小説おじさん”の時代!)
その後同僚となってもその時代の偉かった気分が抜けず、勝手に責任者を気取って威張りちらしており、特に女性社員から完全に嫌われていた。
その点ワタシは自分で言うのもなんだが、真面目に一生懸命仕事をこなし(必死に)責任者やお局様たちにも愛想良くして上手くやってた感じ。
それがまあ気に入らないらしく、ある日、事務所端の打ち合わせコーナーに呼び付けられ、冒頭の”机バーン!”を起こす事態に。
仕事の改善案など余計な動きをするワタシにストレスが溜まっていたのでしょう。改善=人員削減=俺様リストラにも繋がりかねないからね。
ワタシへのヘイトが溜まってる気配は感じてたが、ついにキレたか!と驚いた。が、そうやって周囲を支配しようとするタイプなのは知ってたので、
「はあ?!なに怒鳴っちゃってるんですか(おいおい、落ち着けよ?)」
と、冷静にその場は収めた。本人もキレてからマズいと我に返ってた。
(そしてこの騒動は別フロアまであっという間に広まり、噂話のホットトピック。大バズり。周りに大いに同情を受けるワタシ。…なんちゅう会社だ)
そこで泣き寝入りし下手に出て”平和な職場づくり”をしてもよかったのだけど。衆人環視の前で怒鳴りつけられるとは尊厳が傷ついた!
ワタシは怒り心頭、はらわた煮えまくり!
ふと、名案がひらめいた ↓
ワタシ心の声:「オマエを職場に居られなくしてやろうか?”コレ”でね…」
(封筒に入れて机引き出し奥に保管してた「とある紙」を取り出すしぐさ)
そう、この元上司の決定的な「弱み」を既に握っていたのである・・・!
それは何かとかと言うと、とある朝、出社した時に「共用プリンター」に出力されたままになっていた”A4用紙”・・・
(前回のパターンと一緒です!最近のオフィス事情はわかりませんが、共用プリンターを使う時は細心の注意を払って下さい!ワタシからの忠告です)
・・・・・・。
ここで「つづく」にしようかな?と思ったけど、勿体ぶってもしょうがないから解決までサラっと書こう。
”弱み”とは「金髪ネエちゃんのボヨヨンダイナマイトな姿画像」用紙~。。
事務所共用プリンタを使う男性社員はこの元上司しかいないので、犯人は明らかなのだった。
仕事をほぼ干されて暇なはずなのに、やたらと残業してておかしいと思ってたら”そんな趣味”だったとはねえ?あらあらだよ。
まあそれを親会社の責任者の所に持参し報告。
「パワハラとセクハラの合わせ技」にて元上司は御用となりましたとさ。
(相当怒られたっぽい)
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その後も同じ職場で働き続けましたが、お互い気まずいながらも普通に仕事してました。元上司も根は悪い人ではないんです。
今となっては懐かしいやら、どこかで死んでてほしいやら・・・。
おっと、おもわぬ本音が!失礼しました(笑)
「人を呪わば穴二つ」、そんな気持ちで〆たいと思います。
ここまでお読み下さり有難うございました♪
スカッとジャパンほどスカッとしなくてすみません。
(あの番組あまり好きじゃないのでわからん)
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以前もそうだったのですがトラウマ系の話を書くと、
なんだか気持ちが浄化されたような余計モヤモヤするような……。
これがデトックスってやつだろうか。
なかなか良いです!
※今回の見出し画像のイラストも素敵ですね
(この話だと、ワタシ=鮭)