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生きるということ

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たった18年、されど18年。学んだ事、思った事、考えた事、どの立場にでもなりうる今の私はどう生きて行くのだろう。
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#エッセイ

また母に囚われていた

また母に囚われていた

頼っていいからね
なんでも言ってね
頼ってくれるの嬉しいよ
体調悪いなら無理せず言ってよ

私は頼るのが下手だと言われる。
私の中では頼っている方だし、体調悪いんだ、と伝えれているだけで成長した方だ。

体調が悪いと伝えるのは、吐いたり倒れたりしてもっと迷惑をかけてしまうのを防ぐためだ。

なんだか気分が上がらない
思うようにやる気が起きない
今日は家にいたい気持ち

こんなことは人に伝えてはなら

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心が死ぬ音がした

人が死ぬ時って命が絶たれる時じゃないと思う。
誰かに忘れ去られた時。
心が死んだ時。
この2つだと思う。
だから、心が死なないように定期的にその時の自分の気持ちを書き記して手紙のように封筒に入れるってことをしてる。今回はその一部を出そうと思う。

7月30日 午前2時

心が死ぬ感覚があった。もう、いい。何でも。
母さんに悪いこと言われたとか、それなのに「理解したい」って言ってくるところとか。いい

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変わりゆく、なりたかったもの

変わりゆく、なりたかったもの

物心がついた時からおそらく小学四年生ほどまで
私は、月に憧れてた。
夜の中に光る月は綺麗で、心がじんわり悲しくもなり、懐かしくもなる。
大人しくて自己主張が出来なくて、太陽の力を借りてでも光りたかった。存在を示したかった。

そして、小学四年生から小学六年生まで
太陽になりたかった。
みんなを明るく照らす。
自然と笑顔になる。
明るい気持ちを運んでくる。
元気で、常に笑顔で、太陽が沈む時が綺麗なよ

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「頑張れない」は「頑張れる」より辛い

「頑張れない」は「頑張れる」より辛い

中学生の頃、周りから見た私はキラキラしていた。
勉強も一位ではないけど上の方。
部活も一年生の時からレギュラー入りして団体で優勝。
学年で一番ではないと思うが、結構モテた。
いつも笑顔の私は、後輩からの手紙に尊敬してますって言葉がたくさんあった。
だけど、どれもこれもフラフラ生きてきて良い結果になったわけじゃない。
そこには努力がたくさんあった。
親にも心配されるくらい勉強をしてない。ように見せて

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自己中は思いやりより難しく、繊細である

自己中は思いやりより難しく、繊細である

私は普通科に通う高校生。
パソコンの勉強なんてしていない。
だから彼氏にパソコンを教えることなんて出来ない。
逆を言えば、私の彼氏はITコースでパソコンばかり。
だけど私に数3を教えることはできない。

これらに共通していることは、自分にできないことは人にできないということだ。

日本人には思いやりの心がとてもある。
自分より成績低い人がいても、前より上がったじゃん!すごいよ!って言う。
確かにそ

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HSPの人との付き合い方

私にしては真面目な話をしようかな。私はHSPらしい。
知らない人はGoogle先生とかウィキペディアにでも調べてもらう方がいいかなぁ。ありすぎて私でも知らないことあると思うからね。
ここではHSPの人のことを繊細さんと呼ぶね。
私の最初のイメージだと気持ちと考え方が繊細なのかなって思ってた。
でも繊細さんでも色々な繊細があって、味覚、嗅覚、触覚、聴覚、視覚、とかもあるんだよ。
私の場合は聴覚が結構

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高校2年生 冬 初めて精神安定剤を飲んだ日

高校2年生 冬 初めて精神安定剤を飲んだ日

3月2日 私は今日初めて精神安定剤を飲んだ

お医者さん曰く、ずーっと何か考えて元気が出るホルモンを使ってしまっているから頭を休めるためにこれを飲むらしい。

実際すごく楽になった。娯楽を楽しめるようになった。あっという間に時間が過ぎて気づいたら夜だった。きっとこのまま飲み続けてぼーっと生きていれば楽なのだろう。そう思った。

だけど心に引っかかるものがあった。このままでいいのだろうか。きっと楽な

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