春はあけぼの。夏もあけぼの。
昨日は旧暦五月廿六日。
深夜、窓から外を見たら細い月が昇り始めていて、図らずも二十六夜待ちとなりました。
ベランダに出ると、木星、火星、月、金星が並んで見えます。
まさに綺羅、星の如く。
そんな意味ありげな空は映画の『君の名は。』を思い出させてくれますね。
6年も経つのか……。
空が白んできたので散歩に。
風がほどよく強いおかげで有明の月のさやかなこと。梅雨時とは思えない。
すっぴんの空を見ている気分。
花はいよいよアガパンサスが盛りに。
ヒガンバナ科。私は夏の彼岸花と思っています。
熊蜂はまだお休み中でした。風に吹かれてグイングイン揺れているランタナにしがみついています。ランタナの花は色が変わるため、別名七変化。そんな花をベッドに選ぶとは、熊蜂、なかなかオシャレです。
船酔い、いや、花酔いしないのか?と心配になるほどの激しい揺れ。それでも落ちない熊蜂。「早く起きなさい」「もう5分」と布団にしがみついているお父さんのようでもあります。
夏の朝散歩は理屈抜きに楽し過ぎます。