nemu
首都圏の上場企業ですごす試行錯誤の日々を綴っています。 現在ボスと絶賛ケンカ中。 (広告ライター/リモートワーク)
エッセイの中でもお気に入りの物を入れていく予定です。
こっそりと妻の話を書きます。 寒がりで、眠たがりで、頑固なのに、ほとんど怒らない、ちっちゃな同級生。
26~30歳のころ。 みんなが社会の筋トレをしてるころ、なぜ自分はリハビリをしていたのか。 我ながら不思議です。
特に触れていませんでしたが、この投稿で書いたモンスター社員(以下”姐さん”)が最近暴れています。なんでも僕が会議でよく発言したり意見を求められるので、自分が目立てなくて面白くないとか。知らんがなの極みです。 そこでボスが検討している手法があまりに愚策すぎるので、ぜひシェア(愚痴)させてください。 姐さんはオウンドメディア担当。 僕がペイドメディア担当。 当然、ペイドの方がお金を多く使うぶん即効性があり目立ちやすい傾向があるのですが、ボスはこの担当を混ぜようというのです。
ひょんなことから帝国ホテルに行きました。 皇居にも銀座にも近くて、東京の中でもかなり東京っぽい場所でしょう。 スイーツやパン、お惣菜が売っているエリアを徘徊してたんですけれども、まあ商品の扱いが凄いんですね。たかだか3、4粒のチョコがトロフィーみたいな器に乗っていて、(旧)ジャニーズライブかと思いました。 結局、パン×2、ケーキ2、あとはハンバーグとポテトサラダを購入。できるだけクラシカルなものが良かった。特にポテトサラダは、クラシルさんのYoutube動画を見て以来ずっ
タバコをやめて、約10年が経った。 ふと、自分は生涯で何本吸ったのだろうと考える。 最初に吸った年齢は伏せるとして、暦でいえば15年程。少ないときでも1日1箱は吸っていたから、20本×365日×15年でざっと109,500本(!)ということになる。 あらためて振り返ると途方もない数字だ。あのイチローが「物事は続けられることこそが才能」と言うくらいだから、きっと僕にはタバコの才能があったのだろう。 禁煙にはかなりの苦痛を伴った。 どちらかといえば、食欲よりも性欲の抑制に
僕は職場でちょっとでも理不尽な目に遭うと 「会社行きたくない……」となってしまうメンタルよわよわ人間。 世の中にはこんな豆腐ちゃんを支える気休め(金言)がたくさんあります。 ハラスメントと無職の十二単みたいな道を歩んできた僕にとって、人生とはそれらをインストールしては、全然効かねえ!とアンインストールする作業の連続でした。 今回はそんな歴史と、たどり着いた最善のメンタル安定法をご紹介します。 ✖️「自分は自分、他人は他人」系 (主役はあなた/他人は変わらない/他人はこっ
もう10年以上不思議な関係が続いている。 僕は妻を通して、妻の上司とコミュニケーションを取っているのだ。1度も会ったこともないし、顔も写真でチラッと見た程度。 にもかかわわらず、僕はその人をむやみに敬愛してやまない。 40代後半、長身で中肉のさえないおじさん。 普段は無口で優しいモブ上司を完璧にまっとうしているが、隠れされたその生態は絶妙にズレている。 と、もうちょい著名ならアキネイターに一撃で特定されそうな人物だ。 仕事が抜群にできるのもいい。 風体がおじさんすぎて
今年の春、うちの会社にシゴデキ管理職が入ってきました。 背が高いのでシンプルにキリンさんとしましょう。 いつも優しい目をしていて、いつも穏やかな彼には悪くない呼び名と思います。 キリンさんはなんと、僕の前職の上司。 僕が時の社長に反抗的な目を向け、「お前なんか辞めちまえ!」と言い渡され、慌ててドン・キホーテに便箋を買いに行ったころ、残った仕事を引き受けてくれたのが彼でした。 かなりの長身で、スーツをビシッと決め、営業をはじめとする他部門を束ねてる方。前から同じギター好き
僕の幼稚園の卒業文集には、 「リズムかんばつぐん!ことばあそびがだいすきでした」 と書いてある。 あれから約40年。少年はいまだにギターを弾き、ライター職に勤しんでいるのだから、保育士さんの慧眼は素晴らしいというほかない。まあ、物心ついて早々に褒められもんだから、図に乗って続けているんだろうけど。 ただ、音楽の方まだしも、僕は決して本やモノを書くのが好きなタイプではなかった。どちらかというとずっと嫌いな作業であり、"人生を通じて巻き込まれている”感覚に近い。 もはやそうい
心がぐちゃぐちゃしてくると塩むすびを食べる。 甘味と、塩味と、質量を感じる。 具もなく海苔もなく。 おかずも付け合わせもなく。 スマホもテレビもなく。 食べ物を適当にちぎって口に入れたり、 いまなんの味?と言われてはっきり言えないようなときは、 だいたい良くないと思うからだ。 ただ目をつぶって、じっと噛む。 ソウルフード、とはよく言ったもので、 僕も日本に生まれ育ったものとして おにぎりには並々ならぬ思い入れがある。 もしもパン食い競争の要領でおにぎりが吊るされてい
※記事の順番調整のための再掲です!見覚えある方はスルーしてください※ いやー、ついにこの日が来てしまいました。 バレたらしょうがねえと裏で好き勝手言ってたんですが、ついにお上の取り調べを食らったのです。その顛末があまりに絶望的だったので、ぜひみなさんにシェアさせていただけたら幸いです。 事の発端(晒しあげMTG発生)僕の会社はいろんな商品を仕入れて売るところで、担当業務はWEB集客なんですが、最近MTGで突然”晒しあげ”を食らったんですね。 それは、事業部メンバー全員(3
うちのZ世代たち、だいぶ評判が悪いです。 おととしが業績好調だったので、去年、営業部に人員を大量追加することになったのですが、「なんかリファラルって定着いいらしいよ!」とノリで雇用してたら大変なことに。というのも、言い出しっぺの人間がギャル大好き男だったんですね。 いまならあの有名な会社入れるぞ!しかもリモート!とギャルがギャルを呼び、日常がアパレル入社式状態に。しかもギャル好きマンはさっさと辞めてしまったので、オペレーションがだいぶカオスです。 今回は、そんな弊社の惨状
僕のようにお酒が飲めない人が飲み会を何故憂鬱に思うのか。 これについては昔からずっと考えてきました。 大きく5点ほどあったので順番にまとめてみます。 ①自分が嗜好しないもの(酒)がメインという違和感 そもそも”自然な興味”が持てないんですね。 僕にとって「飲み会行く?」は「カブトムシ鑑賞パーティー行く?」と大きく変わりません。酒とかカブトムシとかいいから、普通に食事会と言ってほしいです。 そんな気乗りのしないものにお金と気を遣い、加えて本来なら休めるはずの時間を遣うわけ
ひょんなことから、ボスに「お前が売り上げを落とした犯人だ!」と決めつけられ、急に会社勤めが空虚なものになりました。 もちろん冤罪だし、僕の個人目標は達成率200%とか超えてたんですけどね。うちのボスは、気に食わないヤツがいればたとえ数字を残そうが斬るエモーショナルな人なので、争うだけ損なのです。 誰とも関わらず、黙って仕事しよう。 そんな非生産的な決意を固めかけた時、僕はある集団と出会います。 それは、僕と同じく理不尽に日陰に押し込められた民たちでした。 ●ボスに現実を
今回はこれぞ大企業!という話です。 政治があって、派閥があって、犯人を捜して。 あんまり胸糞いいものではないかもしれませんが、一風変わった人間模様を見たい方はぜひ。 今の会社に誘ってくれた営業部のエース・シゴデキ君とケンカをした後、僕に忍び寄ってくる魔の手がありました。 「nemuさん、なんかあったんすか?」 彼の名は店長(ステーキハウスの店長みたいな顔だから)。 シゴデキ君が入社する前の旧エースで、典型的な女好き。好みの女性を入社させて周りに置くという荒業をやってのける
最近は”蛙化”なんて言葉もありますが、人間、気持ちが冷める時は一瞬なんだなあと。そんな風につくづく実感した事件の話です。 入社して1年近く経ち、上場企業のブランド力もあって会社の売上は飛躍的に向上。僕も集客チームの一員として、会社の中でも多少は存在感を出せるようになりました。 これには会社に誘ってくれた営業(シゴデキ君・27歳)も鼻高々です。 金曜の仕事終わりにはほぼ毎週サウナに行き、「次はどんな仕掛けをしようか?」と前向きに話し合うように。向こうは当たり前のように家族同
未経験の仕事から下積みして、ようやく希望のポジションで働けるようになった頃の話。 新たなフィールドで、さっそく障壁が立ちはだかります。 「職場に苦手な人がいる……」という方は、人間関係のモヤモヤ対策の一つとしてぜひ参考にしていただけたら。 今回の主役は同じ40代の女性社員。スーツだらけのオフィスに思いっ切りバンドTで現れるパンクなお方です。(以後、バンギャ姐さんとする) バンギャ姐さんはオウンドメディアの集客担当。自分で広告を書くより、外注のコントロールが主業務です。とり
はじめての仕事って、いくつになっても緊張しますよね。 電話研修に苦しんだ後だけに、カスタマーサポートとしての実戦デビューは気合が入りました。反面、僕は新人としてはあまりにマイペースな行動を取ることになります。 うまくいくかは不安でしたが……それが結果として、望んでいた仕事への道を切り拓いていくことになりました。 まず、マニュアルをぶん投げます 教えてくれた上司には悪いのですが、自分の言葉で勝負することにしました。これは僕の長所であり短所でもあるのですが、人と形式的に接する