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あい
2021年7月8日 16:46
「水を縫う」で有名な寺地はるなさんの作品。寺地さんの作品は、現実と物語の境界線が曖昧で、だからこそ心だけが少し旅に出ているような感覚になる。自分の生活からすっと抜けて、気付いたら物語の世界へ運んでくれる。強烈な感動や面白さで読み終わった後にもぬけの殻になってしまうような作品も魅力的だけど、生活の一部になってくれるような本は、あったかい紅茶を飲んでいる時のような安心感がある。物語の舞台で
2021年7月5日 18:11
「そして、バトンは渡された」で有名な瀬尾まいこさんの作品。素直に面白い、と感じた一冊。久しぶりに読み始めから終わりまで一気に読み切り、読み終わると生きるのが少し楽になる。自己肯定力が低くなっててモヤモヤしてる時に読んだので、少し救われた気持ちになった。自分に勇気をくれる人との出会い自分に合いそうな相手に出会った時は、感覚的になんとなく分かる。この人、笑いのツボが一緒だ、とか、たぶん私
2021年7月2日 17:44
初めて買った占いの本です。普段、基本占いは読まないようにしています。占いだけでなくTVなどのニュースもですが、何かと影響を受けやすい性格なので、自分の行動が制限されそうな情報はなるべく避けるようにしています。石井ゆかりさんは、私の憧れであり大好きな女優さんである石田ゆり子さんと雑誌で対談されているのをキッカケに知りました。ゆり子さんが書く文章は本当にいつも愛らしく、率直で素晴らしいのですが、
2021年7月1日 16:20
大好きな作家さんである伊坂幸太郎さんの最新作。伊坂さんは大学生の頃に強烈に好きになって、デビュー作からほどんど読み漁り、抑えきれない気持ちをA4の白紙に書き連ねてファンレターを送ろうとしたけど、あまりにまとまりのない未熟なラブレターだったため、結局出せず、そのまま捨ててしまった淡い記憶があります。久しぶりに読んだ伊坂さんの作品は相変わらず愛おしく、私が信じたいと思っている正義をストレートな言